焼きみかんの効能と食べ方アレンジいろいろ

トースターでみかんを焼く

冬場の果物の代表格が「みかん」だからでしょうか。

みかんに関する放映がテレビでよく見かけます。

その中でも「焼きみかん」は話題に上っていますよね。

そこで「焼きみかん」について、調べてみました。

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目次

「焼きみかん」の効能

普通にみかんを食べるのと「焼きみかん」にするのと、どう効能がちがうのでしょうか?

生の普通のみかんにも効能がいっぱいありますが、さらに「焼きみかん」にすると効能がアップするといわれています。

 

どこが効能のアップするのでしょうか?

それは、「皮」にありました。

 

みかんの「皮」には栄養がたっぷりあります。

もしろ身の部分よりたくさんあるかもしれません。

 

それを「焼く」ことによって、さらにアップすることになります。

みかんの「皮」の有効成分が中の果肉の部分に浸透していきますので、果肉の部分だけを食べただけでも「皮」の栄養がとれます。

 

焼きみかんの「皮」にはポチポチしている「油胞」が見られます。

 

この油胞の中に精油成分があり、テルペン系炭化水素というものが含まれていて、皮をむく時に出てきます。

皮を剥いていると、手がぬるぬるしてきますよね、これです。

 

この時に香りがしますが、この香り成分の「リモネン」には、消化機能を向上させたり、抗菌作用、胃腸の機能促進、ウィルスや最近の感染予防もあり、発ガン抑制作用もあります。

 

ここに記載したことの他にも効用があるんですよ。

 

みかんの「皮」って凄いですね。

見直します、みかんの「皮」!

焼きみかんとみかん

「焼きみかん」を作る前に

市販のみかんの皮には、ワックスを塗り見栄えを良くしています。

ですから市販のみかんを使う時には、よく洗ってから使いましょう。

 

もちろん無農薬や低農薬のみかんであれば、最高ですが。

 

市販のみかんの場合は、50度ほどのお湯に1分程度浸してから、流水で30秒ほど洗い流します。

その後、よく拭き取ってくださいね。

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「焼きみかん」の作り方

焼きみかん

・焼き網で直火で焼く
・グリルで焼く
・フライパンで焼く
・オーブントースターで焼く

グリルの場合は両面焼けるのでそのまま焼いて、焦げすぎないように様子を見ながらだいたい5~7分ほどで焼きあがります。

 

我が家のトースターの場合は、15分までのタイマーなのですが、それでは焦げ目がつきませんでした。

少し焦げ目をつけたいので、もう少し足して焼きました。

 

焼き網フライパンの場合は様子を見ながらひっくり返して焼きましょう。

焦げ目が付きやすいので、少し焦げ目のついたところを見計らってでひっくり返してください。

 

フライパンの場合は少し、形が扁平になるかもしれません。

それぞれ、火にかけたらみかんは熱くなっているので、手ではさわらずにお箸で。

焼きみかん2 焼きみかん剥いて

またもし焦げて皮が黒くなってしまっても、剥くと中は大丈夫ですので安心して食べてください。

「焼きみかん」の食べ方

果汁が出てくるので、お皿に乗せて食べてください。

熱々のみかん果汁を絞って飲むのも風邪などに効果的です。

 

皮の農薬が気になりますが、無農薬や低農薬であれば皮も食べてください。

焼くことで皮が剥きやすく、皮も食べやすくなっています。

 

熱に弱いビタミンCも外の皮に守られて、果肉の方は失われませんので、効能が期待できます。

味も濃厚になっておいしいです。

 

食べる時間帯は就寝前が身体に吸収されやすいといわれています。

食べ過ぎはよくありませんので、量は1~2個にしておきましょう。

焼きみかんを剥いて

「焼きみかん」のアレンジメニュー

サラダに焼きみかんを混ぜてみたり、スムージーにも利用できます。

 

焦げなかった皮の方は酢の物にしたり、サラダ、煮魚の飾りとしても使えます。

焼きみかんでない普通のみかんの皮も酢の物やサラダに使えますよ。

みかんの皮の利用

中国ではみかんの皮が漢方薬として売られているそうです。

 

みかんの皮には胃の働きを高めてくれ、食の滞りをなくす働きがあるとされています。

咳や痰にも効き、皮の煎じ汁も飲むと効果があるといわれています。

 

皮は干して陳皮としてスーパーなどにも売っていますが、みかんの皮を自分で干して自家製の陳皮が作れます。

 

細かくして料理に加えたり、湯呑みに入れて湯やお茶とともに飲む「陳皮茶」もいいです。

いろいろ利用法を工夫できそうです。

「みかん(生)」の栄養と効能

一番はなんといってもビタミンCですね。

みかんには免疫力をアップする力がありますので、風邪をひかないように「みかんを食べなさい」と言われる所以です。

 

他の果物にもビタミンCがあるのに、みかんだけがなぜとり挙げられるのでしょう?

 

ビタミンCは大変壊れやすく、酸化しやすいため、水洗いや皮を剥いたりなどしている間にも壊れるのだそうです。

 

しかし、みかんの場合は水洗いや加熱の必要もなく食べられるということで、損失が少ないのです。

みかんは袋や皮が中の果肉をしっかり守っていますからね。

 

他に疲労回復効果のある酸っぱい「クエン酸」、ガン予防に最強な「βクリプトキサンチン」など含まれています。

スジにも効能があります。

 

スジには食物繊維の一種のペクチンが含まれていて、果肉よりも4倍も多く含まれています。

 

また「ヘスペリジン」という成分が含まれていて、こちらは毛細血管を強くしたり、血圧を上昇するのを抑制してくれます。

 

以上と同時に血中の中性脂肪を分解してくれるので、さまざまな生活習慣病に効果を発揮してくれるのです。

みかんや焼きみかんを食べていこう

こうしてみると、みかんにはうれしい効果いっぱいですね!

気軽に食べられるみかん、ぜひ、利用していきましょう。

 

焼きみかんは冬にからだを暖めてくれてる上、美味しく、とってもいいですね。

美味しく食べて健康になりましょう!

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3 件のコメント

  • 焼きみかんにすると皮の有効成分が実に浸透するということが書かれていますが、
    情報元はどちらからになるのでしょうか?

    • ゆゆさん、コメントありがとうございます。
      焼きみかんのことは、「林先生が驚く初耳学!」で放映された内容を参考にしました。
      放送日時は記憶になかったので調べましたら、以下がありました。

      「林先生が驚く初耳学!」で紹介された情報
      https://kakaku.com/tv/channel=6/programID=55557/category=recipe/

      私が認識したのはテレビからですが、それをまたネットでも確認して書きました。
      他にも同じような情報がありましたので、やはりそうなのだ、と思いました。
      焼くのはちょっと面倒ですが、たまにはいいかもしれませんね。

  • suuさん

    早速のご回答ありがとうございます!
    なるほど、林先生の番組で紹介されていたことは知らず
    ネットの様々な記事だけを見て回っていたので、これで私の中の信憑性は高まりました。
    加熱された皮の油分の中に有効成分が含まれていて、それが実に染みることによって、とのことなんですね。
    モヤモヤしていた疑問がすっきりしました!
    ご丁寧にご回答くださりありがとうございました。

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