多摩動物公園の周り方!見どころと楽しみ方と駐車場情報も

豊かな自然の残る環境にある多摩動物公園。

未だに人気の衰えない多摩動物公園です。

広い多摩動物公園の周り方や見どころ、楽しみ方を探ってみたいと思います。

また、小さいお子様連れも多いと思いますので、駐車場情報ものせました。

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目次

多摩動物公園の基本情報

【所在地】東京都日野市程久保7-1-1

【開園時間】9:30~17:00
(入園券発売は16:00まで)

【休園日】水曜日、年末年始

詳細は公式HPのカレンダーを確認してください。
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

【入園料】
一般600円 65歳以上300円 中学生200円
(小学生以下、都内在住の中学生は無料です。)

多摩動物公園のアクセス

京王線、多摩モノレール 多摩動物公園駅下車

専用の駐車場はありませんので、車の方は近隣の料駐車場を利用してください。

一番近い駐車場は、株式会社京王ストアの駐車場が近くにあります。

第一、第二、第三、第四駐車場とあります。

公式ホームページから紹介しておきますね。

多摩動物公園駐車場

上のページには詳しい料金なども掲載してあります。

ただし、土日祝日は大変混雑していて、駐車できないこともあります。

 

他にも駐車場はありますが少し離れます。

だいたい料金が動物園入口に近いほど高く、遠くなるほど安くなっています。

場所、季節や日にち、時間、曜日によって、細かく料金が設定されているところが多いようです。

平日は結構空いているようです。

 

混雑が予想される時に行かれる方は、朝早いほうがいいようです。

開園(9:30)前か、開園の時間に行けばいいのではないでしょうか。

 

正門では大きな象が出迎えてくれます。

多摩動物公園入り口

多摩動物公園について

東京都日野市にあります多摩動物公園は1958年に開園しました。

上野動物園の入園者数が増加したために、第二の動物園が必要となったためです。

 

そこで多摩丘陵の自然を活かした動物園、多摩動物公園が誕生しました。

50haを超える上野動物園の4倍の敷地にできるだけ動物を自由に飼育しているのが特徴です。

多摩動物公園地図

開園当初から、チンパンジー、インドゾウ、インドサイが人気を集めました。

総動物数は99種類、434点だったそうです。

1958年5月5日の開園日は無料開放となり、25万人が訪れたとされています。

 

1960年にはアミメキリンが夫婦で来園しました。

さらに日野市長の媒酌により、オランウータンのオスメスが結婚式を挙げました。

またこの年は日本で初めてのフタコブラクダの繁殖に成功しました。

 

1964年にはサファリ式観覧バス「ライオンバス」が始まったのでした。

 

また、この年に京王線多摩動物公園駅が開通し、年間入園者が開園の年以来再び100万人を超えました。

 

1967年にはアフリカゾウ、チーター、シロオリックスが来園しました。

1984年にはオーストラリアのタロンガ動物園からコアラが来園、大変な人気でした。

1988年には開園30周年記念として昆虫生態園がオープンしました。

2000年には多摩モノレール多摩動物園駅が開通。

2015、2016年には繁殖したトキを佐渡へ送っています。

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多摩動物公園の見どころ

豊かな自然をそのままにした動物園です。

動物をできるだけ自由に自然な姿で見ることができるように、檻を作らずに壕によって仕切られています。

現在の飼育数は約320種です。

 

園内には至るところに動物の説明があります。

名前や生態など知ることができます。

 

多摩動物公園は大変広いので、一日中見学していてもあきません。

いろいろなことについてわかりやすく説明がしてあります。

知りたいな、と思うことの答えもあるかもしれませんよ。

 

また遅い時間に行く場合は、見たいところを決めて集中して見ないと周りきれません。

時間に余裕を持って訪れましょう。

アジア園

日本産の動物、アジア各地の動物がいますよ。

ニホンコウノトリ、タヌキ。

 

そしてトラ、オオカミ、ユキヒョウ、レッサーパンダ、ゴールデンターキンなどがいます。

水中のマレーバクを観察できます。

 

