毎年多くの人がお花見に訪れる目黒川の桜。
2020年のお花見はどんな状況になるでしょうか?
桜の開花状況と混雑をお知らせします。
目次
目黒川の桜はお花見の名所
目黒川の桜は都内で有名な目黒川のお花見の名所です。
約800本の桜が川の両岸に並んでいます。
また両側にたくさんの屋台やお店が立ち並び、飲食している人やショッピングをしている人、お花見の人でごった返しています。
都内の花見の1位を誇っている約4キロに渡る目黒川の桜並木です。
2020年の目黒川の桜の開花予想
3月19日開花で、満開の予想では3月26日(木)くらいと思われます。
こちらは日本気象株式会社が、2020年1月23日発表したものを参考にしています。
2020年は暖冬なので、例年より早いと思われます。
大橋から中目黒駅まで
大橋から中目黒駅付近まで歩いてみましょう。
国道246号線の下り車線側にあります歩道が橋になっていまして、これが「大橋」です。
目黒川の上流側の桜並木の始まりですね。
ここから中目黒駅まで歩いてみました。
【大橋】
東京都目黒区大橋2-24-1
東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩約2分
【中目黒駅付近】
東京都目黒区上目黒1-21-1
東急東横線中目黒駅すぐ
写真を撮りながら、ゆっくり歩いて大橋から中目黒駅付近までは45分くらいです。
二日前の”猛吹雪”が嘘のようによく晴れました日の下で、まだ五分咲き程度の桜を堪能することが出来ました。
大橋周辺
この辺りは川幅が狭いので両岸からの桜の枝が川の上で重なりあってアーチ状になっています。
見ごたえのある所です。
大橋から300メートル程は川がカーブしていますが、そこを過ぎますと中目黒駅まではほとんど直線です。
手前のカーブで直線部分の川のセンターライン上に立ちますと、ピンク色のトンネルが永遠に続いているように見えます。
満開の時にはよほど幻想的な光景になります。
2018年は開花日以降の天候不順で満開は4月になってからでした。
2019年は暖かい日が多いので、順調に満開に近づいていて、3月末には満開でした。
2020年はどうなるでしょう。
桜は咲くとあっという間に散ってしまうので、状況を常に見ておきましょう。
満開が早いのはいいのですけれど、ただひとつ残念なのは入学式の時にはすでに散ってしまっていることですね。
しょうがないですけれど。
中の橋
中の橋の朱色と桜のピンク色は春らしさをさらに感じさせてくれますね。
目黒川沿いのこの桜並木がいかに地域の重要なものであったかを物語る記念碑もあります。
私が昨年行った朝の10時でしたから、人通りもそれほどでもありませんでしたが、午後に入ってからはかなりの人出になっていると思います。
夜は歩くのに苦労する状態でしょうね。
目黒川の桜の混雑ピーク
20日(祝・金)、21日(土)、22日(日)とさらに大変なことになっていると思います。
桜に注目が集まるのは、あっという間に散っていくからです。
これが1ヶ月も2ヶ月も咲き続けるものでしたら、誰もこんなに夢中になりはしません。
ほんの1、2週間で散ってしまう、また来年まで見ることができないと思うからわざわざ足を運んで見に行くのです。
儚さが美しさを増幅しているのですね。
場所によっては大勢でお酒を飲んで大騒ぎしていますが、ここ目黒川では禁止です。
ただし、座り込まなければ、屋台で購入して食べ歩きができます。
まとめ
短い逢瀬と分かっているので燃え上がる恋人同士のようなものですね。
言ってみればその短い期間だけちょっと人を狂わせるのです。
坂口安吾が桜の花の満開の下というちょっぴり怖い小説を書いていますが、なんとなく理解できますよね。
散ってしまえばまた普通の日常に戻ります。
違うのは季節がすっかり春に変わっているということですね。
桜の花とは寒い冬を耐えた人々に対するご褒美のようなものなのでしょうか。
目黒川の桜を堪能したあとは、「郷さくら美術館」で素晴らしい桜の絵画を見るのもいいかもしれませんね。
もし、桜が散りかけていたら、こちらの美術館で桜を鑑賞してみましょう。
きっと満開の桜を感じることができることでしょう。
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