春一番とは?2018年はいつ?気象庁の定義や意味について

花粉症

春が近くなると、テレビでしきりに「春一番」の言葉が出てきます。

春一番とはどういうことを言うのでしょうか?

それによって気象状況はどう変わるのでしょうか?

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春一番とは

春一番とは、北海道、東北、沖縄を除く各地域で、立春から春分の間に、その年初めて吹く南よりの強い風のことです。

日本海を進む低気圧に向かって南にある高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べて気温が上昇することが条件とされています。

 

春一番以降に同じような南風が発生すると、春二番、春三番とされます。

条件に当てはまるものがなく、発生なしとされる年もあります。

春一番を発表する気象庁

各地の気象台で春一番の予報を発表しています。

東京では東京都千代田区大手町にある地点での観測データに基づいて東京管区気象台が発表しています。

 

これが発表されますと、その日のテレビニュースでは強風に驚く人々の映像が流されますよね。

1951年以降、観測が続けられていますが、関東地方でもっとも春一番が早かったのは1988年の2月5日もっとも遅かったのは1972年の3月20日となっています。

2016年は2月14日、2017年は2月17日でした。

 

2017年の状況は、サハリン付近に低気圧があり、発達しながら北東へ進んでいました。

太平洋側の高気圧から低気圧に向かって風が強まり、気温が上昇したのです。

東京では午前10時までに、南南西の風の最大瞬間風速が18mとなり、気温が17.5℃まで上昇したのでした。

過去の春一番の災害状況

春を告げるこの南風ですが、時として災害をもたらすこともありますので注意が必要です。

山間部では雪崩を誘発する可能性があります。

あるいは川沿いにおいての融雪洪水の発生も考えられます。

海が荒れますから海難事故が発生してしまうこともあるようですね。

 

1978年2月28日には東京地方で春一番による竜巻が発生しました。

夜9時半頃に、荒川中川橋梁上を通過中の営団地下鉄東西線の10両編成の列車のうち後部3両が脱線しうち2両が横転するという事故が起きてしまいました。

竜巻による強風を受けたためです。

負傷者23名という事故になりました。

走行中の列車を竜巻が直撃する確率は50年から100年に一回と計算され、不可抗力による事故ということになったそうです。

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春一番の由来

さらに古くは、1859年(安政6)の旧暦2月13日に、現在の長崎県壱岐島沖にて強い南風により漁船が転覆し漁師53人が犠牲になったということがあったそうです。

 

それ以降、漁師らはこの時期の南風を「春一」、「春二」、と呼んで警戒するようになったのが春一番の由来ともされています。

しかし諸説ありまして、石川県能登地方や三重県志摩地方などでは昔から使われていたようでもあります。

 

新聞紙上で初めて使われたのは、1963年2月15日の朝日新聞朝刊の記事だったそうです。

地域差のある春一番

春一番が吹くということは、それまでの西高東低の冬型の気圧配置が崩れ、春が近づいたことを意味するのですね。

しかしまだまだ不安定な季節の変わり目となり、春一番の後には寒冷前線の通過に伴う寒さのぶり返しがあります。

 

平成に入ってからのデータを見てみますと、春一番がよく吹く地域とそうでもない地域があるようですね。

北陸、関東、九州北部は春一番の吹く確率は70%以上です。

特に北陸では90%以上となっています。

 

近畿、四国、九州南部はほぼ50%程度の確率となっていますね。

東海地方は吹く確率は50%に届いていませんでした。

日本海側に発生する低気圧の位置に影響されているのかもしれません。

春一番による花粉

さて、春一番の強風による災害に注意が必要であることはもちろんなのですが、それ以外にも気を付けなければいけないことがあります。

春一番の風により、一斉に大量の花粉が飛散するのです。

 

アレルギーの方は対策が必要ですね。

外出時にはマスクを忘れずに、洗濯物も外に干さない方がいいでしょう。

2018年の春一番はいつ?

この冬はラニーニャ現象の影響で冬型が強まり厳しい冬となります。

冬型の気圧配置が弛むのも遅くなるかもしれません。

 

したがって春一番も春分の日までに間に合うかどうかということになるかもしれません。

ひょっとしたら発生なしということになるかもしれませんね。

春一番で注意すること

さて、このように春の訪れを告げてくれるうれしい便りのような春一番ですが、実は気を付けなければいけないことが多いのですね。

 

強風による災害に注意してください。

花粉アレルギーの方は万全の対策をとってください。

 

春一番が吹いた翌日は冬に逆戻りすると考えてください。

冬物のコートなどはまだまだしまえませんよ。

 

そして寒い日、暖かい日を繰り返して本当の春になっていくのですね。

春分の日を過ぎれば桜の開花ももうすぐですね。

その辺からやっと春本番となるのではないでしょうか。

 

長い冬を耐えた後の春の到来はうれしいですね。

頑張って寒い季節を乗り越えましょう。

まとめ

春一番が吹いたからといって、油断大敵です。

本当の春はまだ先だと心得て、十分気を緩めないでおきましょう。

それでも、春が近いことには変わりありません。

やっぱり、うれしいですね!

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