ゴッホのアニメ映画「ゴッホ最期の手紙」がすごい!油絵が動く

ひまわり

11月3日から全国にて公開されています、映画「ゴッホ 最期の手紙」。

映画自体がとてもユニークなのです。

演じられた実写映像を6万5000枚を超える油絵に描き直して、それをアニメーション化したものなのです。

この映画そしてゴッホの生涯、さらに現在開催中のゴッホ展についてお伝えします。

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ゴッホのアニメーション映画「ゴッホ最期の手紙」

映画では主人公となる郵便配達人アルマンの日本語吹き替えを人気俳優山田孝之が担当しました。

クールな役柄が多い山田さんがどんなボイスイメージで登場するのか楽しみですね。

ゴッホを担当したのは声優の三宅健太さん、ゴッホを診察する医師の娘マルグリッドを伊藤かな恵さん、ゴーギャンを落合福嗣さん、アルマンの父、ジョゼフをイッセー尾形さんが担当しています。

東京ではTOHO シネマズ六本木ヒルズなどで公開されています。

見に行って、ゴッホの謎が解きましょう。

ゴッホについて

ゴッホ、本名ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは1853年、オランダ南部の小さな街で生まれました。

父親は牧師でした。ロンドンで小学校の語学教師をしたり、ブリュッセルで伝道師をしたりしたのち、27歳で画家を目指すことにするのです。

33歳でパリに移り、絵の勉強を続けます。

そしてゴーギャンとの交流、南フランスへの移転などの間にも作品を制作し続けます。

さらに有名な耳切事件を起こしたりしながらも作品を描き続けました。

しかしてんかんの発作を起こすなど健康はすぐれず、1890年、パリ北西部のオーヴェールにてピストルによる自殺未遂をおこしたのちそれがもとで命を落としたのです。

画家としての活動期間はおよそ10年。

その間におよそ800枚ほどの油絵を作製しました。

日本の浮世絵に大きな影響を受けたことはよく知られています。

ゴッホのアニメーション映画のストーリー

さて映画のお話に戻りますと、この最期の死の謎を描くことが中心となっています。

アニメーションとなる6万5000枚もの絵はなんと125名の画家が、ゴッホのタッチを再現して制作したものなのです。

実写で撮影したものをプロジェクターでキャンバスに投影しそのひとこまずつをゴッホ風の絵画にしていったのです。

それをさらにアニメーションに構成したものなのです。

なんとも手の込んだ作りですね。

ゴッホの作風は勢いや自由奔放なものと考えられがちですが、実は規則性や不規則性が微妙に調和しており、その中にリズムやバランスがあるもののようです。

制作に参加した画家たちはそういった点の再現に苦心したようですね。

イメージ

ストーリーは、郵便配達人、実は彼の父親はゴッホの友人であり、彼がゴッホの弟のテオに宛てた手紙をパリまで届ける間に、なぜゴッホが自殺したのか、その事への疑問にさいなまされていくというものです。

人生の中でゴッホが愛した女性、また愛された女性たちのこと。

兄弟を超えた関係であったともいえる弟、テオのこと。

ほんの短い時間の交流でありながら、ゴッホの人生を左右したともいえるゴーギャンのこと。

さらに美しい南フランス・アルルの田園風景などがゴッホ風の絵画のアニメーションで描かれています。

ゴッホ風のアニメとはどんなものでしょうか。

ゴッホ風のといえばその通りなのですけれど、あくまでもゴッホ風のものであり、ゴッホの絵画とは違います。

しかし、非常によく出来ています。

できるだけゴッホに近づけようとした作品群です。

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ゴッホをアニメ化した唯一の日本人

このアニメ化した映画の製作に日本人として唯一参加していた「古賀陽子」さんという方がいます。

日本画家である古賀さんは、ポーランドで125人の画家の中の一人として製作に携わりました。

この映画の製作には5,000人もの応募があったそうです。

その中に選ばれたのですから、これもやはり凄いことです。

そしてその製作期間は4ヶ月にも渡ります。

たった3秒の場面に73コマの油絵が必要で、表現しています。

合計で古賀さんは約580コマ描いたということです。

凄い量ですよね。

たくさんの根気がいることと思います。

そして帰国した古賀さんは、新たにゴッホが描こうとしていたであろう幻の作品の復元にとりかかります。

この製作には、ゴッホ研究の第一人者である大阪大学文学研究科の国府寺司教授とともに復元しました。

それは、ゴッホが残した手紙の中に川沿いの風景と男女が描かれていました。

そして、絵の構想として、空の色は「黄色」などと絵の色も書き込まれていたわけです。

ですが、現存している絵は「水夫と恋人」という絵で、これはその構想の一部分だけです。

それを今回、全体像として復元したのです。

空が黄色なんて、斬新ですよね。

そういう発想がゴッホにはあったのです。

そしてその復元した絵は、今回東京都美術館で行われている「ゴッホ展」で見ることができます。

ゴッホが実際に描いたわけではありませんが、まるでゴッホが描いたような絵になっています。

見劣りしていません。

ぜひ、見てみたいですよね。

ゴッホ 東京展

【期 間】 2017年10月24日から2018年1月8日まで 
【場 所】 東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36 
【開場時間】午前9時30分~午後5時30分 入場は午後5時まで 
【アクセス】
 JR上野駅 公園口より徒歩7分 
 東京メトロ銀座線日比谷線上野駅7番出口より徒歩10分 
 京成電鉄京成上野駅より徒歩10分 

ゴッホ 京都展

【期 間】 2018年1月20日から3月4日 
【場 所】 京都国立近代美術館 
【開館時間】午前9時30分から午後5時 入館は閉館の30分前まで

ゴッホ展の構成

ゴッホとゴッホに影響を与えた日本との相互関係にスポットをあてています。

第1部 ヴァン・ゴッホのジャポニズム

ゴッホは日本から如何なる影響を受け、如何なるイメージを抱いていたのか。

ゴッホの作品約40点と、同時代の日本の浮世絵など約50点を展示し検証していきます。

第2部 日本人のヴァン・ゴッホ巡礼

憧れの画家の終焉の地を訪れた日本人画家を実際の資料により辿ります。

交差する夢の軌跡を見ることができます。

この展覧会はオランダのゴッホ美術館との国際共同プロジェクトなのだそうです。

6年前より企画され日本、オランダ双方の学芸員が作品選定、出品交渉を行ってきたそうです。

ゴッホからは浮世絵を通して思い描いていた日本はどのようなものだったのでしょうか。

そのゴッホに憧れてフランスを訪れた日本人画家たちはどういう思いを抱いていたのでしょうか。

興味が湧いてきますよね。

東京展のあとは京都での展示となりますの。 

まとめ

今回のゴッホのアニメーションの映画といい、展覧会といい、ゴッホを取り上げ、絵に親しむとても良い機会となっています。

芸術の秋のゴッホ展、映画、ぜひ見て一連のゴッホの死の謎に迫りたいです。

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