起業するには!日本の起業家精神は最下位レベル!

シンポジウムで

日本アムウエイ合同会社が、アムウエイ本社が世界44カ国、約5万人を対象に実施した「アムウエイ・グローバル企業化精神調査レポート」の最新調査結果を発表しました。

そして2018年10月29日には、「SHIBUYA AGER DAY ♯若者の働き方と起業を考える」という次世代の働き方をテーマにしたシンポジウムがパックンマックン各氏を迎えて開かれました。

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目次

起業に対してのイメージ

日本は起業に対してのイメージが44カ国中42位!

世界44カ国、約5万人を対象に実施した「アムウエイ・グローバル企業化精神調査レポート(Amway Global Entrepreneurship Report)」の最新調査結果を発表した結果になります。

 

この調査ではいろいろな角度から各種調査がされています。

もっとも2015年の調査では最下位だったので、それでも2位上がったことにはなっています。

 

が、この調査では最下層グループには変わりありません。

※以下は最新の調査結果データです。

http://www.amway.co.jp/news/detail/pdf/company20170404_1.pdf

http://www.amway.co.jp/news/detail/pdf/company20170404_2.pdf

http://www.amway.co.jp/news/detail/pdf/company20170404_3.pdf

※以下は2015年のデータです。

https://www.value-press.com/pressrelease/153714

これからの日本

これからの日本は少子高齢化が叫ばれています。

AIや技術革新が進み、終身雇用制度が崩れかけています。

世の中が大きく変わろうとしています。

 

このような中で、これからの日本を背負っていく若者に様々な柔軟な考え方を持ってほしいと思います。

人の働き方が大きく変わり、就職して終わりの人生ではなくなってきています。

2018年日本の若者の意識

18歳~29歳の若者の男女計800名に若者の起業家精神における追加調査を「日本アムウェイ」が実施しました。

その結果でわかったことは、多くの若者は起業への関心が低い状態であるということ。

シンポジウム

その反面、「自分が好きなことをしたい」という気持ちは強いようです。

 

そして起業した経験がある若者は人生の満足度が高く、楽しく働いています。

ですが、起業の経験のない若者は人生の満足度が低い結果になっています。

 

これはどういうことを表しているのでしょうか?

「起業」への関心

レポートからわかることは、日本人は起業への関心が低いことがわかります。

特に起業していない若者は起業に関してネガティブなイメージが強いことです。

日本の若者の大切にしたいこと

ブランドや地位ではなく、自分の好きだと思えるコト・モノが大事という結果に。

・自分が好きなことをしたい 92.4%

・家族・友達を大切にしたい 84.7%

・人より高い地位を得たい  48.5%

・ブランド品など高級品を使いたい 37.2%

シンポジウムでのトークセッションから

アムウエイは、1979年に営業開始して以来、自分自身で人生をコントロールできるようにと、2つの手法で考えました。

 

一つは最高の品質・製品を作ることです。

 

もう一つは、「ビジネスが誰でも持てるように」との精神で「アムウエイ・グローバル企業化精神調査レポート」(Amway Global Entrepreneurship Report)を2010年に開始しました。

 

そして今ではこの調査は世界でもっとも大きな調査となっています。

アムウエイ社長

写真:日本アムウェイ合同会社 社長ピーター・ストライダム

第1部 トークセッション登壇者

パックンマックン

写真:パックンマックン各氏

・パックンマックン (タレント)

・東出浩教 (早稲田大学 ビジネススクール 教授)

・七尾エレナ (株式会社プリンシパル 代表取締役)

・フローリアン・コールバッハ (エコノミスト・コーポレート・ネットワーク 北東アジア ディレクター)

・ピーター・ストライダム (日本アムウェイ合同会社 社長)

今の若者の選択と思い

大半の大卒者はとりあえず従業員として働き始めることを選んでいます。

 

一方で多くが可能であればクリエイティブな仕事をしたいと思っています。

ですから企業で働いているとしても、この若者たちの芽をつまないような対策が求められます。

 

お金や権威などではなく、自分の内面から湧き出る強い思い「好きなことをしたい」という価値観があるということを将来に行かせるような道を後押しする企業文化が求められるのではないでしょうか。

 

