皇居乾通りの一般公開が人気です。
普段は入れないところに入り、春は桜を、秋は紅葉を楽しむことができますから。
2018年3月に行われた、春の一般公開では、9日間で約40万人もの人々が入場しています。
目次
2019年秋季皇居乾通り一般公開日程
2019年の情報は未発表です。
2018年は以下の日程でした。
【公開期間】2018年12月1日(土)~12月9日(日)
開催日程と入場者数
2014年12月3日(水)~7日(日) 5日間 349,500人
2015年12月5日(土)~9日(水) 5日間 202,820人
2017年12月2日(土)~10日(日) 9日間 226,220人
(2016年は乾通りの工事のために実施されていません)
2018年の考えられる予定は、12月1日(土)から5日間(?)ということになるでしょうか。
日本気象協会の発表している紅葉情報では東京の紅葉の見頃は平年どおりの11月下旬とのことです。
一般公開の予定は紅葉の進み具合によりますので、発表を待ちたいと思います。
皇居乾通り所在地とアクセス
【所在地(宮内庁住所)】東京都千代田区千代田1-1
一般公開入場者は、皇居前広場と二重橋濠の間にてチェックを受け、坂下門から入場となります。
各最寄り駅からは、日比谷濠、馬場先濠を渡ってということになりますので、少し距離を歩かなければなりません。
・東京メトロ 大手町駅、二重橋前駅より徒歩約10分 東京駅、日比谷駅より徒歩約15分
・都営地下鉄 大手町駅より徒歩約10分
・JR 東京駅、有楽町駅より徒歩約15分
皇居乾通りと混雑
秋の皇居乾通り一般公開も春と同様、混雑が予想されるため、警備がされています。
数多くの警察官および警察車両が警備している中、交差点ではDJポリスが日本語と英語で誘導してくれている中を抜けて、内堀通りから皇居前広場へと進んでいきましょう。
坂下門からの入場開始は午前10時となっていますが、8時を過ぎるとすでに待機場所には大勢の人が集まっています。
多くの人の行列ができています。
9時半くらいから警察官によります、所持品のチェックおよび金属探知機によるチェックがおこなわれ、順次坂下門前へと誘導されます。
坂下門からの入場は午前10時から午後2時半までとされています。
ただし、人出の状況によっては、少し早めに入場させてくれることもあるようです。
警察官が「走らないで、立ち止まらないで」と呼びかけています。
警察犬も動員されています。
坂下門の事件
坂下門といいますと、歴史的な事件も起きています。
桜田門外の変はよく知られていますが、坂下門外の変というのもあったのです。
桜田門外の変からおよそ2年後、1862年2月、和宮降嫁などを進める老中安藤信正を尊皇攘夷派の水戸浪士が、坂下門前にて襲撃したのです。
桜田門外の変以降、老中登城の際の警備は厳重を極めており、浪士らはその場で全員討ち取られています。
その坂下門ですが、新年および天皇誕生日の一般参賀においても通用門とされています。
もともとは江戸城西の丸の坂下にあったのでこの名前となっているそうです。
皇居の門
かつては、その他の多くの門と同様に、高麗門(第一の門)と渡櫓門(第二の門)からなる枡形形式の門でした。
※高麗門(こうらいもん)
本柱2本と控え柱2本の門の形式
※櫓門(やぐらもん)
門の上に櫓がある門の形式
明治18年、1885年に宮殿造営の資材搬入のために高麗門が撤去され、その2年後に渡櫓門のみが建て直されています。
坂下門をくぐって、わずかな上り坂を進んでいきます。
そして右にカーブする道沿いに、常緑の松と赤く色づいたカエデ、そしてその奥に富士見櫓(ふじみやぐら)が見えます。
富士見櫓は将軍が富士山や海や花火を眺めたところなのだそうです。
緑と赤と櫓の白い壁面のコントラストがそしてもしも快晴ならば空の青も含めてフォトジェニックですよ。
まずは一枚どうぞ。
宮内庁庁舎へ
左を見ますと、宮殿へ登る坂道があり、さらに進みますと宮内庁庁舎があります。
1935年に完成した歴史的建造物です。
一時、仮宮殿としても使用されていました。
美しく紅葉している木々ですが、それほど大きな木はありません。
しかしどの木も手入れが行き届いているという感じがします。
乾通り通り抜けのハイライト
しばらく進みますと左手に道灌濠(どうかんぼり)があります。
ここが乾通り通り抜けのハイライトです。
東京都千代田区、都心の真ん中で、いったいどこの渓谷にやって来たのかという錯覚にとらわれます。
濠の水面に紅葉した木々がよく映えています。
すこし距離をおいて眺めるだけですが、それでも満足することができるでしょう。
二手に分かれる道
西桔橋(にしはねばし)で二手に分かれます。
まっすぐに乾門出口へ行くコースと、皇居東御苑へ入るコースです。
乾門を通り抜けたい方は直進、東御苑を散策されるならば右折となります。
乾門を出てから右に行きますとそこから東御苑へ入ることもできます。
通り抜けの間は、写真撮影などで長く立ち止まることのないように再三呼びかけられます。
大勢の人がいますからお互いに譲り合って美しい紅葉を観賞しましょう。
普通に歩いて20分程度です。
天候に恵まれると良いですね。
乾門を抜けましたら、そのまま北の丸公園へ進んではいかがですか。
こちらの紅葉も美しいすよ。
乾通りでは座って一服とはいきませんが、北の丸公園にはそういうところもありますから、ゆっくりしてください。
周辺グルメ情報
北の丸公園から武道館前を通りまして、靖国通りを左へ行ってください。
九段坂上の信号を左折して200mほど行きますと、「トニーローマ三番町店」があります。
歩き廻った後は、おいしいバーベキューリブを食べましょう。
【所在地】東京都千代田区三番町6-4 ラ・メール三番町1F
【電 話】050-3476-7500
ランチタイムは、
月~金 11:30 ~15:00
土日祝 12:00 ~15:00
となっています。
<ランチメニュー>
トニーローマオリジナルベイビーバックリブ 1,780円(税込み)
ステーキランチ 1,600円(税込み)
サーモングリルランチ 1,300円(税込み)
ハンバーガーランチ 1,300円(税込み)
まとめ
東京の真ん中、皇居の中で美しい紅葉を見て、美味しいお肉も食べて充実した1日になりました。
平成最後の紅葉の乾通り通り抜けでした。
これからも平和な時代が続きますように。
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