グーグルホームとはどういうものなのでしょうか。
昨年アメリカで発売開始され、今秋、日本などでも発売されました。
グーグル社の開発したスマートスピーカーです。
スマートスピーカーとは、「無線通信接続機能と音声操作のアシスタント機能を持つスピーカー」です。
無線(Wi-Fi)につながっていて、人間の声による質問や要求にこたえてくれるというものです。
簡単にわかりやすくご紹介してみましょう。
目次
グーグルホームとは
つまり、これまでパソコンやスマホに入力して検索していたことを、音声で問いかけることによって、答えを聞くことができるわけですね。
スマホではすでに音声認識ができるものもありますが、スマホを手に持つということすら必要なくなっているわけです。
完全にハンズフリーの状態で必要な情報を得られるということになります。
グーグルホームで音楽を聴く
音楽を聴きたいときに、「ねえ、グーグル、安室奈美恵の曲聞かせて」というと自動的に流してくれます。
そこはスピーカーですから一番得意なところですよね。
ボリューム調節も声だけで可能です。
また、クロームキャストと設定をつなげることにより、テレビやモニターに動画でも画像でも映し出せることになります。
一時停止も早送りも可能です。音声を認識してご希望通りの操作をしてくれます。
さらに、設定した電気製品(スマート家電)を作動させることができます。
「ねえ、グーグル、部屋の電気つけて」というと、設定している部屋の照明を点けてくれます。
記憶の代わりもしてくれます。
「ねえ、グーグル買い物リストにマヨネーズ追加しておいて」といっておけば、スマホにあるリストに自動的に追加されています。
グーグルホームが認識する声
6人までの声を認識します。
家族それぞれの執事となるようですね。
小さめなグーグルホームミニというものもあります。
グーグルホームとほとんど変わらない機能がありますが、小さい分、搭載するスピーカーの出力が弱く、音楽再生には不向きのようです。
しかし別途スピーカーに接続するという手もあるようです。
グーグルホームの使い方
使い方は簡単のようですよ。
電源に接続し、お手持ちのスマートフォンを使って必要な設定をして下さい。
それだけで準備完了です。
設定することは、
1.根本的なところはどの無線(Wi-Fi)と接続するのか
2.そのグーグルホームのおかれている位置はどこなのか
3.設定しているスマートフォンの持ち主は誰なのか
を認識させることです。
つまり、最低限、電源とスマートフォンとWi-Fiの3つがないと機能しないともいえます。
グーグルホームを使う
まず簡単な質問をしてみましょう。
グーグルホームに話しかけているんだよっていうことが分かるように、最初に言う決まり文句があります。
「OK、グーグル」とか「ねえ、グーグル」です。
この言葉を認識して、作動が始まります。
「OK,グーグル、いま何時ですか?」
簡単な質問ですね。
「いま、○○時△△分です」
と答えが返ってきます。
時刻くらいは時計を見れば済む話ですが、たとえばお料理をしていて両手が小麦粉まみれになってしまっているときに、タイマーを3分間にセットしたいとします。
「OK,グーグル、タイマー3分セットして」というと、
「タイマー3分セットします、スタート!」と反応してくれます。
そして3分後にアラーム音を鳴らしてくれるのです。
便利ですね~!
一番のポイントはグーグルホームはグーグル検索と連動しているということです。
ですからほとんどどのような質問にも瞬時に答えてくれるようです。
「OK、グーグル、日経平均株価は?」
「OK,グーグル、こんにちはってスペイン語で何て言うの?」
「ねえ、グーグル、今日の天気は?」
どんな質問でも大丈夫です。
「ここから渋谷まで歩いて何分?」
位置情報に基づき、すぐに答えてくれます。
グーグルホームのスペック
グーグルホーム
【価 格】 15,120円(税込み)
【大きさ】 直径 96.4mm 高さ 142.8mm
【スピーカー】 クリアな音を表現する2インチドライバ、ハイエクスカーションスピーカー
グーグルホームミニ
【価 格】 6,480円(税込み)
【大きさ】 直径 98mm 高さ 42mm
【スピーカー】 ヘッドフォン等で使われる360度サウンド、40mmドライバー
まとめ
どんどん便利な世の中になってきますね。
将来はグーグルホームに手や脚がついて家中を動き回っているのでしょうか。
だいぶ先だとは思いますけど。
では、「OK、グーグル、明日朝6時に起こしてね」
おやすみなさい。
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