根菜類は体を温めてくれる食材として知られています。
漢方でも「体を温める野菜」、「体を冷やす野菜」と分けられていますね。
薬膳の世界ではそのことを特に大切に扱っています。
最近では、科学的にもそのことは正しいとわかってきています。
目次
体を温めると何がいいの?
私たちの理想の体温は、平均36.5度から37度くらいです。
その体温が1度上がると、免疫力は5~6倍アップすると言われています。
すごいですね~!
ですが逆に体を冷やすと免疫力は下がってしまいます。
病気になったら困ります。
根菜類はなぜ体を温めてくれるの?
根菜類が体を温めてくれるのは、血行が良くなる成分を含んでいるからです。
血行を良くする成分には、ビタミンCやEがあります。
それに加えて土の中の養分を吸い上げて、ミネラルが豊富になっています。
また、アリシン、カプサイシンという微量な栄養成分も根菜類に含まれているのです。
最近わかってきたこととしては、「LPS」という免疫力を高めてくれる成分が含まれているということです。
LPSとは「リポポリサッカライド」の略で、免疫ビタミンと呼ばれているものです。
根菜類は食物繊維たっぷり
根菜類は体を温めてくれるうえ、食物繊維がたっぷり含まれています。
寒い時は、水分を摂る量も減ってしまいますよね。
それに寒いと活動的でなくなってしまうことが多いもの。
そうすると便秘になりやすくなってしまいます。
そんな時、根菜類をたくさんとって、お腹が活発に動くようになると健全な状態になります。
便秘もこわいのですよ。
体の抵抗力にも関係してくるのです。
季節の変わり目や寒い時期などには、食物繊維をしっかり採ってお腹の調子を良くしておきましょう。
体を温めてくれる食材一覧
・生姜
・ネギ
・にんにく
・しそ
・香菜
・ニラ
・玉ねぎ
・かぼちゃ
・かぶ
・菜の花
・らっきょう
・れんこん
・ニンジン
・ごぼう
まとめ
根菜類の働きを知り上手に食べて、日頃から体を温かく保ちましょう。
冷たい飲み物は避けて、体を温めてくれる食材を摂ります。
毎日を健康で元気に過ごしましょう。
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