私は北海道に旅行へ行った時にハッカ油に出会いました。
それ以来、ハッカ油のファンになり、日常で使うようになりました。
そして調べていくといろいろな使い方や効用があることがわかりました。
目次
ハッカの種類
ハッカは世界で栽培されて、利用されていますが、英語では「ミントMint」・ラテン語(イタリアやスペイン)では「メンタMentha」と言われています。
日本では「ハッカ」ですね。
ハッカはシソ科で、葉っぱに触った手の匂いを嗅ぐと、スーッとする清涼感のあるいい匂いがします。
園芸店などでは、春先に苗がよく売られていたりしますね。
道端にも雑草のように生えていたりするのを見ることがあります。
見ればわかる通り、結構丈夫で、何も手入れをしなくても次々と増えたりします。
ハッカ油は草の品種によって、その含有量が違いますが、一番多く含まれている「和種ハッカ」でも、1~2%しか含まれていないので、たくさんのハッカが必要になります。
ハッカには100種類以上の成分が含まれていて、品種の違いによって、「香りや風味」が違ってきます。
主な種類は以下になります。
![ハッカ・ミント](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/5263207e3b0aebcbbf406bb5270f243f_m.jpg)
和種ハッカ
和種ハッカには「ハッカ脳」という主成分が多く含まれていて、ペパーミントはメントフランという成分が含まれているのですが、和種ハッカには含まれていないので、ペパーミントとは区分けされます。
洋種ハッカ
ミントの代名詞のようになっている「ペパーミント」は、原産地がアメリカ・インド・地中海沿岸・ヨーロッパ・ロシアなどです。
和種ハッカのハッカ脳より含有量が少なく、いろいろな用途に使われるようになっています。
スペアミント
![スペアミント](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/3d6e50981acd6571d09a443a2a86f1e3_m.jpg)
ヨーロッパやアメリカでよく料理に使われている品種です。
原産はヨーロッパなのですが、今やアメリカ産も多く栽培されています。
他のミントより、繁殖力が強く、病虫害や悪天候にも強い品種です。
日本ではオランダ船が運んだとされていて、当時は日本では定着しなかったということです。
主成分が芳香成分の「カルボン」となり、その他苦味がある成分の「プレゴン」も含まれているため、当時の日本人の口には合わなかったのでしょう。
いろいろな品種のハッカ
世界にはいろいろな種類のハッカがあり、上の3種類の大分類の中に品種として、100種以上あります。
用途もいろいろで、精油を利用するものや、葉を料理に利用したり、お茶にしたりするものがなどあります。
![ハッカ油](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/CIMG0336-2.jpg)
天然ハッカと合成ハッカ
ハッカには、自然から採れたものと、化学反応で合成して作られたものとがあります。
天然のものは、その年の出来や天候などによって、構成する成分に微妙な差が出ます。
ハッカの製品としての原料は、90%が合成のものから作られていると言われています。
合成のものは、安定した品質のものが得られるため作業効率やコスト面でメリットがあります。
ハッカ油の効能
梅雨の時期、こんなとき、ハッカ油があるとスッキリします。
イライラも解消!
私はハッカ油が大好きです。
![](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/CIMG0347.jpg)
そしてこんな本も見つけました。
前田京子さんの「はっか油の愉しみ」です。
前田京子さんもハッカ油が大好きだそうで、ハッカ油との出会いと、その使い方がいろいろ載っています。
私もこれを参考にしていろいろ試しています。
何より、ちょっとスプレーするだけでスーとして気持ちがいいのです。
とってもさわやかな香りです。
勢いよく吸い込みすぎないように注意しましょう。
このハッカ油の原産地である中近東では、お茶として飲まれているそうです。
西欧諸国ではハーブの一つとして用いられていて、中国では漢方薬にもなっているそうです。
ギリシャ神話や聖書にもハッカが出てくるのです。
こんなみかしから使われていたのですね!
料理にも使えるし、香料としてもいいし、とても便利なものです。
ハッカ油の楽しみ方
・香りを楽しむ。ハンカチやおしぼりにたらしても。
・切り花の切り口にハッカ油をつけると長持ちします。
・汗臭い靴などに
・足のムレと臭い消しに
・ホテル、住宅のスリッパの臭い消しに
・ペットの臭い消しに
・ゴキブリ・ネズミ・ネコよけに
・飲み物に。つまようじでちょっとつける。
・ドライブの時の眠気覚ましに。
・カラスよけに。ゴミ袋にスプレーすると寄って来ません。
・ハッカ風呂に
いろいろな愉しみ方があります。
自分で工夫して、楽しんでみるのも面白いですね!
![](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/06775610c70f65063d907f500c8ab662_m.jpg)
![](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/CIMG0342-2.jpg)
ハッカ油をアロマテラピーで使う
アロマテラピーでよく使われるのは、西洋種のペパーミントやスペアミントですね。
頭や体が疲れきっている時、その香りを嗅ぐだけで、主要成分のメントール(ペパーミントの場合)やカルボン(スペアミントの場合)が脳の中枢神経に働き、疲れをとってくれます。
緊張や興奮を鎮めてくれるのです。
天然のミント系の精油は、昔からよく使われています。
風邪の頭痛や鼻づまりにも症状を和らげてくれます。
何かと便利に使えるのですが、アロマテラピー用は、ちょっと知識がないと、使いにくいところがあります。
![](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/07/CIMG0345-2.jpg)
でも、ハッカ油なら手軽に使えます。
何かと便利に使えるので、量に気をつけていろいろ試して、好みに合わせて使うととてもいいですよ。
まとめ
ハッカ油は気軽に使えて、使い勝手がいい、すぐれものです。
これからの夏には、特にもってこい、って言う感じです。
気分をスッキリさせてくれます。
ぜひ、試してみてくださいね。
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