毎日の入浴習慣は健康に過ごす上でとても役にたつものです。
日本人が世界の国より比較的長生きできる原因にもなっているといいます。
お風呂に入る効果や効用と目的をもったお風呂の入り方をみていきましょう。
またお風呂に入る時に入浴剤やゆずなどを入れると香りもよく、身体がより温まりオススメです。
目次
お風呂の効果
温熱の作用
お風呂は一日の終わりにゆったりと浸かるとほっとしますよね。
体を清潔にすることはもちろん、気分も日中の緊張が溶けてとてもリラックスできます。
特に寒い冬のお風呂は体がじんわり温まって心地いいですよね。
体が温まると、血行が良くなり体内の老廃物や疲労物質を排出する働きが高まります。
疲れや凝りの解消に役だちます。
◎いたんだ細胞を修復させるヒートショックプロティンという入浴法もあります。
体が温かい刺激を与えることによって、タンパク質ができるのです。
このタンパク質はストレスから身体の細胞を守ってくれます。
そして疲労を回復させたり、免疫を活性化させたりします。
このヒートショックプロティン(HSP)を増やすには、週2回ほど40度以上のお湯に20分入るとよいとされています。
この入浴法をする時は充分、水分の補給をお風呂の前後に摂ってくださいね。
水圧の作用
お風呂で体を沈めると体にかかる水圧によって、全身の血液の流れを促します。
下半身にたまった血液が体の上に押し出されたり、水圧が肺にかかると肺の容量を減少させると呼吸の回数が増え、心肺機能が高まります。
浮力の作用
お風呂に浸かると体重が少し減少し、筋肉や関節の負担が減ります。
筋肉や関節の負担が減ってほぐれます。
筋肉を和らげるので気持ちも落ち着きます。
お風呂にプラスアルファ
疲労回復には炭酸ガス系の入浴剤を
炭酸ガスは皮膚に染み込んで全身の代謝を上げてくれます。
そうするとより血行が良くなり、疲労物質の排出に役立ちます。
ゆず湯などを入れる
冬の果物であるゆず。
ゆず湯の香りでリラックス効果もいいですね。
血管を広げて血流も良くしてくれます。
ゆずだけでなく「みかんの皮」をガーゼの袋に入れて浮かべると香りもよく、肌がすべすべになります。
また子供の日には「しょうぶ湯」なんていうのもありますね。
ただし、合う合わないがありますので、様子を見ながら試してみて下さい。
肩凝り・腰痛・膝対策に
お風呂の中で軽く肩を揉んだり、上下に動かします。
腰を前後、左右に動かしてみたりします。
膝は伸ばしたり、曲げたりしてみます。
膝のお皿の部分をやさしくもみほぐしてもいいでしょう。
血行がよくなり関節が柔らかくなっていることでストレッチがしやすくなっています。
ただし、やりすぎないようにしてくださいね。
ご自分に合わせたペースでやられることをおすすめします。
お風呂でマッサージ
お風呂でマッサージすることでむくみを解消しましょう。
膝裏やふくらはぎをやさしくマッサージします。
全身浴と半身浴
首までよくお風呂に浸かるのは、身体全体を温めるのに有効なのですが、心臓や肺に負担がかかるといいます。
なので体力に心配のある方や疲れ方がひどい時は半身浴をお勧めします。
半身浴は全身浴に比べて身体への負担が少なく、ゆっくり浸かることができます。
半身浴はみぞおちくらいまで浸かり入ります。
まとめ
シャワーだけで済ませないで、お風呂に浸かることでたくさんの効用があります。
肩までしっかり浸かると血行がとても良くなります。
またお風呂に入っている時間を有効活用しましょう。
そしてお風呂から上がったら水分補給を忘れないでくださいね。
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