クリオネの新種が見つかったとのことで、新たにクリオネのことが話題になってきました!
クリオネが飼育することのできるキットが売られていたりして、ネットでも買えるようになっています。
でも、クリオネを飼うのには、いろいろと大変なのでは、と思い調べてみました。
目次
クリオネはペットに出来る?
クリオネは温度の低い海水の中でしか生きていられません。
そのため、冷蔵庫で飼育します。
が、家庭用の冷蔵庫では普通2~3度あるので、クリオネにとっては、温かい環境になってしまうそうです。
ですからこの状態だと、2~3ヶ月しか生きていられないようです。
水族館のような環境でも、1年くらいしかもたないことが多いそうです。
ちなみにクリオネの寿命は2~3年と言われています。
クリオネのエサは?
クリオネの唯一のエサは、「ミジンウキマイマイ」という種類の貝の一種しか食べません。
「ミジンウキマイマイ」は、クリオネと同じくらいの大きさをしています。
この「ミジンウキマイマイ」は、超レアなもので、クリオネ1万匹の中に5匹くらいしかいないそうです。
そのためか、クリオネは約1年くらい絶食しても大丈夫なのです。
また、クリオネがエサを食べる様子は、結構グロテスクだと話題になっています。
私はテレビでクリオネが食べる所を動画で見ました。
バッカルコーンと呼ばれるクリオネの6本の触手を使って、エサを捕まえ、エサの中身だけを吸い取るのです。
天使のようなクリオネがこういう食べ方をするとは、ちょっとショックですね!
クリオネの値段は?
ペットショップでだいたい2~3匹のセットで売られていて、1匹500円くらいです。
クリオネの買い方は?
1.ビンの中に海水を入れます。
2.その中にクリオネを入れます。
3.冷蔵庫に保管(2度以下)。
4.見たい時、冷蔵庫から取り出して見ます。
また、すぐに冷蔵庫にいれてくださいね。
クリオネの生態
南極海や北極海などの寒い海にいます。
体長は、5ミリ~3センチです。
ですが、今回富山湾で発見された新種のクリオネは、小さいのが特徴で体長が5ミリだそうです。
寿命は2~3年と言われていますが、未だによくわかっていません。
1675年(江戸時代)の文献に記載されていたのは、「クジラ類のエサ」と呼ばれていました。
一般的に見るクリオネの学名は「クリオネ・リマキナ」です。
「クリオネ」の意味は「海の妖精」。
「リマキナ」は「ナメクジみたいな」という意味です。
和名は「ハダカカメガイ」と言います。
巻き貝の一種で、子どもの頃には、貝殻があるそうです。
大きくなると、貝殻がなくなるそうです。
他にも、南極にいるのが「ナンキョクハダカカメガイ」とオホーツク海で見つかった「ダルマハダカカメガイ」があります。
「ダルマハダカカメガイ」は、新江ノ島水族館で出会えます。
まとめ
クリオネを飼ってみたいと思う人もいると思いますが、冷蔵庫ではそれほど長生きしてくれなそうですね。
見ている分には、かわいいイメージのクリオネですが、捕食する所をみると、ちょっとイメージが変わったりします。
自然って、不思議で面白いですね。
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