今、サバ缶がブームですよね。
買いに行っても売り切れになっていることもあります。
では、イワシ缶はどうなのでしょう?
サバ缶と同じように栄養や健康効果があるのでしょうか?
流行のEPAは同じようにとれるのでしょうか?
目次
いわし缶の栄養や成分
イワシ缶の栄養は以下のような成分になります。
イワシペプチド
DHA
EPA
カルシウム
ビタミンB群
コエンザイムQ10
ミネラル
どうやらDHAやEPAも入っているようです。
それぞれの成分についてみていきましょう。
イワシペプチドとは?
いわしのタンパク質が人の体の中で酵素分解されると「イワシペプチド」という健康効果のある成分になります。
この物質は血圧を下げたりする働きがあります。
現在、この成分がサプリメントとして取り扱われたりしています。
それだけこの効果に注目されているのです。
いわし缶のEPA
いわしを缶詰にすることで、EPAが生の時より1.5倍にもなります。
また、なんとサバ缶よりもEPAが多いのです。
ビックリですね!
可食部100gを比べると、
生いわし 780mg
サバ缶 930mg
イワシ缶 1200mg
(※10/23 林修の今でしょ!講座より)
EPAとは
EPAとは「エイコサペンタエン酸」の略で、いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれています。
「n-3系脂肪酸」という仲間で、体内で作ることができない「必須脂肪酸」になります。
旬の魚には、より多くのEPAが入っています。
血液の状態を流れやすくし、血栓をできにくくします。
高脂血症や動脈硬化を予防する働きがあります。
DHAとは
DHAとは「ドコサペンタエン酸」の略で、EPAと同じく青魚に含まれています。
また、マグロやカツオの眼の周りを囲んでいる脂肪にも高濃度が含まれています。
DHAのは働きは、血中の中性脂肪の値を低下させる作用や記憶力のアップが言われています。
いわし缶のカルシウム
いわし缶にはカルシウムも多く含まれていますが、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも入っているので、よけいカルシウムの働きを高めてくれます。
白髪を減らす効果がある?
EPAやDHAが血液の循環をよくしてくれ、毛根に酸素や栄養が運ぶのを助けてくれるので、白髪ができにくくなる、と言われるのです。
実際にEPAやDHAを採ってみた人の中で、白髪に改善が見られたという結果があるそうです。
イワシ缶と梅干し
イワシ缶と梅干しの組み合わせがいいとテレビ番組では言っていました。
イワシ缶と梅干しの組み合わせが相乗効果をもたらしいいということです。
梅に含まれるクエン酸が血液中の老廃物を流し、DHAとEPAの働きとともに血小板がかたまるのを防いでくれるので血流が良くなります。
効果的な取り方になるのですね。
サバより多少くせがあるイワシですが、梅干しと一緒に食べることで、イワシ独特の臭みも消してくれて美味しく食べられます。
イワシの缶の種類
現在、イワシにはいろいろな味付けのものが出回っています。
いろいろ試してお気に入りを見つけましょう。
・いわし塩焼き(マルハニチロ)
・いわしのトマトパッツァ(カゴメ・極洋)
・かば焼き
・オリーブオイル漬け、ガーリック風味
・みそ味
イワシ缶の食べ方
・大根おろしやかんきつ類を添える
・パンにはさむ
・イワシをそうめんのつけ汁に入れて食べるとおいしいという意見もあり
・いわしの醤油缶と梅干しを一緒に5分煮る
・分量のお米にいわしの醤油缶と梅干しを一緒に入れて炊く
イワシ缶の裏面の成分表
イワシ缶に表示されている栄養成分表やEPA含有量はあくまで目安とのことですが、ぜひ裏面にある成分量も気にしてみてみましょう。
表示は各々メーカーによって違ってくるので、100gあたりなのか、1缶あたりなのか、単位も気にしてみてみましょう。
イワシ個々の個体差や群れのグループ状況、獲れる時期によって違ってくるということです。
まとめ
イワシ缶は時短にもなり、調理に手間がかからないので、とても便利ですね。
いろいろ工夫して調理にも使っていきたいと思います。
手軽に魚がとれるので、いつも手元に置いておこうと思います。
コメントを残す