神奈川県座間市にあります座間神社。
武相総鎮護と称されています。
諸説ありますが、6世紀半ばに創建されたと伝えられています。
かつては飯綱権現社という社号で、今も地域からは飯綱さまの名で親しまれているそうです。
明治維新後には御祭神が日本武尊になり、社号も現在の座間神社となりました。
古くは同じく座間にある鈴鹿明神社の末社であったそうで、二つ合わせて参拝するのもいいと思います。来年の初詣の状況についてお伝えします。
目次
座間神社
【場 所】 神奈川県座間市座間1-3437
【例大祭】 8月30日
【電 車】
・JR相模線 相武台下駅下車 徒歩5分
・小田急線 相武台前駅より神奈中バス 座間 下車 徒歩2分
【駐車場】あり(無料)
※駐車場は神社の前の階段の下にあります。
座間神社アクセス
最寄り駅はJR相模線の相武台下駅です。
JR相模線の車両は乗り降りする時、自分でボタンを押します。
またJR相模線相武台下駅の周りは、あまり賑やかではありません。
コンビニも見当たらないので、そのつもりで行くと良いかと思います。
駅を降り東に歩くと相武台下駅入口交差点があり、少し行くと道路の向こうに一之鳥居が立っています。
1864年に最初に建立されたようです。
そこから住宅地を通る参道が続き二之鳥居に出ます。
この鳥居は東日本大震災後に再建されました。
その先はやや急な石段となっており、その途中に三之鳥居があります。
さらに石段を上った先に社殿が鎮座しています。
座間神社の御朱印
初穂料は300円です。
社務所で授与してもらいます。
御朱印帳も社務所で購入できます。
いろいろな種類があります。
座間神社のお守り
座間神社にはいろいろなお守りが揃っています。
どんなのがあるのか、ひと目でわかっていいです。
もちろん、かわいいペット用のお守りもありますよ。
足型がかわいい!
座間神社境内
松尾芭蕉の句碑
境内に入り急な石段を上り詰めると、社殿に向かう左手の木立のもとに松尾芭蕉の句碑が立っています。
はるなれや名もなき山のあさのつゆ はせを
(はせをとは俳号としての芭蕉の読み方です)
と刻まれています。
境内社
その芭蕉の句碑の奥には、境内社があります。
・学業や入試の合格を祈る 天神社
・子宝を授かる 蚕神社
・家内安全など 明王社
・夫婦円満・良縁・商売繁盛 浅間社
・五穀豊穣 山王社
・旅や交通の安全 道神社
などがあります。
御神木
樹齢300年のシイノキ
パワースポットとしても人気です。
このシイノキは、健康や延命を願い、その御利益を授けてくれると評判です。
気のパワーに満ちています。
夫婦椹 (さわら)
夫婦円満、結婚成就などを願い、訪れ祈願される人が多く来ます。
境内右手には鐘楼がおかれ、初詣の際は参拝客が思いを込めて鐘をつきます。
伊奴寝子(いぬねこ)神社
境内の裏手に神社に沿った道があり、座間神社の社殿の左手に伊奴寝子(いぬねこ)神社が鎮座しています。
境内の外へと続くかと思われる所へも案内版が出ていますので、わかりやすいです。
境内を出て、左へ行くとあります。
ペットの健康や幸せを願うペット向けの神社です。
鳥居のそばに説明書きがあります。
鳥居をくぐると、両脇には、犬とネコが鎮座しています。
犬像と猫像をなでると、願いが叶うとされています。
左手には、絵馬が飾ってあります。
ここでお参りしたら、社務所へ戻って絵馬を購入して願い事を書き、ペットの願いはここに吊るしましょうね!
座間神社の初詣
初詣の参拝をなさるのは地元の方がほとんどです。
御札、御守り、破魔矢などの授与も行われています。
元日の午前中には社殿前には列ができます。
地元の田名若者神輿連合会の皆さんによる獅子舞も披露され、新年の悪疫災禍を祓ってくれます。
甘酒も振る舞われます。
楽しい地元のお正月風景が繰り広げられます。
座間神社の御神水
神社会館すいめいの脇の空き地の奥には湧き水が出ています。
御神水とされ、大昔、悪疫が流行した際に、飯綱権現の化身である白衣の老人が村人にその湧き水を教え、悪疫が収まったという言い伝えがあるそうです。
神社建立の由来ともなっているこの湧き水は夏は冷たく冬は温かい水だそうです。
まとめ
地方の小さな神社ですが、地元の皆に愛されているとても気の高い神社です。
なんだか見所いっぱいで魅力的なところですね。
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