セスキ炭酸ソーダは、弱アルカリ性・中和・消臭・軟水化作用があります。
重曹よりアルカリ性が高くなります。
重曹と炭酸ソーダの中間のようで、重曹より水に溶けやすく、汚れが落ちやすいため幅広く使用できます。
また、セスキ炭酸ソーダは、油脂とタンパク質をある程度乳化できます。
目次
セスキ炭酸ソーダの使用箇所
洗濯、キッチン、部屋の掃除、バスタブ、スリガラス、壁のたばこのヤニ取りなどに。
入浴剤の配合成分としても使われています。
掃除用セキス水の作り方
・セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
・水カップ2と1/2(500ml)
スプレー容器などに入れて使うと便利です。
落ちにくい汚れも落とせます。
キッチン周りや床などに。
掃除用セキス水の使い方 1
スプレー容器に入れて、汚れを落としたいところにスプレーします。
汚れがサッと落ちない時は、汚れの程度に応じて、スポンジやブラシでこすります。
その後、水で洗い流します。
換気扇カバーなど、ベタベタしているところも、セキス水を吹き付けてから、雑巾で吹くときれいになります。
換気扇の汚れがガンコな時は、プラスチックの大きな衣装ケースのようなものに、大きなビニール袋をセットします。
そこにぬるま湯を入れて、セキス水を大さじ4位入れ、よく撹拌して、換気扇をつけておくと、1時間ほどで汚れが落としやすくなります。
掃除用セキス水の使い方 2
以前、NHKのあさイチでは、「セスキ煮」ということをしていました。
ガンコな汚れや焦げ付いたヤカン、ポットなどを大きな鍋に水3リットルに対して、セキス炭酸ソーダを大さじ1を入れて、その中に漬けます。
そうすると、しばらくすると焦げが浮き上がってきます。
きれいに洗い流せば、ヤカンがピカピカに!
ちょっとびっくりですけど、番組で紹介されていました。
洗濯用セスキ水の作り方
洗濯機に、水30L+セスキ水、大さじ1と1/2杯を入れてそのまま洗濯します。
襟汚れには、洗濯前にセスキ水を吹き付けて、5分置いてから洗濯すると、汚れが落ちやすいです。
ガンコでなかなか落としにくい襟汚れの強い味方ですね。
軽い汚れには、普通の洗剤の代わりに使えます。
また同じように洗濯すると、血液の汚れや汗臭さなどを落とすことも出来ます。
ですから枕カバーの洗濯にもピッタリですね!
取扱上の注意点
アルカリ度が強いので、手の皮脂もとってしまいます。
手荒れに注意しましょう。
ゴム手袋をするといいですね。
また、アルミ製品や表面が加工されているものには使わないようにしましょう。
アルミ加工は黒ずんでしまうし、表面加工がしてあるものは落ちてしまいます。
素材に不安があるときは、目立たない小さな部分で試してみてから使ってくださいね。
まとめ
どうでしょうか。
以外に簡単に作れるのがわかりましたか?
たくさんの掃除の市販製品でごちゃごちゃにならないで、セスキ水だけで、いろいろに使えて便利です。
状況に合わせて使えるのがいいですね。
ぜひ、お試しください。
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