小池百合子都知事あさイチプレミアムトークで有働アナとイノッチ対談

ピラミッド

3月3日のNHKあさイチの番組のプレミアムトークに東京都知事の「小池百合子」さんが出ていました。

私はとても気になって見入ってしまいました。

「小池百合子」さんが知事になってから、毎日のようにテレビで小池百合子都知事を見ます。

いろいろな問題が鬱積している中、どうやってその重圧の中、業務をこなしているのかと、その手腕の一部でも知りたかったからです。

その私が見た番組の中の小池百合子都知事を紹介したいと思います。

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目次

東京都知事になって

「崖から飛び降りるつもりで、覚悟をして」なったと言われていました。

これは何度か報道されていましたね。

そして「都民ファースト」
「アスリートファースト」
「レガシー」
「クールビズ」と、
いろいろな言葉が小池都知事から飛び出し、注目の言葉となっています。

小池知事は、100%全力でけじめを持って、やられているとのこと。

そのエネルギーはとても凄いなぁ、と思います。

誰もがそう思っているのではないでしょうか。

今まで辿ってきた人生を「人生長くて、短い。駆け抜けている」と言っていました。

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小池百合子都知事の今までの人生

小池都知事は兵庫県芦屋市出身。

お父さんの仕事は石油を扱う関係で、4人家族です。

ご両親はユニークな方で、「人と同じことをするのは恥」「結婚を目的にしちゃダメ」などと言われ、心と生活の自立のあり方を考えさせられ育ちました。

お母様は結婚しても何があるかわからないから、ということを言われていたとか。

なので、小池都知事は「人のやっていないことをやりたい」と思ったそうです。

それが、後にエジプトへ行くことになるんですね。

そんな育てられ方が自立心を作っていったのでした。

中学・高校では良妻賢母の学校に通われていたそうです。

有働 由美子アナウンサーに突っ込まれて、「では、周りはそういう人たちではないんですか」と言われた時は「その頃は自分もそう思ってはいたけど、(心のどこかで)備えてはいた」と発言していました。

