神奈川県座間市にあります鈴鹿明神社(すずかみょうじんしゃ)。
6世紀に第29代欽明天皇の御代に創祀されたと伝えられたいる歴史ある神社ですね。
境内の樫の古木は古いもので樹齢900年ともいわれているそうです。
また、境内の一部は縄文時代後期の平地式住居址として座間市指定史跡となっています。
こじんまりとした神社ですが、結婚式場があったり、七五三の時も大賑わいで、とても人気のある神社なんですよ。
初詣の際は屋台もたくさん出て大変な混雑となります。
本殿の前にはかなりの行列ができます。
初詣の状況をお伝えします。
目次
鈴鹿明神社アクセス
【場 所】神奈川県座間市入谷1丁目3500番地
【電 車】
小田急線座間駅より徒歩8分
JR相模線入谷駅より徒歩10分
【駐車場】あり(無料)
鈴鹿明神社は、座間駅を降りた後、坂道を少し歩きます。
正月は看板が出ているので、そのとおりに辿っていけばつくと思います。
鈴鹿明神社の御朱印
【初穂料】300円(社務所で)
御朱印帳:1,500円
御朱印帳はきれいな桜があって、美しい表紙です。
鈴鹿明神社オリジナルとのことです。
鈴鹿明神社のご利益
元巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督が、現役の時によく参拝に来たそうです。
鈴鹿明神社のご利益が、無病息災・五穀豊穣の他に、先勝祈願だということですので、そのことをよく知っていらしたのだと思います。
そして長嶋終身名誉監督は、日本一になったときには、しだれ桜を植えたとのことです。
その桜が今、とてもりっぱになっています。
素晴らしいご利益ですね。
鈴鹿明神社初詣の混雑状況
12月31日は夜から人通りも増えるでしょう。
終夜、お札やお守りの授与は行われます。
元日の夜は6時まで、2日からは朝8時から夕方5時までとなります。
授与所は1月の最終日曜日まで開かれています。
元日は朝8時半から御祈祷も行われ、かなり混雑しますが、2日以降は比較的ゆったりしているようです。
境内もそれほど広くないため歩き疲れることはありません。
駐車場もありますからアクセスも便利ですね。
鈴鹿明神社について
地元の方が自転車で行ったりするようなとても地域に密着した神社です。
御祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と素戔鳴尊(すさのをのみこと)です。
元日には、地元、星の谷・皆原・鈴鹿長宿はやし保存会三地区合同にてお囃子の奉納と獅子舞が披露されます。
鈴鹿明神社の初詣
境内がにぎやかに盛り上がります。
境内西側には鐘付き堂があり、参拝の皆さんが新年の思いを乗せて鐘を付かれます。
毎年、近隣の会社の社員の皆さんがそろってご祈祷を受けに来られています。
屋台も賑やかに出ていて、お参りの後、一息つく人が多いです。
境内には白梅、紅梅、椿の木がありお正月の境内を彩っています。
1月8日の消防出初式の後には、地元の消防団の皆さんが毎年消防車両のお払いに来られているそうです。
鈴鹿明神社の由来
鈴鹿という名前には諸説ありまして、8世紀にこの地が鈴鹿王の諸領地であったことからその王の名前がつけられたという説があります。
また伊勢(三重県)の鈴鹿の神輿が海上を渡御していた際、暴風によって漂流しそれが相模国入海の東峯に漂着した後、座間の鎮守としてそれを奉納したためという説もあるようです。
きっと遠い地の人がこちらにやってきたのでしょうね。
本当のところはよくわからないそうですが、面白いです。
まとめ
地元の皆さんに愛されている鈴鹿明神社。
座間、相模原、大和、海老名の周辺では有名な神社です。
私は何となくパワーを感じる神社だと思いました。
ぜひ、機会があれば行かれてみたらいいと思います。
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