過去最高額となる豊洲市場の初競りでした。
1月5日の初競りでは、なんと3億3360万円の値段がつきました!
おなじみ、すしチェーン「すしざんまい」の「喜代村」の木村清社長が競り落としたのです。
このマグロを釣った人はどんな人なのでしょう?
目次
マグロを釣った漁師は?
この最高額で競り落とされたマグロを釣ったのは、青森県の大間漁協所属の漁師藤枝亮一さん(64)でした。
この知らせを聞いたのは、地元の仲卸業者からです。
これを聞いた時は額が大きすぎて桁が間違っているのではないかと思ったそうですよ。
それはそうですよね。
最高値をつけたのは、青森県大間産のクロマグロ(278キロ)です。
その値段が1本3億3360万円でした!
2018年の高値では、3645万円だったのです。
これと比べると、なんと今年はその9倍にもなるのです。
マグロを釣った時
この最高値がついたマグロを釣った時は、大きくてびっくりしたということです。
釣ったマグロの大きさは278キロです。
そしてこのマグロが競り落とされた時の値段を聞いてまたびっくりということになりました。
マグロを釣った藤枝さん
藤枝さんは64歳。
息子さんがいます。
が、漁師は大変なので、後を継がせたくはないといいます。
命がけで海に出ている漁師さんです。
高値で売れて収入がいいように感じますが、その裏には多くの苦労があります。
この漁師さんは、最初はマグロの仲買人だったのですが、45歳の時に一本釣りの漁師さんになりました。
2019年で19年目になります。
船は弟との兄弟船、「第28光明丸」の船長さんです。
このマグロは4日の午前4時20分ごろに釣れたそうです。
初競に出荷するのは、今回の2019年が初めてでした。
初めてで最高値ですから本人はよほどビックリしたことでしょう。
漁師さんの取り分はいくらに?
3億3360万円で売れたマグロ。
このマグロの内訳は、
・大間漁協・青森県漁連 5.5%
・卸業者 5.5%
ですから、漁師さんの取り分は
・漁師 89%
になります。
ですので今回の取り分は約3億円。
凄い額です。
高値のマグロの収入の使い道は?
借金があるので、その返済に当てるそうですよ。
あとは孫に今年2度目のお年玉をあげたいそうです。
お孫さんもニコニコですね!
仲卸業者の値段の予想は
今年は平成最後というと、豊洲市場初ということで、3億まではいくのではないかと思っていたそうです。
ですから予想以上でしたね。
過去の最高値
過去、マグロの最高値は、やはり2013年にすしざんまいが競り落とした1億5540万円です。
まとめ
平成最後の初競りということで高値がつきました。
縁起ものなんですね。
競り落とされたマグロは順次全国のすしざんまいの店舗で味わえるそうですよ。
この縁起ものを食べた人達は通常の価格で味わえたということです。
単純に計算すると、1貫あたりの値段は約2万2,000円にもなるそうです。
それが平常価格の大トロが398円、中トロが299円、赤身158円、プラス税で味わえるそうです。
さぞおいしかったでしょうね。
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藤枝亮一さん といえば以前、松方弘樹さんが大間でマグロ釣りに挑戦した時の指導者で船を提供された方ではないでしょうか?
Yossie70さん、コメントをありがとうございます。
そうなのです。
あの松方弘樹さんと親しく、相棒だったと言われていますね。
お互いに意気投合したとか。
その藤枝亮一さんだということです。