秋はきのこがおいしい季節ですね!
スーパーでもいろいろなきのこに出会えます。
きのこは低カロリーでダイエットの強い見方です。
食物繊維やミネラルもたっぷりで、何より価格が安いものが多いです。
ぜひ、上手に利用していきたいですね。
目次
きのこについて
きのこは菌類です。
植物とは異なります。
食用にもされますが、毒性のあるものもありますから注意が必要です。
日本には数千種のきのこが生育しており、そのうち約1800種が分類・命名されているそうです。
さらにそのうちの約700種が食用とされていて、約100種が有毒であるといわれているようです。
その実態にちょっとだけ迫ってみましょう。
きのこの働き
きのこは、どの種類でも免疫力を活性化する働きがあります。
きのこにはβ(ベータ)ーグルカンという免疫力を高める成分が多く含まれています。
このβーグルカンは、腸内細菌や酵母、菌類、カビ類などの細胞壁に存在しているものと同じです。
免疫増強力がとても強い天然物質です。
他にもきのこには、活性酸素を消すという働きがあります。
現代の生活は、活性酸素を増やす方向のことが多いので、毎日の生活にきのこを積極的に食事に取り入れていきたいですね。
スーパーでよく見かけるきのこ
ぶなしめじ
しいたけ
エノキタケ
マッシュルーム
エリンギ
マイタケ
なめこ
きくらげ
ぶなぴー(しめじの白いもの)
代表的な食用きのこ
![きのこを入れて鉄板焼き](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/09/c32f21fd819d13d8fc603c2234848c53_m.jpg)
しいたけ
ハラタケ目キシメジ科に分類されます。
日本のみならず中国、韓国、東南アジア、ニュージーランドなどでも生育しています。
食用として、きのこの中でも人気ナンバーワンといってもいいでしょうね。
クヌギ、シイ、コナラ、クリなどの広葉樹の枯れ木に生息します。
炭水化物、食物繊維、ミネラルが含まれる低カロリー食品といえます。
しいたけを天日干しにすると、ビタミンDが増えます。
お天気が良い時に日当たりの良い所にザルに入れて干しておくといいです。
えのきたけ
なめこ、なめたけ、なめすすき、ゆきのしたなどとも呼ばれているようです。
タマバリタケ科のきのこです。
エノキ、カキ、コナラ、クワなどの広葉樹の枯れ木や切株に発生します。
鍋物、炒め物、煮物によく使われます。
中国では便秘の特効薬として使われるそうです。
まいたけ
トンビマイタケ科のきのこ。
こちらも食用としてなじみ深いですね。
ナラ、カシ、シイといったブナ科樹木の大木の根株で生育します。
旨みが強く、歯切れも良くほとんどの調理法で美味しく食べられます。
炒め物、鍋料理、天ぷらなどによく利用されます。
しめじ(ぶなしめじ・ほんしめじ)
キシメジ科シメジ属のホンシメジのことです。
「匂いまつたけ、味しめじ」といわれるように、グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などのうま味成分に富んでいます。
まつたけ
キシメジ科シメジ属キシメジ亜属マツタケ節のきのこです。
独特の強い香りを持ち、食用きのこの最高級品に位置づけられています。
発生時期に地域差があり、高緯度の冷涼地では8月末頃から始まり、九州などの比較的温暖な地域では11月末頃まで発生するようです。
地表からわずかに顔を出したところを根元から押し上げるようにして採取します。
熟練の技が必要なのですね。
現在のところ人工栽培は出来ていません。
自然に発生したものを収穫するだけです。
その香りのよさを利用して、土瓶蒸しや松茸ご飯として食べることが多いようです。
関西では「まったけ」と呼ばれているようです。
トリュフ
日本では採れない物ですが、高級品として有名ですよね。
キャビア、フォアグラとともに世界の3大珍味と言われています。
子嚢菌類セイヨウショウロ目のきのこです。
3~10cmの塊状で地下に育つものです。
独特の芳香ですこぶる珍味だそうです。
フランス、イタリアに産し、ブタやイヌの嗅覚を利用して探すので有名です。
なかでもフランスのペリゴール地方産が最上品とされているそうです。
イタリアのピエモンテ・トリュフも貴重なようですよ。
日本では缶詰か冬季に少量輸入される生ものが手に入るようですね。
毒キノコ/ドクツルタケ
毒キノコは数々ありますが、日本のきのこ中毒による死亡の大半の原因となっているドクツルタケをご紹介しておきましょう。
「殺しの天使」って呼ばれてるそうですよ。
体重60kgの人間の場合、ドクツルタケ約1本(8g)が致死量となります。
見た目が白くて綺麗で可愛いので、食べられるきのこと間違えやすいようです。
すさまじい毒性を持ち、肝臓、腎臓をスポンジ状に破壊、数日間から約1週間苦しみを与えた末、死に至らしめるそうです。
きのこって不思議
美味しいんだけれど、よくわかっていないことも多くて、まつたけのように人工栽培できないものもある。
ちょっと不思議な食べ物、きのこ。
通年、スーパーで買えて、それも比較的お安いですよね!
店でしっかりしたものを買ってきて、美味しく調理して食べましょう。
寒くなってきて、鍋物が恋しくなると欠かせないものになってきますね。
きのこ園のご紹介
「内沼きのこ園」
![きのこ園で](https://topitane.net/wp-content/uploads/2017/09/タイトルなし2-225x300.jpg)
東京都青梅市に「内沼きのこ園」があります。
しいたけを原木で育てていまして、しいたけ狩りをさせてもらえるんです(有料)。
今ちょうどシーズンなので、予約も一杯かもしれません。
できるだけ朝早く行くのがおすすめです。なぜならば夜間に大きく生育したしいたけを採ることができるからです。
お店の人に採り方の説明を受けて、ビニール袋をもらって、いざしいたけ狩りへ!
しいたけの軸の付け根を持って、左右か上下に力を入れてください。
ボロッととれてくれます。
原木からにょきにょきっとはえているしいたけを上手に採ってくださいね。
傘が大きく開いているものが完熟した美味しいしいたけです。
季節によっては、まいたけ、ひらたけ、なめこなども採れるそうです。
採ったしいたけの重量に応じてお金を払います。
そして園内の七輪設備を利用してその場で焼いて食べることが出来ます。
採れたてのしいたけを火であぶって、ちょっとお醤油をかけて食べるのです。
想像してみて下さいね。美味しいですよ。
もちろん飲み物やきのこピザなどのそのほかの食べ物も注文できますよ。
【所在地】東京都青梅市成木1-90
【営業時間】 10時~17時 (火曜定休)
【アクセス】JR青梅線 東青梅駅 下車
都営バス 成木循環線 成木1丁目 下車 徒歩5分
※駐車場もあります
まとめ
今は旬ですから、スーパーで売っているしいたけを同じようにお家であぶって食べても美味しいでしょうね。
とりあえず今日はそうして、今度のお休みの日に青梅へ行きましょうか。
天気がいいといいですね。
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