新宿・神楽坂にひどくおしゃれな外観の神社があるそうです。
何でも現代建築の第一人者で、新国立競技場の設計も手掛けられている、あの隅研吾氏の設計によるものなのだそうです。
赤城神社再生プロジェクトとして2010年9月に完成しました。
いったいどんな神社なのでしょう。
目次
赤城神社の基本情報
【所在地】 東京都新宿区赤城元町1-10
【アクセス】
東京メトロ東西線 神楽坂駅出口1より徒歩約1分
都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅A3出口より徒歩約8分
JR総武線飯田橋駅より徒歩約9分。
※駐車場もあります。
ご利用の際は社務所までお問い合わせください。
※参拝は24時間可能です。
赤城神社について
赤城神社と書かれた鳥居をくぐります。
そして境内へと入っていきましょう。
まっすぐ進んで階段を上りますと、向かい合う一対の狛犬が。
この狛犬は江戸時代に『加賀白山犬』として流行したタイプのものなのだそうです。
エジプトのスフィンクスににているのですよね。
左右で違う表情をしています。
さらに先に行きますと近代的な建築の社殿があります。
ガラスと木を巧みに組み合わせたデザインが斬新ですね。
2011年にグッドデザイン賞を受章しているのです。
扉は自動ドアになっているのですよ。
主祭神は岩筒雄命(イワツツノオノミコト)です。
主に、厄難の消除、学問芸術の神なのだそうです。
また赤城姫命という神様も合殿として祀られています。
こちらは良縁、安産、子宝、夫婦円満などの女性の願いを叶える神様だそうです。
赤城神社の由来
赤城神社の赤城は有名な「赤城の山も今宵限り・・・」の赤城です。
1300年に、上野国勢多郡大胡(現・群馬県前橋市大胡)の豪族・大胡彦太郎重治が牛込に移住した時、鎮守であった赤城神社の御分霊を牛込早稲田田島村(現・早稲田鶴巻町、元赤城神社の社地)に奉斎したのが創祀とされているのです。
1460年に太田道灌により現在の牛込見附付近に遷され、1555年には牛込氏により現在の地へと遷されました。
当時は赤城明神社という名前で1683年に江戸幕府により牛込の総鎮守とされたのです。
明治に入り現在の名前となりました。
戦時中の空襲により焼失してしまいましたが、1959年に全て再建がなされました。
しかしそこから約50年が経過し、老朽化もひどく再建することになったのです。
ただ、神社の資金だけではなかなか難しかったため、三井不動産レジデンシャルと氏子であった隅研吾氏の協力のもと現在のモダンな神社が出来上がりました。
赤城神社の末社
境内には菅原道真を祀った末社があります。
『蛍雪天神』です。
戦災で焼失してしまいましたが、蛍雪時代という受験生向けの雑誌を出版していた旺文社の寄付により再興されたものです。
学問芸術の神様なので、テレビ番組や映画のヒット祈願に訪れる関係者も多いようですね。
赤城神社の御朱印
社務所では御朱印もいただけます。
初穂料は300円です。
奉拝と書かれ、合わせて日付が書かれます。
そして赤城大明神、赤城神社、牛込総鎮守という三つの朱印を捺していただけます。
蛍雪神社の御朱印もありますよ。
こちらには桜の花びら、蛍雪天神、蛍雪天神印という朱印を捺していただけます。
御朱印の授与は9:00~17:00となっていますので、お気をつけください。
和柄の美しい御朱印帳が3種類あるんですよ。
古典、市松梅、雪うさぎです。
一冊1000円となっています。
赤城神社のお守り
そしてなんと、赤城神社にはゲゲゲの鬼太郎御守りがあります。
原作者の水木しげるさんがアニメヒットの祈願にこちらを訪れたことが縁でこの御守りが作られるようになりました。
鬼太郎のちゃんちゃんこ御守りと目玉のおやじ御守りがあります。
1個1000円です。
御守りはそれ以外にも、安産、縁結び、そしてペットの御守りなんかも揃っています。
境内にマンション?
境内の中には素敵なマンションがあります。
閉園した赤城幼稚園の敷地を利用して建てられました。
そのマンションの1階におしゃれなカフェがあります。
『あかぎカフェ』です。
あかぎカフェについて
ランチ、アフタヌーンティー、アルコール、ディナー、デザートと何でも揃っているようですね。
参拝の後の一服にぴったりですね。
赤城神社の縁結びのご利益について
さてこの赤城神社はご紹介しましたように縁結びの神様でもあるわけですが、その効果をさらに高めるために、近くにあります東京大神宮を合わせて参拝するという方法があるのです。
東京大神宮もまた縁結びのパワースポットとして女性に人気があります。
両方に参拝しますとご利益も倍増するようですよ。
東京大神宮
伊勢神宮の遥拝所として作られました東京大神宮ですが、東京のお伊勢さまとして広く親しまれており、また神前結婚式の創始者として知られていますね。
赤城神社のご神木
参拝したあと、拝殿右手にありますご神木を観賞してください。
しめ縄が巻かれていますからすぐわかります。
このご神木を撮影し待受にするのがポイントのようですね。
パワーを得られるそうですよ。
近くには善國寺
善國寺にお参りするということもできますよ。
神楽坂の毘沙門天として信仰されています。
毘沙門天は、新宿山の七福神の一人で、左手に宝塔、右手に矛を持っていて、甲冑を着ていて怒った顔をしています。
残念なことに毘沙門天像は、普通は見ることができなくて、見れるのは御開帳の時のみとなっています。
ご開帳は、正月、五月、九月の虎の日です。
2018年の最初の御開帳は1月10日(水)の9時~17時までです。
こちらにもお参りしてご利益をちょうだいできたらいいですね。
まとめ
神楽坂という風情ある場所に位置する赤城神社。
しゃれた喫茶店やレストランもいっぱいある神楽坂。
散策しながら、ぜひ訪れてみたい神社ですね。
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