タイム誌2020世界でもっとも影響力のある100人に女性日本人二人

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『タイム誌(Time Magazine)』が毎年発表している「世界で最も影響力のある100人」の2020年版が2020年9月22日に発表されました。

その100人の中に日本人女性が二人、選ばれました。

 

その二人とは、大阪なおみ選手と伊藤詩織さんです。

タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」とはどういうものか、また大阪なおみ選手と伊藤詩織さんが選ばれた訳をみていきましょう。

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目次

タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」とは

2004年から毎年行われ、今年で17回目になります。

タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」は毎年5つのカテゴリーに分けて発表するものです。

2020年は100人選ばれた人の内、54人が女性だということで、過去最多になります。

5つのガテゴリー

その5つのカテゴリーは、フジテレビ「とれたてニュースバイキング」では以下の5つのカテゴリーでお知らせしていました。

・重要人物

・開拓者

・指導者

・象徴

・芸術家

上のように分けられているということでした。

ですが、他のサイトでは

Pioneers(先駆者)

Artists(アーティスト)

Leaders(リーダー)

Icons(アイコン)

Titans(偉大な人)

とありました。

英語の訳によって解釈が違ってくるものと思われます。

また、それぞれ各20人、計100人が選ばれました。

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日本女性の二人選出

全米オープン優勝 大阪なおみ選手

先日全米オープンで優勝した大阪なおみ選手は入場からマスクで観衆の目をひきました。

大阪なおみ選手のしていたマスクは黒人差別に対する抗議の意志を犠牲者の名前入りのマスクで表現。

とてもインパクトのある表現でした。

大阪なおみ選手によると、

「マスクを着けることが間違いなく、全米オープンの目標でした」(日本時間13日)

と語っています。

このことはスポーツの領域を超えた存在感を示すことになりました。

スマホとボール

タイム誌の推薦文

自らの才能と発信力を生かして有色人種の命の尊さを称えたスポーツの領域おw超えた存在感を示した

とあります。

最初は試合に出場しないと言っていましたが、その後方針を変え、今回の形態となりました。

犠牲者の名前が入ったマスクで黒人差別に対する抗議の意志を示めしました。

また試合では決勝戦にまで進み、マスクを7枚披露することができました。

大阪なおみ選手は言っています。

「(7枚)マスクを着けることが間違いなく、全米オープンの目標でした。

大会で優勝できて素晴らしい気持ち」

勇気ある告発 伊藤詩織さん

3年前元TBSの男性記者から性的僕力を受けたとして実名公表し記者会見をしました。

この伊藤詩織さんの行動は勇気ある行動として注目されました。

現在、このことは嫌疑不十分で不起訴となっていますが、伊藤さんは民事採便で慰謝料などを求めています。

このことは、性暴力に対する勇気ある告発ということで、日本女性のあり方を大きく変えたとされています。

伊藤さんは、「私たちがどんなに被害者だって言われてもどんなに名前がついても隠さなくていい 恥じるべきじゃない ここにいていいんだ」と発言しています。

タイム誌の推薦文

タイム誌には、性暴力に対する勇敢な告発が女性の生き方を大きく変えた、とあります。

日本社会がようやく性暴力を容認することを拒否しつつある、ともあります。

海外での日本女性選出の反応

イギリスやアメリカ、フランスなどでも日本が平等に対しては遅れをとっていることを指摘していました。

海外の評価を見ると、日本を見る目がそういうふうに見られているということがわかります。

SNSでの誹謗中傷

SNSでの誹謗中傷は相当ひどいものがあります。

こういった誹謗中傷にめげず、戦っている姿に今の彼女たちの生き方が現れています。

 

世間にはいろいろな立場、意見があります。

そういった異なるものを認めていくことがこれからの課題になります。

誹謗中傷をなくしていかねばなりません。

それが世界平和、地球が繋がる一歩とも言えると・・・。

 

また大阪なおみ選手は、ボイコットしないで優勝できて本当に良かったと思います。

それがタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、黒人差別に対するアピールにもつながったと思います。

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