最近では睡眠のことが取り上げられることが多くなっている気がします。
それだけ、うまく寝るということができていない人が多いということなのでしょうね。
目次
睡眠の役割
人間は、人生の3分の1を睡眠に当てています
心身の健康のために質のいい睡眠というのは、とても大切になります。
正しい生活は質のいい眠りをつくります。
睡眠の役割には、3つの役割があります。
1つ目は疲れを取り除くことです。
脳の疲れは眠ることでしか回復しません。
脳が休むことがとても大事で、脳が休めば身体も疲労から回復します。
2つ目は代謝と深く関わる成長ホルモンの分泌を眠ることによって、活性化させます。
成長ホルモンは睡眠中に分泌され、血の巡りを良くします。
3つ目は眠ることによって免疫力を高めます。
睡眠中は、交感神経の緊張がほぐれ、副交感神経が働きます。
交感神経は、興奮状態の時に働きます。
副交感神経は、鎮静状態の時に働きます。
そうすると、免疫細胞の働きが活発化し、免疫力が高まります。
体内に睡眠物質がたまることで、眠気はおきますが、これは体温の変化と深く関わっています。
体温が下がると、副交感神経が優位になって眠くなります。
普通、人の体温は午前3時~5時頃に最も低くなり、この時間帯が一番眠くなります。
熟睡するには、体内リズムを整えることが大切で、体内リズムが乱れると不眠に繋がります。
快適な睡眠環境を整えることも大事です。
そして、できるだけ規則的な睡眠時間を確保することが大切になります。
どう快適な睡眠環境を整えたらいい?
1.自分に合う枕を選ぶ
眠る姿勢は背骨が自然なカーブを快適に保てるかどうかが大事です。
仰向けに寝ると、腰が地面から浮いてしまいます。
その空間を埋めて身体への負担を和らげるのが枕の役目です。
枕を選ぶ時は、頚椎(首)の深さが収まる深さを確認すること。
高すぎると背中が浮き、、肩こりの原因になります。
低すぎると、頭が心臓より下がり、血行不良で顔がむくんだり、よく眠れなかったりします。
2.寝返りしやすい寝具
寝返りが楽にできる寝具が大事です。
あまりフワフワの布団だと、寝返りがしにくく、姿勢の面でもよくないので気をつけましょう。
硬すぎず、柔らかすぎずが大事ですね。
また敷布団に触れている部分にこもる湿気や熱は、寝返りを打つことで放出されます。
ですから寝返りがしやすいか確認してみましょう。
3.昼寝はしてもいい?
昼寝の時間は15分~20分に。
ちょっとウトウトするだけでも、起きた時頭がスッキリとします。
夜の寝付きが悪くならないように、この時間にとどめておきましょう。
4.カフェインの取り方は?
カフェインは神経を興奮させる成分を含んでいるので、たくさん飲むと眠れなくなります。
一日にとる量をカップ2~3杯で150ml以上のカフェインで寝つきが悪くなると言われています。
5.眠りにいい食べ物は?
個人差もあるが、牛乳には鎮静作用のあるタンパク質(モルヒネ様ペプチド)や、眠りをコントロールするセロトニンの生成に欠かせない物質(トリプトファン)が含まれていると言われていますがどうなのでしょう。
この量が微量であるとのことで、眠りを誘うほどの効果はないと言われています。
またサニーレタスには眠気を誘う物質(ラクッシン、ラクットピコリン)が含まれている。
納豆や豆腐など、神経性の不眠に作用するビタミンB12を含む食べ物もあります。
こうして環境を整えて、よい眠りを得て、毎日を快適に過ごしましょう。
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