最近、いろいろな外来語がでてきます。
その中に「フレイル」という言葉もあります。
フレイルとはどういう意味なのでしょうか?
また「サルコペニア」という言葉もあります。
こちらはどういう意味なのでしょうか?
フレイルとサルコペニアとの違いはなんなのでしょう?
そしてまた「未病」という言葉もどういうことか、確認してみました。
目次
フレイルとは
フレイルとは日本老年医学会では、「高齢者が筋力や活動が低下している状態(虚弱)」と表現しています。
フレイルとは体が弱ったり、ストレスに弱くなっている状態のことです。
疲労感や活力の低下などもあります。
フレイルに気づいたら、早めに対処できれば重症化しない、まだまだ病気にならないで済むのです。
サルコペニアとは
サルコはギリシャ語で「筋肉」のことです。
そして「ベニア」は損失を表しています。
サルコペニアとは、歳をとってきたり病気になったりしてくると筋肉量が減少してきて、全身の筋肉低下がおきてしまうことです。
身体機能の低下がおきてくることなのです。
原因は、加齢によるもの、不活発な状態によるもの、体の疾患によって生じるもの、栄養不足になるものなどがあります。
サルコペニアは筋肉量などの測定によって数値として表されていたりします。
また、手足の筋肉だけでなく、飲み込むという動作の筋肉も指します。
フレイルとサルコペニアの違い
上からもわかるように、サルコペニアはもうそういう状態になっていることですね。
フレイルはその前の状態だといえると思います。
また、サルコペニアは主に筋肉量や歩行に着目していますが、フレイルでもその状態が続いていくとサルコペニアになっていくと考えられます。
ですからフレイルのうちに少しずつ体力や食事などを改善していくことが大切になります。
未病とは
他にも似たような言葉に「未病」というのがあります。
未病とは、中国の書物「黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)」という2000年以上前のものだとされるものがあります。
その中にかかれている言葉で「聖人は未病を治す」とあります。
中国から伝わる予防医学の原点になります。
「未病」とはまだ病気として現れてはいないものを指します。
ごく軽い症状か自覚症状がなくても検査で異常があった場合もあります。
病気を発症させない工夫が必要ですね。
フレイルと未病
こうみていくと、フレイルと未病は意味が同じようですね。
ごく軽いうちに症状(病気)を治していく、自分が気がつかないうちに進行している場合もあり、時々チェックしていくことが大切です。
ちょっと不調だなと思ったら
体の不調を感じたらケアをすることが大事です。
生活習慣を見直して、規則正しい毎日にしていく必要があります。
・食事は毎日毎回定刻にとれているか
・栄養は偏っていないか
・毎日同じ時間に起きているか
・睡眠不足になっていないか
・運動はしているか
・リラックスタイムはとれているか
みんな普通のことではありますが、この普通が忙しい現代社会の中ではなかなかできなかったりsますね。
が、できることから意識してはじめていきましょう。
これからの自分に関わってきます。
運動をとりいれる
自分ができることから体を動かすことを始めましょう。
運動が足りていない人は多いと思います。
自分ができる範囲のものでいいのです。
運動はどんな人にも役にたちます。
また運動とともに良質なタンパク質をとることも忘れずに。
まとめ
最近はいろいろな言葉が出てきています。
でもなんとなくニュアンスで理解していて、はっきりとはわかっていませんでした。
ここではっきりと確認してみました。
加齢や栄養の偏り、活動量が減ってきていたりしていろいろな問題が起こっている状況です。
今、高齢化社会を迎えて国をあげた取り組みが始まっています。
一人一人が今どんな状態なのか知ることが大事ですね。
そして自分の状態を知ったら、何をしたら良くなっていくのか、考えていく時間を持つことが大事です。
私もこれからどうやっていったら、今の状態が改善するのか、考えていきたいと思います。
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