クリムトの絵は誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
いつもは印刷されたものしか見ていないので、本モノが見れるというのはとても楽しみです。
クリムトの絵はとても華やかで官能的です。
そんなクリムトの絵が東京都美術館と豊田市美術館ににやってきます。
油絵も20点以上見られるということで、数としても過去最大だということです。
目次
クリムト展「ウィーンと日本1900」会期
【開催期間】2019年4月23日(火)~7月10日(水)
【開催場所】東京都美術館(上野)
【所在地】東京都台東区上野公園8-36
【開催期間】2019年7月23日(火)~10月14日(月・祝)
【開催場所】豊田市美術館(愛知)
【所在地】愛知県豊田市小坂本8-5-1
【入場料】
当日 | 前売・団体 | |
一般 | 1600円 | 1,400円 |
大学生・専門学生 | 1,300円 | 1,100円 |
高校生 | 800円 | 600円 |
65歳以上 | 1,000円 | 800円 |
クリムトの出店作品一覧
・女の三世代
・ユディトⅠ
・ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)
・ベートーヴェン・フリーズ(正面の壁「敵意に満ちた力」)
・ベートーヴェン・フリーズ(部分)
・ヘレーネ・クリムトの肖像
・オイゲニア・プリマフェージの肖像
・赤子(ゆりかご)
・アッター湖畔のカンマー城III
・マリー・ヘンネベルクの肖像
・家族
・白い服の女
・雨後(鶏のいるザンクトアガータの庭)
・女ともだちⅠ(姉妹たち)
グスタフ・クリムトについて
本名:グスタフ・クリムト
(1862年誕生~1918年没)
クリムトは19世紀末のウィーンを代表する画家です。
ウィーン郊外で生まれ、7人兄弟の2番めとして生まれました。
14歳(1876年)の時に工芸学校に入り学びました。
工芸学校には弟2人も学び、卒業後3人で芸術家商会を設立しました。
仕事は劇場装飾が中心で順調に評価を得て、ウィーン美術界で名声を得ました。
装飾家、壁画家として成功を収めたクリムトです。
後に古典的、伝統的な美術から離れた若手芸術家のグループを作り、活躍しました。
多くの壁画と女性の絵、風景画などを残しました。
クリムト展「ウィーンと日本1900」
2019年はクリムト没後100年になります。
クリムトの絵の初期は自然主義だったのですが、だんだんと甘美な女性像や風景画になっていきます。
日本でのクリムトの絵では最大の油彩画25点以上を見ることができます。
また今回の展覧会では、ウィーンにある分離派会館にある壁画の複製である「ベートーヴェン・フリーズ」が再現されています。
そしてクリムトの絵だけでなく、ウィーンの同時代の画家の絵、クリムトが影響を受けたとされる日本の美術品なども展示されています。
スペシャルサポーターに稲垣吾郎さん
稲垣吾郎さんがクリムト展のスペシャルサポーターになりました。
ゲストナレーターとして、音声ガイドをしています。
クリムト展の魅力を存分に伝えてくれることでしょう。
まとめ
クリムトの原画を見れるまたとない機会です。
甘美で甘い絵画やそれでいてどこか静かで不安定な感じが描かれています。
またクリムトは日本の文化の影響も受けているといいます。
そんなクリムトの世界を覗いてみませんか。
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