この冬を暖かく過ごすために、新しくカーペットやひざ掛けなど購入する場合、どんなものがいいのでしょうか?
材質によって、暖かさの感覚が違うって知っていましたか?
ちょっとそのことを考えてみましょう。
目次
私たちの体の熱の働き
体は触れたものによって、体の熱が上下します。
温かい時は、体の熱もその熱によって暖かくなりますが、寒い時は熱を奪われてしまいます。
また、気温によっても体の熱は上下しますね。
「寒い」と感じるには、体の熱が奪われているから。
普通の時より多く奪われてしまうと、「寒い」と感じたり、「冷え」を感じたりします。
材質による暖かさの違い
ですから熱が奪われないような材質のものが、暖かく感じて冬には適しているのです。
ではどのようなものが熱がうばわれないのでしょうか?
カーペットでいえば、ふんわりとしていて厚みがあるもの、毛足の長いものなどが暖かく感じます。
これらは表面の材質が暖かさに影響してきます。
ふんわりとしていて表面がでこぼこしていると、それだけ断熱効果のある空気を多く含んでいるため、暖かく感じるのです。
そういったものでは触れても体の熱が奪われないか、奪われる熱が少ないため、暖かいと感じます。
夏に使うゴザなどは、表面がツルツルしていて、網目が空気を逃がしているので、寒く感じます。
椅子や机も材質によって、触れた時の熱の感じが違ってきます。
金属製のものやスチールや鉄で出来ているものは、ヒヤッとしますよね。
そういう机で作業すると、手が冷たくなってしまいます。
木製のものでは、「木」が断熱性を持っているので触れた時の熱の奪われる感じがゆっくりになります。
ですからスチールなどのように、すぐにヒヤッとはなりにくいのです。
スチール製の机の場合は、机用のマットを敷くといいかもしれません。
どんな材質のカーペットが暖かい?
以上のようなことから、表面の毛足の長いものやモコモコしたものが暖かいです。
表面積が大きいものですね。
掃除をする時にちょっと面倒ですが、他のものより暖かいことは間違いないです。
寒さが気になる時はそういったものを選びましょう。
また、きれいに保つことを考えれば、ラグのようなあまり大きくないものを選ぶのも手ですね。
掃除や洗濯がしやすいものなどです。
衣服の材質
洋服もひんやり感じる材質のものがありますね。
冬用のものは、体が触る部分は暖かく感じる材質のものを選びたいですね。
フリースが内側についていたり、毛足の長いボアがついていたりするものが暖かいです。
ナイロンの裏地だけだと、ちょっと寒いですね。
ジーパンなども足を入れた時、ヒヤッとしますよね。
タイツなど下に履くといいかもしれません。
まとめ
家の中で暖かく快適に過ごすために、床も暖かくすると体感も違ってきます。
いろいろ工夫して、この冬の寒さを乗り切りましょう。
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