いよいよ新元号発表まで1ヶ月となりましたね!
それにともなって、各地で「予想合戦」が加熱しています。
新元号予想イベントを開催していたりしています。
そこで今回はソニー生命保険が調べた新元号の候補の予想と、超貴重な「平成」元号改元メモが発見されたものを紹介します。
今までの過去の新元号もどんなものだったかおさらいもします。
まずは新元号の候補をみていきましょう。
目次
新元号の候補
ソニー生命保険が調べた新元号の予想です。
回答者は、昭和生まれ500人と平成生まれ500人の合わせて1,000人から得た予想になります。
1 平和
2 和平
3 安久
4 未来
5 自由
6 新生
7 大成
8 羽生
9 希望
10 安泰
どうでしょうか?
この中にはたして新元号になるものがあるでしょうか?
「平成」元号改元メモ発見
とても貴重な「平成」元号改元メモがあることがわかりました。
これは当時、「平成」の元号を決める時に関わった人の遺族から寄贈されたもので、貴重な歴史として残したいということで発表するに至ったのです。
そのメモをしたのは、1987年秋に政府から依頼され新元号案を考えたメンバーの一人になります。
故・目加田誠(九州大学名誉教授)さんです。
2011年に目加田さんの遺族から蔵書が寄贈されました。
その蔵書を調べていると、なんと当時のメモが出てきたのです。
元号の当時の候補は、中国古典からの引用が多く「社会の理想」を表しています。
最終候補は、「平成」「正化」「修文」です。
「修文」とは、「武器を捨てて文化や学問を身につける」という意味になります。
「正化」もみだれた世をただす、という意味があり、「平成」もどちらも平和に過ごすという願いが感じとれますね。
それだけ、もう戦争はしたくない、平和な世を臨まれていたのだと思います。
その他の最終候補とみられる10案は以下になります。
1 普徳(ふとく)
2 靖之(せいし)
3 靖和(せいわ)
4 天昌(てんしょう)
5 修文(しゅうぶん)
6 大猷(たいゆう)
7 允徳(いんとく)
8 修和(しゅうわ)
9 恭明(きょうめい)
10 敬治(けいじ)
過去の日本の元号
今までの過去の新元号もどんなものだったかおさらいをしてみましょう。
過去の日本の元号を見ていくと、改元したことが多いことがわかります。
大化から平成までで247もの改元がありました。
なぜこんなに改元が多いかというと、地震・洪水など大災害が発生したり、世の中に変化が訪れたりしたために改元したことがわかります。
改元をすることで、新しい流れを作りたいということだったのでしょうか。
また元号に使われた漢字としては、72種類ほどあります。
多い漢字を上げてみると、
1位 永で29回
「永観」「寛永」など
2位 元で27回
「保元」「元禄」など
2位 天で27回
「天平」「天保」など
以上があります。
事業構想大学院大学 鈴木洋仁客員教授によると、過去の元号は「中国の古典」から出典したものが多くなっているということです。
たとえば「昭和」という元号は、出典が「書経」で、国民の平和と世界の共存共栄を意味がこめられています。
そして「平成」という元号は、出典「史記」「書経」からで、国内外にも天地にも平和が訪れるとの意味がこめられています。
平成の時代は日本国内では戦争がなく過ごせた年でしたね。
今までの元号は中国からのものが多かったのですが、今回の新元号は「日本の古典でもいい」という声もあるということです。
そうなった場合は、室町時代より前の古典(古事記、日本書紀など)から引用することになりそうです。
はたして新元号はどんなものになるのでしょう。
各地で「予想合戦」
新元号を予想するキャンペーンが各地で行われています。
埼玉・朝霞市の和泉屋では、「ありがとう、平成 新元号予想キャンペーン」を行っています。
新元号予想の応募されたおびただしい量の漢字2文字がホームページに掲載されています。
すごいですね~!
予想ランキングなるものも掲載されています。
3月31日までだそうです。
2文字とも当てたら抽せんで、平成元年産(1989年)ビンテージ大吟醸「歳月」がいただけるそうです。
副賞もあるそうですよ。
平成最後にちなんだ商品続々
平成最後のポテトチップス
ポテトチップスで有名な湖池屋も数量限定で「平成最後のポテトチップス」が販売しています。
袋には平成に関するキーワードがあり、日付が大きく入っています。
記念に買う人もいるでしょう。
「平成」の大判・小判
大丸松坂屋百貨店では、「平成」の文字が書かれた純金の大判小判を販売しています。
なんと裏面には、希望の文字が入れられるそうですよ。
ブライダル市場も
ブライダルでは横浜ベイホテル東急が、4月末までに結婚式を挙げるカップル向けに「平成かけこみプラン」を用意しています。
「平成かけこみプラン」で挙式を挙げると、平成元年(1989年)に開通した横浜ベイブリッジを下から見上げられるというクルージングなどの特典があるそうです。
愛知県三河安城の結婚式場のフェリシアコートでは、新時代の幕開けカウントダウンと称して、ウエディングキャンペーンを行っています。
GW前後の10連休中(4月27日~5月6日)に挙式するカップルに事前に新元号を予想してもらって、当たればウエディングドレス・和装が無料で着放題になるそうです。
でも着放題って・・・。
そんなに着る?
そうでなくても1文字でも当たれば、1着が無料になります。
そのほか、テーマパークのペア入場券がもらえたりします。
「平成」の書が印刷されたクリアファイル販売
国立公文書館では、小渕恵三官房長官(当時)が掲げた「平成」の書が印刷されたクリアファイルを販売しています。
すでに計約2万枚を売り上げる大ヒットとなっています。
平成のクリアファイル、いかがですか?
ネットでの新元号の話題
ネット上ではキラキラ元号案も出てきています。
キラキラ、流行ってますね~!
光宙 ピカチュウ
跳躍 ジャンプ
新風 ニューウェーブ
などなどです。
面白いですね。
悪質”改元詐欺”に注意
テレビでは改元にともなった悪質詐欺が横行しているとのことです。
・全国銀行協会を装い、「改元により銀行法が変わる」と偽り、口座や暗証番号を記憶させ返送させる新たな手口
・天皇陛下の退位に便乗し、電話でアルバムなどの購入を持ちかけられる
など断っても執拗に勧誘してくる場合もあるようです。
気をつけましょう。
もし何かあったら、商品生活センターに相談をしてください。
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