お母様に常に「備えよ」と言われていたらしく、いつ何があるかわからない、と言う心構えがあったのでしょうね。

この「備える」ということは、防衛大臣になった時にも意識に上ったということです。

ツイッターの情報

高校を卒業した後、関西大学社会学部に入学するのですが、途中で退学しました。

退学したのは、考えがあってのことで、大学1年生の半ばに何か一つ、自分にスキルをつけようと思いました。

英語が好きだったので、英語で留学と考えましたが、その頃ちょうどアポロが月の月面着陸などがありました。

その時の同時通訳の方の翻訳を聞いていて、「さすがにプロだな」と思い、自分はそこまで出来ないだろう、と断念。

英語はやる人がたくさんいるので、英語以外のことをやろうと思って、そして19歳でエジプトへ。

アラビア語を学ぶことを選んだそうです。

そうして、カイロ市のカイロ・アメリカン大学でアラビア語を修め、カイロ大学に移り卒業となった訳です。

ちょうど第4次中東戦争(1973年)があったりして、その間にいろいろと経験をしたのです。

卒業してからは、通訳として活動していたりしました。

また、1979年から1985年まで日本テレビの『竹村健一の世相講談』でアシスタントキャスターを務めたりしました。

そして、テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』の初代メインキャスターも務めました。

あさイチで、若い頃の写真が紹介されていて、その写真とともに解説されていたのが、肩書が『アラブ研究家』でした。

おもしろいな~、と思いました。

政治には40歳(1992年)の時に参議院議員に発当選しました。

その時、やはりグリーンの洋服を着て「サファリルック」などとインタビューに答えています。

2003年には環境大臣になりました。

その時に掲げたのが、「COOL BIZ(クールビズ)」です。

2007年には女性初の防衛大臣に、2008年には女性初として自由民主党総裁選に出馬します。

こういう歴史があっての現在なのです。

いきなり都知事になった訳ではないので、こんなどっしりとした考えができるのですね。

ピラミッド頂上でのエピソード

砂漠とピラミッド

小池都知事が若かった頃、エジプトへ行った時、ピラミッドの頂上で和服を着て、お茶をたてている写真を撮りました。

目標をたてたら、達成されたことをイメージして頑張るのだそうです。

そのため、自分を褒めてあげる儀式をするのだそうです。

それが、「ピラミッドの頂上で和服で、お茶をたてる」ということだったんですね。

ピラミッドへ登るのに、20~30分かかって、這いつくばってクライミングしたそうです。

その頃は登っても何も言われない頃だったそうです。

ご来光を拝んだ、と言っていましたから、明け方から登りはじめたということです。

写真は留学生の仲間に撮ってもらったそうです。

ですが、後日談があって、和服の打ち合わせが左右逆だったのです。

そんなことが話題になったとか。

目的を達成するためには目標を立てること

小池都知事は「目標を立てるのがポイント」と言っていました。

何かを成し遂げるには、目標というものがなかったら、どっちへ進んでいいのかわからなくなるからでしょうか。

そして、今の小池都知事にとって今年7月に大きい目標があるので、お酒を断っているということです。

有働アナウンサーに「そんなことしてストレスたまりませんか」と聞かれて、「わざとストレスをつくるのが、願掛けですから」と答えていました。

東京都民の1360万人の命を守っている、と言っていました。

今の都知事の責任感が垣間見れますね。

第4次中東戦争(1973年)で『死』を意識

小池知事の若い頃など

http://blog.goo.ne.jp/mrsconan/e/04122be6e466640d31391defe26f4d1f

当時小池都知事は、小田 実(おだまこと)さんの体験記「何でもみてやろう」という本に影響され、学生時代に学割を使って、ありとあらゆる所をまわっていたそうです。

有働アナからの「リスクは考えなかった?」の質問には、リスクは考えなかったと答えていました。

ご両親も大丈夫だったそうで、寛大なご両親だったのだな、と思います。

21歳の時に第4次中東戦争が起こり、『死』を意識する場面があったそうです。

国際政治の現実をまざまざと感じたのです。

リビアのトリポリからカイロへ通訳のアルバイトで行こうとしたのですが、たまたま取り消しをしたら、その乗ろうと思っていた飛行機が撃墜されました。

危機一髪、小池都知事は助かったのでした。

また、こちらも乗るはずだったタイバンコク行きの飛行機が着陸に失敗した、ということもあったそうです。

それを聞いた時は背筋が凍る思いだったとか。

もし、乗っていたら、今の私はいない、と思って、人生一回きりだよね、と思ったそうです。

「そこで死んだと思えば、(今の人生は)オマケの人生だ」と語られていました。

「竹村健一の世相講談」でアシスタントキャスター時代の影響

この竹村氏との対談のアシスタントをしたことが、とても役にたっているということです。

その頃、小池都知事は27歳(1979年)でした。

ここで、コミュニケーション術を学んだと言っていました。

社会の中で働いていくのに、コミュニケーションはすごく大事ですね!

そんな大事なことを学べたというのは、とても大きなことだったでしょう。

当時、竹村氏のことは『電波怪獣』などという異名があったほど、社会に影響を及ぼした方でした。

その竹村氏からの話しが今でも頭に残っているのでした。

「テレビという媒体は何をつたえているのか、のメッセージより、出演していた時の髪の毛がどうしたとかの方が注目される。」と、竹村氏話していたのが印象に残っているようでした。