カワウソ、インドサイ、スイギュウの生息地も再現されています。

オランウータンが樹木上で生活している様子もよく見ることができます。

11:30からスカイウォークが行なわれます。

オラウータンのスカイウォーク オラウータン

ボルネオ島の森林に生息するボルネオオランウータンです。

ウォークインバードケージではケージ内で鳥を間近に見ることができます。

オジロワシやイヌワシが飛び回っています。

オーストラリア園

コアラ、カンガルー、タスマニアデビル、フクロモモンガ、ワライカワセミがいます。

コアラ館ではコアラがユーカリを食べている様子を観察できます。

コアラ

ただ一日のほとんどを木の上で過ごし、夕方からエサを食べ始めます。

夜行性に近いのですね。

ユーカリの葉しか食べず、水も飲みません。

 

コアラ館は建物の中でコアラを見るようになっています。

ガラス越しに写真を撮らないといけないので、なかなかうまく取れませんでした。

アフリカ園

ライオン、キリン、シマウマ、アフリカゾウ、チンパンジーなどがいます。

群れで暮らす様子がよくわかります。

 

チンパンジー舎にはジュースの自動販売機と空き缶回収機があります。

用意されたコインでジュースを買いますよ。

ライオンバスは現在休止中です。

昆虫園

色とりどりの蝶が舞い、ハキリアリやグローワームなどの外国の珍しい昆虫を見ることができます。

昆虫園 昆虫のオブジェ

鳥たち

いろいろな鳥も多く見ることができます。

オウム オウム

多摩動物公園の周り方

多摩動物公園は大変広いので、入園したら、必ずパンフレットをもらっておきましょう。

動物園内の地図が載っています。

売店トイレの場所もチェックできますよ。

 

また、入り口近くには、いろいろな園内の情報を知らせる案内板があります。

すぐに園内を周り始めないで、ぜひチェックしておきましょう。

 

公開の中止イベントのスケジュールお知らせなど掲示されています。

ボルネオオラウータンが高いところに登るダイナミックなスカイウォークなどの時間も掲示されています。

 

スケジュールを確認して、どうまわろうか考えてみましょう。

動物を早く見たい気持ちを抑えて、チェックしておくといいですよ。

その日の都合で変わることがあるので、ぜひチェックしてみてください。

見どころ・おすすめ ボランティアガイドのお知らせ

そしてパンフレットと照らし合わせながら、まわる順番を決めておきましょう。

 

できればパンフレットもぜひ全部チェックしておきましょう。

無料配布ペーパーは宝の山です。

興味深い記事や話題が載っています。

休憩地点もチェックしておくといいですね。

多摩動物公園楽しみ方

多摩動物園を歩いていると、動物の生息域に合わせた飼育をこころがけていることがわかります。

どんな環境を好むのか、動物だけでなく、飼育の環境も観察してみましょう。

また、飼育員を見かけたら疑問があったら話しかけて聞いてみましょう。

もちろん、仕事中はだめですよ。

そうでなければ大丈夫です。

動物の鳴き声

また、動物の鳴き声にも注目してみてください。

その見た目とまったく違う鳴き声だったりします。

 

例えば「タスマニアデビル」は、すごいコワイようなダミ声を出します。

コアラは一見するとかわいい動物ですが、その声は見た目に似合わない声を出します。

もっともあまり鳴くことは少ないということですが・・・。

 

あと、「アオバネワライカワセミ」という鳥は、笑っているような鳴き声です。

鳴き声がしていたら、耳を傾けてみてくださいね。

キリンの食事

アフリカ園のキリンのエサの時間に出会ったら、食べているところをよく観察してみてください。

キリンの食事法は下から上に首を上げて食べます。

キリンには前歯がなく、下の歯しかないので、こういう食べ方をします。

上の歯はなくて分厚い歯茎のようになっているそうです。

ですから下から上に首を動かしてエサを食べています。

 

