強い毒性を持つヒアリが国内でいろいろな所で見つかっています。
2017年7月5日には、今度は兵庫県尼崎市のコンテナの中でヒアリが見つかったとか。
その数、なんと500匹も・・・!!
また、女王アリも2匹もいたのだとかいうことです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000081-jijp-soci.view-000
そして、6日には、東京港の大井埠頭のコンテナ内でも見つかりました。
これで日本国内で発見されたのは、5ヶ所にもなります。
これからの国内での繁殖が心配されるところです。
目次
ヒアリの女王アリの大きさを働きアリと比較
ヒアリの大きさを働きアリと比較して見ると、その大きさは断然大きいです。
ヒアリの女王アリの大きさは体長が約1センチにもなります。
働きアリの方は、2.5~6ミリほどと、ばらつきがあります。
働きアリには小さいサイズのものと大きいサイズのものがいて、それぞれ役割があるようです。
小さいサイズのものは、巣の中の仲間の世話をして、大きなサイズのものは、餌の趣子を細かくしたり、巣を掘ることを担当しています。
ヒアリと普通のアリの大きさを比較
普通のアリと比較すると、同じようで識別が難しいようです。
普通のアリの女王アリも大きいですからね。
ヒアリのアリ塚の大きさは?
ヒアリは、コロニーを形成して、ドーム状のアリ塚を作ります。
土で造られているアリ塚で、直径は25~60センチにもなり、高さは15~50cm、深さは180cmと、とても大きいです。
巣の中にはたくさんの巣の部屋があります。
そして、そのコロニーの中には、数万~数十万のヒアリが暮らしているのです。
恐ろしい数ですね。
ヒアリの繁殖力
女王ヒアリは一日に最大2000~3000個の卵を産みます。
一生の間には、200~300万個にもなります。
また、アリ塚を作って大きくなるのは、2~3年かかります。
ヒアリの攻撃力
ヒアリは、他のアリと同じで女王アリと働きアリがいて、働きアリは女王アリを守っています。
小さいサイズの働きアリは、1回の攻撃で7刺します。
お尻に毒針を持っていて、これで刺します。
大きなサイズの働きアリは、4刺しで、小型のものの方が攻撃力が強いのです。
また、女王アリが新女王やオスを産む時期には、1刺しの毒の量が1.5倍になるんだそうです。
コワイですね~!!
ヒアリの毒
ヒアリに刺されると、ひどい激痛があり、刺された所が赤くなって、腫れます。
また、ヒアリは同じ場所を何度も刺すために、同じような所に複数の膿疱ができます。
また、刺された後に治癒する期間は、一週間程ですが、ヒアリに以前刺されたことがある人は、過剰反応を起こして、死に至ることもあるので、注意が必要です。
ヒアリに刺されて死ぬ確率は、14万人に1人なので、そんなに高くはないようです。
ですが、ヒアリに刺されてしまう人は、アメリカでは年間1400万人にもいて、毎年100人も死亡しているとのことですから、油断はできません。
まとめ
ヒアリの大きさは普通のアリとあまり変わらないのでは、なかなか見分けが難しいですね。
ヒアリの特徴は、触角の先に2節のふくらみがあること、お腹の辺に2つのこぶがあることなどです。
とにかく日本国内にヒアリが住み着かないようにしてもらいたいものです。
ヒアリが日本の神戸で発見された!刺されるとどんな症状に?その対処法は
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