ヒアリが日本国内で発見された場所は?刺された人の症状は?

港湾

ヒアリが続々と日本に侵入してきています。

今、現在全国で9ヶ所でヒアリが発見されています。

その対策や取り組みはどのようになされているのでしょうか?

私たちは何か対策をしないといけないのでしょうか?

在来種のアリは天敵との情報もありますが、これは本当なのでしょうか?

いろいろと疑問が湧いてきたので、調べてみました。

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目次

ヒアリの日本国内で確認した場所一覧

①兵庫県尼崎市

②兵庫県神戸市

③愛知県弥富市

④大阪府大阪市

⑤東京都品川区

⑥愛知県飛鳥村・春日井市

⑦神奈川県横浜市

⑧福岡県福岡市(国内初の被害)

⑨大分県中津市

環境省調べ(2017年7月27日時点)

ヒアリに日本で初めて刺される

福岡県福岡市では、なんと日本で初めて男性がヒアリに刺されました。

7月27日午前のことです。

中国から貨物船でやってきて、福岡市の博多港に陸揚げされたコンテナ内で搬出作業をしていた作業員が腕を1ヶ所、刺されたものです。

刺された周囲に発疹が出き、病院で診察を受けましたが、健康被害はないとのことです。

刺された周辺を調査してみた所、サナギを含む30匹ほどのアリが見つかりました。

そのアリは全て殺虫処理されましたが、死骸を調査したところ、ヒアリだと確認されました。

ヒアリの日本国内調査はじまる

ヒアリは5月にはじめて発見されてから、各地で発見が相次ぎ、環境省は中国からの定期航路がある68の港を2日から本格的な調査を開始しました。

ヒアリの生息がどこまで広がっているのか、早急に調査は必要ですね。

繁殖能力のある女王アリも発見されています。

と、いうことは、繁殖している可能性も否定できないということでしょうか?

大変心配になります。

ヒアリについては、早期の駆除が必須といいます。

まだ数が少ないうちに根絶しないと、ヒアリは拡大してしまうといいます。

ヒアリの好きな場所

・ヒアリは建物やコンテナの陰や隅、草が生えている所が好き

・ヒアリは油の匂いが好き

以上のような場所が好きなんだそうです。

公園とか、電気製品の中とか、危ないですね。

ヒアリが定着してしまうとどうなる?

ヒアリが定着してしまった台湾では、日常生活をマヒさせるようなことが起こるそうです。

家の外で遊ぶだけでヒアリに襲われ全身を負傷した例があったりします。

その子どもは、傷跡は残るものの、無事に回復したそうです。

ヒアリの取材に日本のカメラマンが、巣に近づいただけで襲撃されてしまったりしました。

それも靴の上から刺したのです。。

ヒアリは近づくものは全て敵、と見なします。

台湾では、2003年にヒアリを確認してから14年後の現在では、街中でも見かけるようになりました。

このヒアリは都市型に進化していて、電気の熱に集まる習性があるので、空港の滑走路のライトを故障させたり、ケーブルを破損させたりしています。

都市では電気で動いているものが多く、故障したら都市機能はマヒしてしまいます。

怖いですね。

ヒアリに刺されたら、どうなる?

ヒアリに刺されたという前述のカメラマンは、ヒアリに刺されたところが赤く腫れたそうですが、軽症で済んだそうです。

他の例では、最初はハリで突かれたような痛みだったが、翌日になってから膝から足首の方までパンパンに腫れ上がっていて、幹部の周り直径10cmくらいの部分に大きな水疱ができて、医者に行ったそうです。

アメリカでは、2013年にヒアリに刺された13歳の少年がアレルギーの反応が出て、死亡したということです。

腫れが4日くらいでひいた人。

腕を20ヶ所くらい刺されて、すごく痛かったし、腫れも1ヶ月続いた人。

赤い斑点ができて、かゆみがとまらなかったという人。

2匹に刺されて20分で倒れて、病院へ運ばれた人。

このようにヒアリに刺された時の症状は、人によって異なります。
テレビで放映していた症状のまとめをここに載せます。

 痛み、かゆみなど

 アレルギー症状、じんましんなど

 アナフィラキシー、息苦しさ、めまいなど

刺されたらどうしたらいいか?

軽度の「かゆみ」程度なら、市販のかゆみ止めの薬を塗っておけば大丈夫です。

また、刺された所を水で洗って、傷口をきれいにしておくといいでしょう。

水は冷やす役割もします。

後は様子をみますが、この時、決して一人ではいないようにすること。

アレルギー反応が出ることもあるので、一人でいることは危険です。

何かあっても、病院へ行けば大丈夫です。

早めに病院へ行って、抗アレルギー薬を打てばだいたい治ります。

まとめ

ヒアリはまだまだ日本ではある一定の場所のみでの生息のようです。

正しい知識と情報をいつもキャッチしていくようにしたいものです。

発見された地域の近くでは、油断しないようにして過ごしましょう。

また、発見した時は、自分で駆除しないで各自治体か環境省のち地方環境事務所に連絡しましょう。

ヒアリの大きさを比較してみよう!

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