目の疲労回復改善に効く、痛みをやわらげる7つの方法

メガネ

現代は、子どもや若い人もスマホやゲーム、パソコンなど、目を疲れさせる日常がいっぱいです。

「目をそれほど使っていない」という人もいるかもしれませんが、そういう人も散歩したり、テレビを見たり、日常で目を使わない時はありません。

それと誰もが加齢とともに経験する目の違和感や疲労感などの変化は、人間としての運命です。

目次

なぜ、目は疲れるの?

目は目標を見るために目の機能や筋肉をうまく使って、物を見ます。

目の機能や筋肉のうち、よく使われる機能や筋肉もあれば、それほど使われない機能や筋肉もあります。

 

人が何か目的をもってしようとする時、一種類の眼球運動ばかり使っているとその部分がこわばってきて疲労してきます。

 

目は脳とも繋がっているので、いつも同じようなパターンで使っていると、脳の方の回路も同じものばかり使っていることになります。

 

これが目の疲れになります。

ではどうしたら目の疲れや痛みを和らげられるのでしょうか

目の疲労改善や痛みに効く7つの方法

一般に言われている方法に以下の方法がありますが、全部やる必要はなく、自分に合ったものを試してください。

目のストレッチを実行する時はメガネを外してくださいね。

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目を温める

こわばった目の筋肉はゆっくり温めることによって、血行が改善し、だんだんほぐれていきます。

目の周りの血行が良くなると老廃物が流され、目の表面をガードする油が分泌されることによって、ドライアイの改善にもつながります。

目を温める

<やり方>

蒸しタオルを使って温めます。

タオルを濡らし、電子レンジで600wで40~50秒くらい温めます。

何度かやってみて、自分が適温だと思う温度を見つけてくださいね。

 

あまり熱いと、やけどをしてしまいますので、注意してください。

熱くなり過ぎた時は、タオルを広げて、バタバタしてくださいね。

 

すぐに冷えてしまうので、冷えてしまったらまた電子レンジにかけてください。

温めている時間が空いてしまいますので、もう1本、タオルがあるといいですね。

 

タオルの温度が適温だったら、軽く目を閉じ、まぶたの上に乗せてください。

理想的には10分くらい行うといいのです。

※お風呂に入ってる時にやると、タオルを温める手間が少なく便利です。
※最近は目を温める市販のホットパックや器具も売っていますね。
私はそれらを使ったことがないのですが・・・。

視力改善ストレッチ

まず、上下左右に目を動かします。

今度は斜め上下に動かしましょう。

 

そしたら、目を右回りにゆっくり2回まわし、次に2回早く回します。

その後左周りも同じ動作をします。

同じ動作を左目も行います。

目のストレッチ
遠くと近くを交互にピントを合わせます。

私が以前通っていたスポーツクラブで教えてもらったのは、手をぐーにして親指をたてます。

その腕を前にピンと伸ばし、その親指をじっと見てから、今度は遠くの一点ををじっとみます。

 

電車に乗っている時など、何か近くのものに視点を合わせ、遠くの景色に目をうつすのもいいと思います。

この動作を10回ほど繰り返しましょう。

何となくスッキリするのがわかります。

目のまわりのマッサージとタッピング

・目のまぶたを上から下、下から上へ優しく軽くなでてください。

けっして押さないでください。

これを10回やります。

 

・目の周りの上下を目頭(内側)から目尻にかけて軽くなでる。

これも優しくなでて、回数は10回です。

 

・人差し指、中指、薬指を使って、やはり目の1cm上と1cm下の周りのを軽くトントンと叩きます。

目頭から目尻、目尻から目頭を往復5回ほど、トントン叩きます。

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目のツボ刺激

仕事の合間やちょっとした時間に目のツボを押してみましょう。

たったこれだけでも視界が明るくなったり、目の緊張がとれたりします。

定期的にツボを押すことで、眼精疲労になりにくくなったりします。

 

ツボは刺激した時に「気持ちいい」と感じるところです。

ツボは押すと痛気持ちよかったりします。

 

ツボは「骨の脇」「骨の窪んだところ」に多くあります。

ツメをたてないようにして、指の腹で押すようにします。

机などにひじをつき、安定させるとしっかり押せます。

目のツボ
◯太陽

眉尻とこめかみの間にあるくぼみで、口を動かすと筋肉が動くところです。

そのツボに親指にあて、他の指で頭を支えるようにするとうまく押せます。

 

ツボを気持ちのいいくらいの圧でギュッと押すか、小さな円を描くように左右に5回まわすのを10回繰り返します。

強さは自分が「気持ちいい」と感じる強さです。
◯晴明

目頭の内側で、鼻の奥側の骨をつまむとあるくぼみのところです。

晴明は老廃物の流れを促します。

親指の腹で5秒ほど押します。
◯攅竹(さんちく)

眉頭の下の骨の下の窪んだところを一刺し指か中指をあてて、3秒押してゆるめます。

これを10回繰り返します。
◯承泣(しょうきゅう)

目の真ん中の下の骨のある小さなくぼみを中指で、下に向かって3秒押します。

これも10回押します。
◯魚腰(ぎょよう)

眉毛の中ほどにあるくぼみを人差し指か中指で3秒押してはゆるめを10回繰り返します。

頭皮のもみほぐし

指の腹を使って、こめかみから頭のてっぺんに向かってマッサージしていきます。

気持ちのいい力加減で、3分ほど行います。

穴覗きトレーニング

目に入る光の量を調整すると、遠くを見る力が養えます。

ボールペンの先などで紙などに小さな穴を開けます。

その穴に目を近づけて向こう側をのそきます。

 

こうすると、カメラの絞りと同じ現象で一時的にピントが調節できます。

いつもよりよく見える気がします。

全身のストレッチ

身体の各機能はすべてつながっています。

ですから身体を動かすことは全身の血流を良くして、体調を整えます。

 

ウォーキングや散歩などする時はまわりをジロジロよく見るようにしましょう。

あっちを見たり、こっちを見たり、あちこち目を動かしましょう。

目の運動になります。

 

また、遠くを見ることは、目のまわりの筋肉がゆるみます

目のまわりの筋肉は全身の筋肉ともつながっているので、身体もゆるむことができます。

 

ですので、できるだけ遠くのものを見た方がいいのです。

目を頻繁に動かすことによって、疲労物質を流すことができるのです。

眼精疲労に効く食材

日々、疲れからくる活性酸素を除去してくれるものに「抗酸化作用」をもった食べ物があります。

その中でも強力なのが『アントシアニン』です。

代表的なものに「ブルーベリー」「カシス」があります。

 

また人参やトマトなど色鮮やかな食べ物に含まれている「カロテノイド」も多く摂りましょう。

 

「カロテノイド」の中でも「アスタキサンチン」は特にオススメです。

アスタキサンチンは天然の赤い色素で「」「いくら」「かに」「えび」などに含まれています。

 

また、ブルーベリーとともに有名なのが、「ルティン」ですね。

これには「ほうれん草」「かぼちゃ」があります。

 

他にも「パブリカ」「クコの実」、「レバー」「うなぎ」もおすすめの食材です。

抗酸化作用のある食べ物は目だけではなく、全身の疲労物質も減らすのが期待できます。

まとめ

いつも働いてくれている大切な目。

ぜひ自分に合った方法を毎日の日課にして大事にしていきたいですね!

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