上野東照宮ぼたん苑2019!冬ぼたんと寒ぼたん

ぼたんの花

只今、上野東照宮ぼたん苑では寒さ避けのために「わらぼっち」(藁囲い)を施した、冬ぼたん40品種、200株が咲いています。

花の少ないお正月に縁起の良い花である「冬ぼたん」を鑑賞しに行かれませんか?

目次

上野東照宮 冬ぼたん2019

2019年の冬ぼたんは1月1日より開苑で見ることができます。

おでかけのついでに寄ってみてはいかがでしょうか?

【開催期間】 2019年1月1日(火)~2月24日(日)※期間中無休
【場 所】 上野東照宮ぼたん苑
【住 所】 〒110-0007 東京都台東区上野公園9-88
【開催時間】 9:30~16:30(入苑締切)

【料 金】 大人(中学生以上)700円
※小学生以下無料
団体(20名以上)600円
東照宮社殿共通拝観券1,100円

【アクセス】JR上野駅 公園口より徒歩5分
京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分
東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分

アクセス詳細

JR上野駅広小路口
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上野恩賜公園の西郷隆盛像
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寛永寺清水観音堂の先の上野大仏
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上野動物園に行く道沿い
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上野東照宮大石鳥居くぐる
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東照宮社殿に向かう参道の左側に上野東照宮ぼたん苑入り口あり
(料亭のような情緒ある入口です)

上野東照宮ぼたん苑について

ぼたん

上野東照宮ぼたん苑は上野公園の隣、上野動物園の側にあります。

冬ぼたんの展示は、1980年(昭和55年)に日中友好を記念して開苑しました。

 

現在は、中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種を含め500株以上のぼたんがあります。

ちょうどこの冬の花の少ない寒い時期に、お正月の縁起花として開花を抑制栽培の技術を使って開花させている「冬ぼたん」が華麗に咲いています。

 

抑制栽培の技術を使って開花させたぼたんを「冬ぼたん」と言っています。

新春に華やぎを添える冬ぼたんは、丸2年を費やし育成されています。

 

そのほか上野東照宮ぼたん苑では、「寒牡丹」も楽しめます。

また上野東照宮ぼたん苑では、ぼたんの鑑賞だけでなく、1月の下旬からはロウバイ、早咲きのウメ、フクジュソウなど様々な花木も咲き、苑内で楽しめます。

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「お休み処」から眺める冬ぼたんのすばらしさ

苑内に平成27年にリニューアルされた「お休み処」があります。

この「お休み処」から見る光景が素晴らしく、五重の塔枯山水の庭園に冬ばたんのワラボッチされた様は見処です。

 

またこの「お休み処」ででは温かい甘酒お茶も味わえるので、ゆっくりとくつろぎならがら、冬のピンと張り詰めた寒い日でも落ち着いて鑑賞することができます。

東照宮にてこの時期だけの「ぼたん守」が買えます

上野東照宮に入場するには、拝観料が必要になりますが、境内で購入できるお守りにはこの時期だけの限定「ぼたん守」があります。

幸せに導く薄ピンク色でぼたんの絵柄がついたお守りです。

 

ぜひ、手に入れてくださいね!

また東照宮でいただける御朱印はぼたんの印になっていますよ。

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寒ぼたんとは

ほたんには、春にしか咲かない一季咲きの品種春と冬に咲く二季咲きの品種があります。

二季咲き性のぼたんは春にだけ咲く一季咲きぼたんと区別して、寒ボタンと呼ばれています。

 

昔は寒ぼたんの観光地も多かったのですが、育成が難しいことと冬に開花するようになるまで数年かかるということで、鑑賞できるところが少なくなってきました。

秋に葉を落として開花時期を遅らせて、冬に藁囲いをして暖かいところにおくことで開花するようにします。

 

秋に葉を落としているために寒ぼたんは花が咲くときには、ほとんど葉がありません。

寒ぼたんは自然の状態で花が咲くので、気候の状態やその他によって開花しないで終わってしまうことも多いのです。

着花率は2割以下といわれています。

そんな栽培の難しい寒ぼたんも楽しめますよ。

冬ぼたんとは

寒ぼたんは育成が難しいため、春咲きの品種を温室で栽培し、冬に咲かせたものです。

本来、春に開花するぼたんを、春夏に寒冷地で開花を抑制して、秋には温度調節をして冬に備えます。

 

シーズンが近づくと温室から鉢ごと土に埋め込まれたものが冬ぼたんになります。

 

この作業は丸2年かかり、冬の時期を春だと思いこませることによっての開花になります。

冬ぼたんは青い長い茎と大きな葉が特徴です。

こうして寒い冬にも美しい花が鑑賞できるという訳です。

寒ぼたんと冬ぼたんの見分け方

上のような育成の違いがあるのですが、寒ぼたんと冬ぼたんの見分け方は、葉のあるなしになります。

葉のないものが「寒ぼたん」。

葉があるものが「冬ぼたん」になります。

 

見分け方は簡単ですね!

花がほとんど咲かない時期に咲いて、人の心を和ませてくれる冬ぼたんですが、花を咲かせるにはさまざまな努力をしてくれているのですね。

ぼたんの花言葉

「富貴」

ぼたんのことわざ

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

芍薬も牡丹も共に美しい花で、百合は清楚な花であることから、美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容することば。

芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせ、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける。

百合は風を受けて揺れるさまが美しい。(故事ことわざ辞典より)

まとめ

この花の少ない時期にお花見、いかがですか?

ぼたんの花の華やかなんだけれども可憐で気品高い姿をぜひ、見にいきたいですね。

都心にあるぼたん園ですので、帰りには寄るところがいっぱいあります。

気軽に行きましょう。

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