“東京一の藤の名所”と言われて有名な亀戸天神社の藤まつりが行われます。
4月下旬頃から見頃となる薄紫の藤の花は、とても美しく、池の水辺に映る藤もライトに浮かび上がる藤も見ごたえがあります。
ところが残念なことに2020年の藤まつりは中止となりました。
しかし、藤まつりは中止でも亀戸天神の境内の藤は鑑賞することができます。
この藤の花は、由緒ある藤で、五代将軍綱吉公、八代吉宗公が訪れたという記録があり、江戸の名所となっています。
目次
亀戸天神社のアクセス
【所 在 地】 江東区亀戸3丁目6番1号
【入 場】 無料
【アクセス】東武亀戸線「亀戸駅」・JR総武線「亀戸駅」、「錦糸町駅」から徒歩15分
亀戸天神社への行き方道順
亀戸駅で降りると、駅に亀戸周辺の地図がラックにありますので、ぜひ、それをもらってください。
手描きの地図ですが、わかりやすくとても役にたちます。
その地図を持っていると、迷うことはないと思いますが、道順を一応説明しておきます。
亀戸駅北口の亀戸十三間通り商店街を亀戸駅を背にまっすぐ行きます。
信号5つ目は、「亀戸5丁目」の信号に突き当たり、「蔵前橋通り」があり、十字路になっています。
駅を背にすると、十字路の右手に「亀戸梅屋敷」があります。
その十字路の道路を渡ってから、左に曲がります。
そして、左に曲がってからの信号3つ目に亀戸天神社の赤い柱が見えます。
ただし、亀戸天神社の道の両端柱の手前に、香取神社の鳥居がありますので、間違えないようにしてくださいね。
亀戸天神社の藤とライトアップ
亀戸天神社の参道を歩くと、正面に赤い鳥居が見えてきます。
そして、参道を進むとすぐに亀戸天神社入り口の藤棚が目に飛び込んでくるでしょう。
赤い太鼓橋と15ある藤棚がとてもすばらしく映え、向こうにはスカイツリーも見えて、絶好の写真スポットになります。
太鼓橋から下を見下ろすと、藤が一面に咲いているのがよく見え、心字池の亀がのんびりと日向ぼっこをしているのが目にはいります。
庭はそれほど広くはありませんが、藤棚と心字池とがマッチしていて、薄紫の藤が垂れ下がっているのを見れます。
藤は、ほのかな香りもします。
特に早朝が香りにはおすすめです。
亀戸天神社の藤のライトアップ
2019年の亀戸天神社の藤まつりは、日没後にライトアップもあります。
このライトアップもまた風情があって、良いものです。
風に揺れる藤を多くの人が写真を撮っています。
ライトアップの時間は、日没から22時頃までになります。
亀戸天神社の藤まつりと開花状況
亀戸天神「藤まつり」期間は、神楽殿での伝統芸能(三味線、琴、神楽)などの催し物もあります。
屋台・露天も出店していて、お祭りムードがあります。
この期間はかなりの人出が予想され、混雑するでしょう。
写真を撮りたい方など、混雑を避けたい方は、平日、または早朝に行かれると良いと思います。
早朝では藤の香りもかすかに感じることができます。
出世鯉放流
出世鯉放流は、子どもの健やかな健康と成長を願って行われていました。
2020年は残念ながらこれもありません。
来年ですが、鯉の放流に参加するには500円かかりますが、鯉を流す前に親子の写真をスカイツリーをバックに撮ってもらうことができるので、記念におすすめです。
中国の黄河に龍門という急流があり、鯉がそこを泳いで登ることができれば竜になるという言い伝えにちなんで行われます。
子どもの日と11月の七五三祝いの時、子どもたちが健康で世に出て活躍する願いを込め、心字池に甲を放流します。
亀戸天神社のホームページより
亀戸天神社の藤の開花状況
今年の藤の開花は、例年と比べると早くなっています。
3月から暖かい日が続いたためだと思います。
早めに藤を見に行かれた方が良いようです。
藤棚の藤が咲き始めたのは、2018年は4月6日でした。
藤の開花状況は、船橋屋さんが随時更新してくれています。
亀戸天神社周辺の見処
船橋屋 亀戸天神本店
亀戸天神社の近くに本店のお店のあるくず餅専門店です。
くず餅、あんみつ、みつ豆などを取り扱っています。
【所在地】東京都江東区亀戸3-2-14
【営業時間】9:00~18:00(お召し上がり時間は17:00まで)
【電話番号】03-3681-2784
【ホームページ】http://www.funabashiya.co.jp/
亀戸天神社の鳥居のある通りをまっすぐに錦糸町方面に進むとあります。
亀戸駅の南側にあります。
上質の小麦でんぷんを厳選し、地下天然水を使い15ヶ月発酵精製して、ひとつひとつ丁寧に蒸し上げているので、味わい深いおいしいくず餅になっています。
お土産として、多くの人が利用しています。
ぜひ、寄ってみよう「亀戸梅屋敷」
【所在地】東京都江東区亀戸4-18-8
【ホームページ】http://www.kameume.com/index.html#event_info
駅から来ると亀戸天神社へ行く途中で、亀戸4丁目の信号の四つ角にあります。
お土産や休憩に「亀戸梅屋敷」はとてもいいです。
建物自体も趣がある上、無料の休憩所も供えており、江戸切子の作品の展示もあります。
また、ここでは亀戸近辺のパンフレットももらえます。
「スカイダック」という水陸両用の乗り物の停車場でもあり、ここからも乗ることができます。
「スカイダック」の乗車券もここで購入できます。
お土産も亀戸らしいものがたくさん揃っており、コーヒーやアイスクリームも食べることができます。
自動販売機とベンチもあります。
ホールを備えており、寄席なども行われています。
彩り硝子工房
この硝子工房は、亀戸梅屋敷の道路を挟んで向かいの2階を登ったところにあります。
【所在地】東京都江東区亀戸4-19-13サニービル2F
【営業時間】10:00~18:00
【ホームページ】http://www.edokiriko.com/edokiriko-taiken/edokiriko-taiken.htm
ここでは、江戸切子の製造販売をしており、江戸切子体験もできます。
江戸切子体験は予約制の先着順です。
詳しくはホームページから確認してください。
いろいろな素晴らしい江戸切子が揃っていて、見ることができます。
亀戸 香取神社
亀戸駅から行くと、亀戸天神社の鳥居の手前に鳥居があります。
参道はちょっとした商店街になっています。
亀戸香取神社は「スポーツ振興の神」として知られています。
スポーツ大会・試合の勝利をここで祈願する人たち、有名人などが多く訪れています。
【所在地】東京都江東区亀戸3-57-22
【参拝時間】9:00~17:00
境内には、他にいろいろな神社があります。
亀戸大根の碑もあり、ここが江戸野菜である亀戸大根の発祥の地となっています。
まとめ
亀戸天神社は小規模ながらも、見処がたくさんあるステキな場所です。
一番きれいな見処は、やはり藤だと思います。
飲食店も亀戸駅周辺にはたくさんあります。
駅から散歩がてら歩いて、亀戸天神社の藤を見に行きませんか。
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向島百花園は梅まつりが終わっても、次々にいろいろな花が咲きます。
園内には碑がたくさんあり、俳句が刻んであり、楽しめますよ。
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