府中にある大國魂神社の酉の市!御朱印と熊手

熊手

11月の酉の日、各地で盛大に酉の市が行なわれています。

酉の市を楽しみながら、熊手や御朱印を手に入れましょう。

ここでは府中にあります大國魂神社の酉の市の様子をレポートします。

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目次

関東三大酉の市とは

特に、浅草鷲神社、新宿花園神社、そしてこの府中大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)にておこなわれますのが、関東三大酉の市とされています。

境内の出店には縁起物の熊手が多数取り揃えられ、景気のよい売り子の声そして手締めの音が鳴り響いています。

古くより武蔵国(多摩地方)の総鎮守であったこの大國魂神社の酉の市の様子をご紹介します。

大國魂神社のアクセス

2018年11月13日、二の酉でした。

雨を予想させる曇天、そして11月らしい肌寒い日となりましたが、境内は活気に溢れていましたよ

大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)

入り口

【所在地】東京都府中市宮町3-1

【アクセス】 
・京王線府中駅から徒歩約5分
 西出口6からけやき並木の通りに出まして左へ進んで下さい。
 府中駅は京王新宿駅から特急で23分、278円です。

・JR南武線・武蔵野線府中本町駅から徒歩約5分
 府中街道の府中本町駅入口交差点から新西参道より境内へ進んで下さい。

・JR立川駅から府中本町駅へ普通電車で12分、165円です。

【駐車場】
参拝者用無料駐車場が府中街道の府中本町駅入口交差点から新西参道へ入ったところにあります。
周辺にはコインパーキングもあります。

大國魂神社酉の市日程

大國魂神社の2018年、平成最後の酉の市の日程

一の酉 1日(木)
二の酉 13日(火)
三の酉 25日(日)

開門時間(参拝可能時間) 6:00~24:00

大鷲神社へ向かう

京王線府中駅方面から、天然記念物ともなっております馬場大門けやき並木を通り、大鳥居を一礼して境内に進みます。

鳥居

参道の右には日露戦役記念碑がありまた左には軍艦多摩戦没者慰霊碑があります。

 

しかし酉の市の日はその前にずらりと熊手の販売店が並びますので何も見えません。

一旦その売店は素通りしまして拝殿へ向いましょう。

手水舎

手水舎

さすがに手水舎の前には売店は出ていませんね。

手水で清めて、7年前に改築されたまだ真新しい「隋神門」をくぐります。

さらに進みますと1969年に建て替えられました威厳ある「中雀門」があります。

そこを抜けると拝殿です。

大國魂神社の拝殿へ

その奥にあります徳川四代将軍家綱により再建された本殿を透見しつつ、拝殿での作法にのっとた礼をしましょう。

 

さて、酉の市ですから大鳥と冠された神社へお参りしなければなりません。

 

酉の市とは特に関東地方の、鷲神社、大鳥神社、あるいは酉の寺などの鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事、お祭りのひとつですから。

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大鷲神社と住吉神社

拝殿から右手へ進みますと、住吉神社大鷲(おおとり)神社があります。

この大鷲神社が酉の市の日には各地でフィーチャーされるのですね。

 

こちらの大鷲神社は大阪堺の大鳥神社を御本社としており、現在は、開運そして商売繁盛の神様として信仰されています。

 

江戸時代に大鳥神社の御分霊を府中新宿に祭祀されたものを、明治43年に大國魂神社の末社として大阪住吉神社の御分霊を祭祀していたこの住吉神社に合祀したのです。

こちらにもお参りしましょう。

 

そして参拝が済みましたら、拝殿脇にあります授与所に戻ってください。

神符熊手をいただく

くまで授与所

「酉の市 くまで授与所」と大きく書かれているところで巫女さんから神符熊手(しんぷくまで)を授与していただけます。

 

この神符熊手はお払い済み、お守りといっしょなのです。

初穂料は熊手(大)3000円、熊手(小)1000円、かんざし守り500円となっています。

 

神符熊手はシンプルな竹細工です。

稲穂とお守りが結ばれています。

 

そして小さな枡の中に金色の恵比須様大黒様がいますよ。

かんざし守りも竹細工です。

小さな熊手形のかんざしにお守りがついています。

縁起熊手の販売

熊手の販売

さていよいよ参道に戻って、縁起熊手の販売されているところへ行ってみましょう。

販売露店は午前9時から深夜0時ころまでの営業ですが、早めに閉店するお店もありますのでご注意を。

 

1000円程度のものから数万円というものまで取り揃えられています。

売買が成立しますと、「商売繁盛、ますます繁盛!」という威勢のよい掛け声とともに拍子木に合わせて三本締めがおこなわれていますね。

 

縁起熊手は本当に華やかですね。

赤や黄色、そして金色の飾りつけが多数施されています。

兜、提灯、おかめ、亀、太鼓そしてなどで装飾されているのです。

赤は鯛、黄色は米俵、金色は大判小判などとなっているのです。

大國魂神社の神楽殿へ

暗くなってきますと、神楽殿ではお囃子が演じられています。

国指定重要無形文化財 「江戸の里神楽山本頼信社中」によるものです。

 

この神楽は古代に発生した芸能を室町時代に舞台劇とし、さらに江戸時代に衣装、仮面などが整えられたものです。

 

和服姿で仮面をつけた演技者が黙々と神話の世界を演じていくものです。優雅な舞も特徴的です。

大國魂神社の御朱印

御朱印

拝殿に向って左にある社務所では御朱印もいただけます。

せっかくですから酉の市の日付の御朱印をいただきましょう。

初穂料300円です。

 

参考までに大國魂神社では酉の市にちなんだ御朱印はないとのことです。

また、境内にある大鷲神社の御朱印はないそうですよ。

でも、酉の市の時にもらった御朱印って何となく縁起がいいような気がするので、ぜひもらっておきましょう。

まとめ

かつて江戸の中心であったともいえます浅草鷲神社や現在の大繁華街にあります新宿花園神社とはちがいちょっぴりのどかな府中大國魂神社の酉の市でした。

神符熊手をいただきましたので、来年またお返しにそして新たなものをいただきに伺おうと思います。

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