また挑戦の結果は、良くも悪くも受け止め、次への挑戦につなげていかれることが必要でしょう。

「失敗を許容する」その文化が後に結果を出していく条件であると思います。

 

日本は失敗に対する許容度が今までは低かったのではないかと思われます。

就職も一回失敗したら、次はランクが下がることが多いようです。

 

そんな文化を変えていく必要があるでしょう。

東出浩教授のトークから

東出浩教授

写真:東出浩教授

東出浩教授は、企業に対してのスコアが25ということに対してのことについて以下のように述べました。

1.企業の気持ち
2.達成できそうか
3.まわりの反対をはねのけてやっていけるか

このようなことが必要だということでした。

 

世界の中での日本の現状を見てみると、何がおこっているのでしょうか。

 

昔はお金に対する気持ちが強かったのに対して、今はなんと90%以上が自分の好きなことをしたいと言っています。

今の若者はハングリー精神がなくなってきています。

 

また成功する条件として、「はじめること」と言われていたのが印象的でした。

 

人生の早い段階で考える機会があるか、ないかも影響するのではないかと言われていました。

 

それで、大学生のうちにその機会の一環としてサークルをしている、とのことでした。

七尾エレナ氏は、「バランスの良い人生にしたい」と言われていました。

アメリカンドリーム

面白かったのは、「『アメリカンドリーム』とは言うけれど、『ジャパニーズドリーム』とは言わないね。」と言われていたことでした。

 

外国では小さいうちにレモネードを売るという経験をしていたりします。

自分で考えてお金を稼いでいるのです。

 

ところが日本では、家でお手伝いをしてお金をもらっています。

日本ではすでにこの時点で、「手伝う」→人から言われてやる、になっています。

 

こんなところからも考えさせられます。

そしてアメリカでは「投資」の精神を、日本では「ためる」貯金の精神を育んできました。

産業革命の時代

毎日新聞社大学センターの中根正義氏が昔は55歳でリタイアしたが、今はそうではなく、人生セカンドキャリア、サードキャリアの時代と言われていました。

そして今は産業革命の時代とも。

この時代の波の中でどういうキャリアを積んでいかねばならないのかと言われていました。

第2部 トークセッション登壇者

若者登壇者

写真:若者ゲスト

「オトナ代表ゲスト」5名と「若者代表ゲスト」6名のトークセッションでした。

 

起業したもの、これから就職して趣味を楽しもうとしている学生、やりたいことが見つからないという学生、今やっていることが今後もやりたいという学生、それぞれが自分の意見を出していました。

 

起業は確実な確約がないとやりたくないという学生。

リスクを背負ってまでしたくないという学生。

また起業して軌道にのっている若者もいました。

 

そんな中で「オトナ代表ゲスト」は、半径5m以下でしかつきあっていない人が多い、それより見ようとしない、と発言していました。

オトナ登壇者

(写真左から早稲田大学東出教授・関東学院大学小山副学長・株式会社プリンシパル七尾様・パックンマックン様)

私はただ学生には『経験』『環境』がないのだと思われました。

 

それをわかって、大学では「K-biz」というワークショップを立ち上げて、子ども同士で物作りとしたりなどいろいろやられていると言われていました。

とてもいい実践ですね。

まとめ

いろいろ話し合う中で、学生たちも段々と起業に対して考えてみているようでした。

きっと今まで「考える」ということすらしてこなかったと思います。

 

私も改めて日本の現状や環境を考えてみるきっかけになりました。

若者はもちろん、これからは人生100年時代、中高年の人にも柔軟な考えが必要と思います。

 

いろいろな働き方があるのだということ、視野に入れておけば、何かあったときにも対応できると思います。

ブラック企業で苦しくてノイローゼ、自殺などする人もいます。

 

でも、視野を広げて考えてみれば、さっさと自分で道を見つけて進めばいいのです。

縛られることはないのです。

 

もちろんそこで働き続けるのもそこで意味を見いだして全然いいのです。

自分の人生、楽しんだモノがちです!

■次世代の働き方をテーマにしたシンポジウム
「SHIBUYA AGER DAY ♯若者の働き方と起業を考える」
後援:東京都渋谷区教育委員会

〔PR〕主催者:日本アムウェイ合同会社(本社:東京渋谷区宇田川町7-1)

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