夏場はたくさんの汗をかき、体内のミネラルが失われやすいですね。
そんな時期にこそカルシウムやミネラルたっぷりのひじきの出番です。
ひじきを上手に取り入れて、夏の疲れを乗り切りましょう。
ひじきを食卓に摂りいれるにあたって、ひじきを調理するときに気をつけること、戻し方、使い方などを紹介しています。
目次
ひじきはカルシウムが豊富
日本人はひじきとの関係は、縄文時代からと言われています。
ひじきにはカルシウムやミネラル、食物繊維が豊富で、日本人のカルシウム摂取を助けてきました。
カリウム、リン、鉄、亜鉛なども含むよく食べられてきた伝統食です。
ひじきの役割
ひじきはカルシウムの他にも食物繊維も豊富なので、便秘の解消に役立ちます。
また糖やコレステロールの吸収を抑えます。
ひじきの栄養の亜鉛は味覚や臭覚を助ける役目もあり、ビタミンB2は粘膜をつくる役目もします。
海藻に多く含まれているヨードですが、もちろんひじきにも含まれていて、これは甲状腺ホルモンの分泌に大切です。
ひじきは漢方でも血のめぐりを良くするとされ、健康や若さを助けるものとされています。
生ひじきと乾燥ひじき
現在スーパーでは生ひじきと乾燥したひじきが売られています。
生ひじきは魚売り場に並んでいますね。
最近では缶詰になっているひじきもあります。
手軽に利用できていいですね。
多くの家庭では、乾燥ひじきを使うことが多いかもしれません。
日持ちがするからいいですね。
※ひじきの種類についてはこちらに載っています↓
乾燥ひじきの戻し方
ひじきは微量のヒ素が含まれていますが、大量に食べなければ体に悪影響がありません。
詳しいことは農林水産省でも言われています。
ですが、なるべくなら少しでもヒ素を減らしたいですよね。
それで以下の戻し方を推奨します。
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1.ひじきはたっぷりの水で戻します。
水には30分以上つけて置くようにします。
するとひじきが戻ります。
2.30分たったら、ふたたびボールの中に水を入れて、2~3回すすぎます。
3.ひじきの水気をきって、調理に使います。
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これで乾燥ひじきはもどり、ヒ素もだいぶ抜けました。
ひじきは水戻しをしたり、調理したりしても栄養素はそれほどなくならないので大丈夫です。
<注意>戻した水は調理には使わないようにしましょう。
ヒ素が水の中に溶け出ています。
缶詰のひじきの使い方
缶詰のひじきは大方洗ってあります。
ですが、調理する前によく洗ってから使いましょう。
生ひじきの使い方
水に入れて茹でて、5分くらいしたらお湯を捨てて、また水で少し茹でてからお湯を捨ててから水洗いしましょう。
ひじきの利用方法のヒント
ひじきは油分が少ないので油やタンパク質と相性がいいです。
カルシウムの吸収をさらにアップさせるため、タンパク質やビタミンD,クエン酸を含む食材と一緒にとるといいです。
工夫でいろいろな料理に使えそうですね。
・ひじきはそのままサラダに!
・煮物
・ゆでたじゃがいもと混ぜてポテトサラダに
・豆腐にのせる
・ひじきのピザトーストなど
まとめ
ひじきは栄養のバランスがいい食材です。
体に良くないものは摂りたくないですが、すべての食材は多かれ少なかれなんらかのプラス面とマイナス面があります。
きちんと対処していけば大変有用な食品です。
きちんとわかって知識をもってのぞみましょう。
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