また、「テレビという媒体は、感情がそのまま伝わるのがテレビ」と小池都知事は言っていました。

そして、『都民ファーストのキモ』は、竹村氏から得たものの中から小池都知事が考え出して言ったものらしいです。

「予算案については、今までは保険の約款と同じ」と表現していました。

「これはアリバイ作りをしているものだ」として、「アリバイを作るのではなくて、少し工夫をしてより伝わるように、興味をもってもらえるように。」

「都の予算がどうやって使われているかが都民ファーストのキモ」とも話していました。

本当にその通りだと思いました。

「こうやっているんですよ、一応知らせてありますよ」のアリバイでなく、きちんと伝わるように伝えるのは責任ある者の態度だと私も思います。

また、対談の後半で、竹村氏に「この人は目のつけどころが違うよ。将来有望な人になるよ。」とテレビ「ルックルックこんにちは」の中で言われたのを知りました。

さすが、竹村氏ですね~。

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有働アナウンサー、イノッチからのいろいろな質問に答えて

番組側の質問の用意していたものには以下のものがありました

・野心家と言われるのは嫌いじゃない

・うまく立ち回ると言われたりするが実は不器用

・傷つかない女と言われているが実は傷ついている

・男の嫉妬は怖い

・私は肉食系女子

有働アナウンサーが「役所勤めなどしていて、上司など目上の人に何か言われて言い返したいが・・・」このような時どうしているか質問しました。

「言い返すタイミングでない時は言わないが、ここで言わなければいけないという時は言うようにしている」とのことでした。

若い頃は控えることもあったそうですが、現在は居直っていると言っていました。

確かに居直らなければやっていられないではないか、と察します。

さらに有働アナウンサーが「感情的になっている時はどうですとか」の質問に、「歳も重ねたし、今はカッとしないし、そのまま受け止める」と言っていました。

えらいな~、と思います。

なかなかそうしようと思っていてもできないことです。

こうした心は今までのご両親の育て方や世界に出て、経験し学んできた結果なのでしょう。

「そのまま顔に出たりしていたけど、顔に出しても仕方ない」と、これまた居直りの発言もありました。

小池都知事の心がけていること

「やりたいこと、やらなければならないことに挑戦する」

「もう欲もないんですね。」

「自分に何ができるか、目標を達成するために何ができるか」

「おっしゃりたいことはどうぞ~、みんないろいろ言うよね」

「知事になったからにはキッチとしないとみんな困る。

指示したり、決め事をしたり、自分がやらないとでないと動けなくなる。」

”傷つかない女と言われている”については

「ウジウジやっていてもエネルギーの無駄。

全部ポジティブに乗り越える。

(何か言う)相手がいればありがとうございます。

人生いいですよ。ポジティブだと。」

有働アナウンサーからの恋愛についての質問

まず、肉食系ではない、ときっぱりと不定されました。

その後有働アナウンサーは、小池都知事に恋愛についてしきりに問いかけていました。

「若い頃から、そちらの方にはエネルギーを割かなかった」と語る小池都知事。

楽しいことがいっぱいあり過ぎて、興味が沸かなかったそうです。

一度若い時に結婚しましたが、失敗してしまったそうです。

そして結婚については、「今、東京都では少子化対策で、婚姻数を増加しなければと思っている。」とのことで、平成29年3月4日に「縁結日(えんむすび)」というイベントを計画しているそうです。

その「縁結日」のイベントの前日にこのNHKの生放送だった訳で、そのイベントに有働アナウンサーを招待していました。

「真ん中の席をとっておきますから」とにこやかに言われていました。

小池都知事もしっかり東京のイベントを宣伝をしていました。

同じような興味のある人が来るので、誰かいい人と知り合いになる可能性もあるらしいです。

有働アナウンサーは行かれたのでしょうか?

その後のことも気になりますね。

他に東京都は島巡りと婚活を絡めたイベントも企画しているようでした。

島には、結構Iターンの人も住んでいるそうで、島は子育てしやすく住み心地がいいそうです。

インターネットの環境もしっかり良くしていくそうです。

インターネットがあれば、どこでも仕事ができる時代ですからね。

これは絶対必須の環境ですよね。

男性も一生結婚したに人の比率も高くなっていて、どうしたものかと考えているのでした。

女性の人生設計を考えるにあたって、小池都知事自身の老後の生き方をサンプルにしてもらってはどうかと言っていました。

これから社会としてどう安心を作っていくか、を考えていました。

小池都知事 イノッチとのやりとり

小池都知事は、有働さんとの会話が多くて、それに気づいたイノッチが3人の真ん中に座っていたイノッチが、有働さんに席を変わるという場面がありました。

気がきくイノッチですが、ちょっと会話の中に入れなかったような印象も受けました。

また、番組で用意していた質問のためか、イノッチが「おっちゃこちゃいな部分とかあるんですか」と質問した時、「あなたにいわれたくないですよ。」と答えました。

少々小池都知事の言い方がきつく感じましたが、ジョークだったのでしょうか。

あとで、笑っていました。

それを見て、ちょっとほっとしましたが、イノッチはどう思ったのでしょう?

まとめ

あさイチでは4つの質問が用意されていましたが、その質問はちょっと駄門だったかな、という感じでした。

それでも、イノッチとのやりとりとか、有働さんの攻めとか、やりとりも面白く拝見しました。

それより小池都知事の生き方をちょっと知れて私は良かったです。

やはり小さい頃の両親の育て方が非常に後々、育ちに関係するものだと思いました。

また大物になる人は目のつけどころが違う。

自分にマイナスのことが起こっても冷静に受け止める力があるのですね。

そして、自分に適度なストレスを与えること、自分を追い込むことで成果が得られるのがわかりました。

適度なストレスは必要なものなのですね。

他にも大きな成果を上げるためには「やらないこと」を決めるのが必要なのかもしれません。

それは、小池都知事の場合は「恋愛」であり、「家庭」であったかもしれません。

一つのことに集中することが、何かを成し遂げるコツではないかと思います。

また、小池都知事は大変おしゃれだとも思いました。

これも世界に通用する人には必要なことだと思います。

人は他人を評価する時に自然と見た目も評価しています。

この対談の時は、ごくごく普通の紺のブレザーにオリンピックの商品であるスカーフを首に巻いていました。

大変清潔感のある格好です。

いろいろ知れて面白かった対談でした。

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