あさイチ1/30の40代からの老化予防SPで揚げ物のAGEを減らす方法

りんごの老化

NHK「あさイチ」1月30日9時30分からの放送で若さを保つ健康ノウハウをやっていました。

タイトルは「美容と健康!40代からの老化予防SP」というものでした。

とても興味深いタイトルですよね。

若く見える人と老けて見える人では、何が違うのでしょうか。

見た目の若さと健康を手にいれるために出来ることはなんなのでしょうか?

ここではその中の番組内でやっていた「AGE」ということについて取り上げてみます。

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目次

AGEとは

AGEとは「Advanced glycation end products」の略で、終末糖化産物のことです。

体をつくっているタンパク質が食べ物によって変化した物質がAGEです。

 

今ではあらゆる老化の元凶と言われています。

年齢が老けて見えることやシワやしみの原因となる老化現象にこのAGEが関係しているのです。

ですからなるべくAGEの少ない食品をとっていくことが若くいられる秘訣です。

AGEが多い食品は

・プリンのカラメル
・肉や魚の照り焼き
・こんがり焼けたホットケーキ
・肉や魚が焦げたところ
・インスタントラーメン
・ジュース

上でわかるように見た目で焦げているものキツネ色のものはAGEが多いのです。

調理法でAGE値が変わる

AGEは調理温度が高いほど増えるのです。

タンパク質が糖に変わって老化物質になってしまいます。

ゆでる 70~80°

焼く 160~180°

揚げる 180°

こうしてみると、揚げるのが一番温度が高いようですね。

でも、揚げ物はおいしいし、食べたいですよね。

揚げ物のAGEを減らす方法

とんかつを作る

とんかつ

豚肉の重さの1/4量のレモン汁を用意します。

このレモン汁に豚肉を1時間ほどつけてから調理します。

レモンがない時はお酢でもOKです。

 

普通のとんかつは、16,800exAGEです。

レモン汁につけて作ったとんかつは、11,000exAGEです。

AGEは35%減りました。

 

番組では味見をしていました。

味はそれほどレモンの風味はあるけど、味は残っていませんでした。

風味はあるけど、酸っぱさとは違って、さわやかな香りがします。

AGEを抑えた野菜炒め

野菜炒め

油で炒める代わりに水で炒めるのです。

いわば野菜のウォーターソテーです。

ノンオイルで炒めるのです。

 

なるべくフッ素樹脂加工やセラミックのフライパンで、ほんの少しの水を入れて野菜を弱火か中火で炒めます。

最後にお塩を入れて、うま味をアップさせます。

 

野菜の種類やそのときの様子で少し焦げそうだなと思った時、水分がとんだときには、水を足せばいいんです。

味付けは塩、こしょう、しょうゆです

しょうゆの香りなのか、うま味なのか油がない味の足りなさを感じません。

 

油を使った野菜炒めは3,100exAGEです。

水で炒めた時は580exAGEになり、AGE値が1/5になります。

水で炒めるのに、水っぽくならないで、おいしくいただけます。

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AGEの摂取目安

一日にAGEを一日15,000exAGE以下にするといいということでした。

AGEを下げる食べ方

テレビでは、料理家のタカコナカムラさんがAGEが少ない調理法を教えてくれました。

AGEを体内で増やさないように以下の食材を一緒に食べるとよいとのことでした。

・きのこ類
・ブロッコリースプラウト

これらを一緒にとるといいそうです。

AGEを増やす原因

AGEが高い食べ物を食べてAGEが増える以外にも増えてしまう原因があるんです。

それは・・・。

・睡眠不足

・ストレス

・たばこ

・紫外線

こういった生活習慣も大事なんですね。

AGEが引き起こす病気のリスク

番組では久留米大学医学部教授の山岸昌一さんというAGE研究の第一人者がAGEが引き起こす病気のリスクを教えてくれました。

・脳梗塞
・心筋梗塞
・動脈硬化
・悪玉コレステロール増加
・がん
・アルツハイマー型認知症
・白内障
・歯周病
・不妊症
・更年期障害

などです。

いろいろな病気と関わっているんですね。

美容に関するシワやシミの他にもこういった内蔵系の病気とも関係が深いのですね。

だから健康寿命にもかかわってくる訳です。

面白かった双子姉妹の比較

番組内では70歳になる双子の姉妹のAGEの比較をしていて、とてもわかりやすく興味深かったです。

妹と姉の比較です。

 

写真を見ると妹さんが5歳上に見えます。

同じ遺伝子を持っているはずなのに、何で違うのでしょう。

 

それは生活習慣の違いからくるのです。

姉の生活習慣をみてみると、お寿司やさんで働いています。

忙しくて、食事の支度が間に合わない時は店の寿司のエビやウナギ、カッパ巻きなどを口にするそうです。

お寿司

一方、妹の方は焼き肉店で働いています。

お肉はあまり好きでなかったそうですが、結婚してからタレがおいしくてお肉もおいしく感じられたそうです。

焼き肉

AGEを比較しますと、お寿司の方が少なく、焼き肉の方が多いのですね。

 

また、姉の方は料理を作るのが好きで手作りの食事を心がけていました。

妹の方はインスタントラーメンが多かったのです。

野菜はたっぷりインスタントラーメンに入っていましたが・・・。

AGEはインスタントラーメンに多いのです。

ラーメン

また、お酒に関しては姉は飲まず、妹は大好きということで、やはり妹さんの方がAGEが高い生活です。

お酒のアセトアルデヒトにはAGEが多いですから。

こうしてこの姉妹には差がついてしまったのです。

AGEは見た目だけでなく、体内年齢も見た目と同じく老化しているのです。

まとめ

本当にこの番組の内容は面白かったです。

他にも若くいる秘訣にテロメアと骨のオステオカルシンを取り上げていました。

こうしたAGEオステオカルシテロメアの働きで老化が促進されるとのことです。

こちらもおって、載せていこうと思います。

AGE、ぜひ、気をつけていきたいですね。

★この日のあさイチでは骨ホルモンのオステオカルシンのことも話題に出ていました。
そちらの話題のことは、下の記事で紹介しました。↓

あさイチ1/30で骨ホルモンのオステオカルシンで全身が若返るって!

あさイチ1/30テロメアの老化を防いで伸ばす秘訣!

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