スーパーで見かけたので買ってみた「とんぶり」。
どんな味なんだろうと興味深々!
とんぶりってどんなものでどうやって食べるのでしょう?
栄養はあるのでしょうか?
そして食べてみた結果をご報告します。
目次
とんぶりって?
とんぶりはアカザ科のホウキ木の実です。
私は「どんぶり」って言っていて、「違うよ、濁点がないんだよ!」って言われてしまいました。
とんぶりってどんなものなんでしょう?
とんぶりは枝をまとめて「ホウキ」に利用したらしく「ホウキ草」と言われてもいます。
最近、秋に公園や畑の一面に赤いコキアが見られる時があります。
このコキアがホウキ草です。
その実がとんぶりです。
この実は直径が1~2ミリほどで、魚の卵のような見た目です。
実は赤っぽい緑色になったところが食べごろで、旬は10月~11月頃が食べごろです。
とんぶりはサメの卵のキャビアに似ているところから、「畑のキャビア」などと呼ばれたりもしています。
刈り取りは葉が黄色くなってから、穂を刈り取り、脱穀して、7~10日間天日干しで乾燥してから、茹であげます。
そして水でさらして皮をとっていきます。
皮をとるのが大変そうですね。
加工などすると、口に出来るのは冬以降になってしまいます。
加工します。
コキアとは
原産国は南ヨーロッパやアジア地域になります。
草の丈は、0.5メートルから1メートルくらいです。
丸くこんもりとした草木の形です。
秋になると赤くなった丸い草木はとてもかわいい印象です。
荒涼とした土地でも育ち、強い生命力があります。
日本に渡ったのは平安時代と言われています。
栽培は江戸時代と、歴史が古いです。
とんぶりの味
生の状態のとんぶりは畑のキャビアと言われるほど、美味しいと言われています。
が、私が食べた印象はそんなに味としては蛋白な味だと思いました。
プチプチした食感は楽しいですが、味はクセも無く、あまり味はしません。
とんぶりの使い方
とんぶりはすぐに食べられるような形で売られているので、いろいろな料理のトッピングとして利用できます。
サラダ、パスタや納豆にトッピングや混ぜたり、豆腐の薬味のように使ったり、卵料理に混ぜても使えます。
そのまま単独でも食べられますが、味がしないので何かと一緒の方がいいかもしれません。
単独で食べる時は、酢醤油や味噌味などと合います。
あまりクセがないので、何にでもあって使いやすいです。
とんぶりは栄養あるの?
コキアの実であるとんぶりは古来から中国が漢方として利用していました。
とても小さな実に似わわず、ビタミン・ミネラルがとても多く含まれています。
βカロチンやビタミンB、ビタミンE、ビタミンK、他ビタミン類が含まれています。
ビタミンEはなかなか他に含まれているものが少ないので、貴重な食材です。
それと鉄や亜鉛、銅なども含まれています。
他にもサポニンというものも含まれていて、サポニンは気になる中性志望やコレステロールの値を抑制するということなので、とても優れた食品ですよね。
またカロリーは100gあたり90カロリーほどです。
糖質は100gで5.8gです。
カロリーも糖質も他の植物より高めですが、それほどたくさん食べるものではないので気にすることはないと思います。
とんぶりの購入先は?
先日、スーパーで「とんぶり」が売っていたので、好奇心旺盛な私は買ってみました。
他にもアマゾン、楽天他の通販でも購入できます。
私が買ったとんぶり紹介
私がスーパーで購入したのはこちらです。
真空パックになっていました。
こうすると、1年を通して利用でき食べられます。
とんぶりは秋田の名産の食材だということですが、私が購入したのも秋田産でした。
「畑のキャビア」とありますね。
裏には
江戸時代より先祖伝来の特殊技法で加工した特産品で、どんな食材とも合う淡白な味が食通にも好評をいただいております。
とあります。
また裏に書いてあった食品成分表示は以下の通りです。
栄養成分表示:100gあたり | |
エネルギー | 101ml |
たんぱく質 | 6.9g |
脂 質 | 4.1g |
炭水化物 | 0.0g |
食塩相当量 | 0.0048g |
このとんぶりはこのまま洗わずに使えます。
お手軽ですね。
後ろに書いてある「召し上がり方」にツナマヨとんぶりがありました。
とんぶりにツナ缶を加えてマヨネーズで和えたものです。
これ、とっても美味しかったですよ!
写真無くてごめんなさい!
代わりに私が作ったサラダはこちらです。
とんぶりのレシピ
・豆腐とオクラのとんぶり和え
豆腐と茹でたオクラととんぶりを和えます。
味は醤油、マヨネーズで加えます。
が、自分で好きな組み合わせであえてみても面白いと思います。
・チーズトースト とんぶりのせ
普通に食パンにチーズをのせ、その上にとんぶりをのせてトーストします。
何も調味料はいりません。
チーズの塩気が調味料になってます。
・とんぶり納豆和え
こちらも納豆にとんぶりを入れて合えるだけです。
ここにもずく他、海藻を加えてもいいですね。
まとめ
あまり食べる機会がない「とんぶり」ですが、見かけたらぜひ買って食べてみてください。
栄養満点で蛋白な味なので、好き嫌いなく誰でも食べられると思います。
ぜひ、お試しくださいね!
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