また、キリンは食べたものを一度胃に送って、また口に戻して食べます。

キリンの首をよく観察すると、その様子を見ることができます。

胃から戻ってくる瞬間、首がふくらみます。

ぜひ見てみましょう。

昆虫生態園

多摩動物園の昆虫園に昆虫生態園があります。

昆虫生態園は空から見ると建物自体がチョウの形をしています。

チョウチョやバッタなどの生態が紹介されていますが、その中に大温室で自由にチョウがまっています。

蝶のレストラン 蝶の食事

「蝶のレストラン」と名付けてあって、チョウが花の蜜を吸う様子を見ることができます。

自然が体感できるいい場所です。

昆虫園本館

昆虫園本館ではいろいろな昆虫の標本や生態がわかるようになっています。

男の子が大好きなカブトムシやクワガタの標本もたくさん並んでいます。

クワガタ虫の標本

きれいな蝶の標本もあります。

蝶の標本

鹿のツノに触れる

園内に実際の鹿のツノが展示されています。

触って見ることができ、また一緒に写真を撮れるようにもなっています。

面白いので、ぜひ手触りや重さなどを感じてみましょう。

鹿のツノ

一番大きいのが「エゾシカ」、中くらいのが「ホンシュウジカ」、小さいのが「ヤクシカ」です。

この鹿のツノでは温かいところは小さいのだそうです。

同じ種類でも寒い方へいくほど体が大きくなっていくのだそうです。

 

これを「ベルクマンの法則」っていうんだそうですよ。

恒常動物では同じ種でも、生息地が寒くなるほどツノや体が大きくなるのです。

そんなこともこの多摩動物園では実感できるのです。

掲示

そしてこのツノの中央に立つとツノが生えた写真が撮れますよ!

モルモットとのふれあい

小さなお子さんに大人気なのが、モルモットとのふれあいです。

モルモットをひざに乗せてあげられますよ。

1回15分です。

参加希望の方は、モルモット舎横の整理券ボードにて希望の時間帯の整理券を取ることになっています。

整理券配布時間とふれあい時間

◆ 月~金

【整理券配布時間】9:30~ なくなり次第終了です。

【ふれあい時間】
・午前 10:30~11:45(全5回)
・午後 13:00~14:15(全5回)

◆ 土日祝

【整理券配布時間】9:30~ なくなり次第終了です。

【ふれあい時間】
午前 10:30~11:45(全5回)
午後 13:00~14:15(全5回)

専門スタッフによるガイドツアー

参加費無料で、所要時間は45分になります。

専門員さんにお話を聞くと面白い動物の生態がわかったりして楽しいですよ。

【実施日】
月・金・土・日・祝日

【集合時間】
月・金は午後2時
土・日・祝は午前11時

【集合場所】
正門看板で確認してください

スケジュール詳細は公式HPにて確認してください。

多摩動物公園での食事と休憩

入り口を入ってすぐのところに無料休憩所があります。

カンカン・ランランの剥製もありますよ。

 

また、園内の売店の近くには休憩できる場所が用意されています。

そこで持参したお弁当も食べられますよ。

多摩動物公園のフードショップ

コアラ下売店

オーストラリア園のコアラ館の下あたりにある売店です。

ビーフカレー、お飲み物、ソフトクリームなど

サバナキッチン

アフリカ園の入り口近くの高台にある2階建て無料休憩所内にあります。

定食、うどん、お子さま向けメニューなど。

アフリカ売店

アフリカゾウ近くの売店です。

焼おにぎり弁当、軽食、飲み物など。

ズーカフェ

ズーカフェ

軽食、各種飲み物、ソフトクリームなどがあります。

案内所や休憩所、トイレもあります。

多摩動物園周辺のレストラン

多摩動物公園の近くにはレストランがあまりありません。

きちんと座って食べたい場合には、近隣の駅近くまで行く方がいいと思います。

まとめ

大人も子どもも動物にそして自然に触れてみましょう。

多摩動物公園は大変広くて、見せ方に工夫があって、とても楽しいです。

そしていいリフレッシュになります。

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