春になって、日差しが明るくなってくると、汚れが目立つようになってきます。
軽い汚れならいいのですが、なかなか汚れが落ちなくて、困ることもあります。
汚れの性質によって、落とし方が違ってきます。
目次
家の掃除の汚れの原因
汚れの原因は、大きく分けると3つになります。
1.ホコリの汚れ(中性)
2.油よごれ(酸性)
3.水アカ汚れ(アルカリ性)
以上が混ざりあって、汚れになっていたりします。
汚れの原因によって効果が違ってきますので、使い分けるといいのです。
ここではお酢や重曹、クエン酸などを紹介したいと思います。
酢水やクエン酸は、環境にやさしい素材です。
お掃除のポイント
1.上から下へ、奥から手前に、掃除します。
2.洗剤はスポンジや雑巾につけて拭きます。
3.洗剤の拭き取りは、下から上へ拭きます。
これで液垂れが防げます。
4.軽い汚れをとってからひどい汚れを取ります。
酢水の用途
床・窓ガラス・鏡・家電に
※酢水は、酸性・抗菌・中和をしますが、強い臭いがあります。
酢水のつくり方
酢 カップ1
水 カップ1
スプレー容器用意(液体を入れる用)
酢水の酢は、穀物酢やアルコール酢などの調味されていない酢を利用します。
酢水をさらに、水で2~3倍に薄めた酢水にして使用します。
酢水について
酢水は酸性の水になります。
酸性の水は、雑菌が増殖するのを防いだり、アルカリ性の汚れを落とします。
アルカリ性とは、水アカ汚れなどです。
酢の臭いがしますが、時間とともに消えてしまいます。
酢水が利用できるところなら、水拭き仕上げはいりません。
クエン酸の用途
水アカ・尿・石鹸カスに
※クエン酸は、酸性・抗菌・中和で、無臭になります。
殺菌作用があり、カビを予防します。
クエン酸の水溶液は乾くと白く残るため、水拭きや洗い流しなどが必要になります。
クエン酸水の作り方
クエン酸 小さじ1
水 カップ1
スプレー容器用意(液体を入れる用)
容器に水とクエン酸を入れて、よく溶かします。
クエン酸は水道水で溶かすと、腐りやすいため、早く使い切ります。
そのためその都度、作るのがいいと思います。
お酢やクエン酸などの使用上の注意
大理石などの酸で溶けるものには使用しないこと。
また、鉄に使用すると錆びる原因になるので、使用しないこと。
お酢やクエン酸などの酢は、塩素系の洗剤と一緒につかわないでください。
有毒ガスが発生し、大変危険です。
白くこびりついてしまった汚れ
白いうろこ状の汚れは、なかなか落ちなくなりませんか。
水道の蛇口の部分や金具、浴槽の鏡の水垢の汚れなどです。
1.溶液を作り、塗ります。
・穀物酢などの酢水(酢1:水1)
・クエン酸水(クエン酸を小さじ1+水カップ1)
2.上を作って、スプレーします。
そしてペーパーやラップなどをして覆い、しばらくおきます。
軽い汚れならば30分ほどで大丈夫です。
ガンコな汚れの場合は、半日~1晩、そのままにして汚れを浮かせます。
汚れ具合をみて、時間を調整します。
3.ペーパーやラップをはがして、はがした物で汚れをこすり落とします。
4.水で洗い流し、かたく絞った雑巾で拭き取ります。
この時、まだ落ちていないようであれば、もう一度、1~3を繰り返します。
まとめ
環境にやさしい手作り水を使って、家の中をきれいにしていきましょう。
毎日の汚れが軽いうちに掃除をしてしまうと、掃除が楽になります。
それでも汚れが溜まってしまっても、酢水やクエン酸水の効果を試してみませんか?
化学薬品を使っていないので、小さなお子様のいるご家庭でも安心して使えます。
ぜひ、試してみてくださいね。
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