フォトジェニックという言葉が流行ったと思っていたら、今度は「ムービージェニック」という言葉が出てきました。
これはどういう意味かわかりますか?
いろいろ次から次へと新しい言葉が出てきますね。
こちらで紹介しようと思います。
※フォトジェニックについてはこちらから
目次
フォトジェニックの次のものへ
しかしそれだけでは皆さん飽き足らなくなってきているようですね。
もっと面白くしたい、もっと見ている人を楽しませてあげたい。
そんな思いから単純な静止画像を超えるものが考えられてきたようです。
静止画で飽き足らないなら動画ですね。
だれでも考え付くと思います。
ムービージェニックの登場
インスタグラムの「ストーリー機能」で短時間動画を共有しようということですね。
しかし動画なら何でもいいというわけにはいきません。
見る人が「あっ」と驚く、
「ほうっ」と感心する、
「まあ」と驚嘆する、
「えっ」と二度見する。
そんなムービージェニックが求められているのです。
ムービージェニックの例としてよく上げられているものを紹介します。
ムービージェニックの例
丸の内・ドルバイヨルのアヴァランシュ
中がサンデーになっているチョコレートの円いドームに温かいキャラメルソースをかけて溶かして崩していって中が見えるもの。
吉祥寺・カフェルミエールの焼き氷
カキ氷の上にメレンゲを盛り付け、フランべしたラム酒をかけると一瞬にしてキャラメリゼされた焼き氷が出来上がる(冬でもカキ氷はメニューにあるようですが現在も提供されているかは不明です)
銀座・武蔵別邸巌流島 わたあめすき焼き
すき焼きの鍋にわたあめが乗っており肉を載せ割下をかけるとわたあめがじわーっと溶けていくというもの
一瞬見ておもしろいなあと感じてくれればそれでいいのだと思います。
ムービージェニックの投稿動画
ストーリー機能の短時間動画は24時間で自動的に消えてしまうようですので、失敗した映像もいつまでも残るということがなく気楽に楽しめるのですね。
当然動画には音声も入りますので、その場にいた人の歓声を合わせて聞くことができ、臨場感あふれるものとなりますね。
しかし映像ばかりではこれまた飽きがきてしまいますね。
ムービージェニックもいつでも喜ばれるわけではありません。
そこで考え出されたのが、ストーリージェニックです。
ストーリージェニックへ
隠されたストーリー、希少な体験談、非日常の世界のストーリー性をもったものを紹介していくのですね。
見る人はそのストーリーの深さに感動しそのものへの関心をさらにたぎらせるわけです。
見た目が普通のものなのに実は隠された逸話がある。
それを「ストーリー」と呼ぶようです。
「ストーリー」の例
これを考え出した人たちが例としてあげていますのはこんなのです。
富士五湖のあたりに数年に一度出現する幻の湖・赤池から酵母を採取して醸造したワイン。
美味しいかどうかは分からないようですが完売だそうです。
農家、漁師、大工などに1年間実際にはきこんでもらったジーンズ。
2倍の値段で売れたそうです。
個人的にはあんまりはきたいとは思いませんが。
戦前からある日本建築を住んでいた人などを知ることにより価値を持たせて販売する。
立地や築年数を超えた価値を見出すということのようです。
効率とか経済性とかいった現代の当然の価値感に背反することにあえて価値を見出そうということなのでしょうか。
オリジナリティーが重要だということでしょうね。
まとめ
大衆に受けるムービージェニックやストーリージェニックを追求してしまう昨今です。
SNSのフォロワーや登録者を増やすのは簡単なことではありません。
仲のよいグループの間で共有できていければいいと思います。
自分の考えや好みに共感してくれる人が一人でも二人でもいればそれだけですごいことですよね。
仮にこれらのことで新たなフォロワーや登録者ができたならばそれはまたすごいことで大事にしていけばいいと思います。
しかしこのムービージェニックもストーリージェニックも流行です。
いつまでこの流行が続くのかはわかりませんが、楽しんでいければいいと思います。
たくさん楽しみましょう!
コメントを残す