もうすでにストレッチやウォーキングをしている人も多いことでしょう。
これから運動しようと思っている人多いと思います。
ところで、ストレッチには2種類あるって、知っていましたか?
それぞれ自分の状態に合った運動がおすすめです。
その2種類のストレッチをみていきましょう。
目次
ストレッチとは
ストレッチはみなさん、ご存知の通り筋肉のいろいろな部分を伸ばすことですね。
筋肉の各部を伸ばすことで筋肉の可動域が広がるのです。
そうすると、動きが楽になるだけでなく、血流が良くなったり、疲労の改善にもつながるんです。
そしてストレッチのやり方には大きく分けると、2通りあります。
見ていきましょう。
スタティックストレッチとは
スタティックとは「静的」という意味があります。
運動を日頃していない方やこれから始める方などの初心者に向いているストレッチ方法です。
体の硬くなった部分をほぐしていくことや運動後のクールダウンにも使われます。
いつでもどこでも行えるストレッチです。
ポーズをとって、10秒~30秒ほどそのままの体制を保ちます。
体にたまった老廃物を流して、筋疲労を和らげます。
これで硬くなった体の柔軟性をアップさせることができます。
高齢者やリハビリ中の方、仕事中に気軽にやることができます。
自分のできる範囲から無理せずやっていきましょう。
ダイナミックストレッチとは
こちらは運動不足の解消などに利用されることが多いストレッチ方法です。
スタティックストレッチより、さらに体のパフォーマンスを高められます。
ダイナミックストレッチは静止するのではなく、動きの中で体を温めて関節の可動域を広げるストレッチになります。
大きな動きも加わります。
体を曲げたり伸ばしたりを繰り返したりしていくと、神経伝達速度が早くなり、動きが素早くできるようになります。
こうしてダイナミックストレッチをしていくと、少しずつ可動域が広くなり、動かしやすくなっていくのです。
そうすると成果がわかり、楽しくなっていくので続けやすくなっていきます。
ダイナミックストレッチは、筋トレなどの運動前やいろいろなタイミングで行えます。
それぞれストレッチの具体例
スタティックストレッチ
スタティックストレッチは、ストレッチの基本です。
ゆっくりとした動きで、自分が伸ばしたいと思う筋肉を感じます。
鼻から息を吸い、口から長めの息を吐きます。
これを繰り返します。
呼吸を止めないことが肝心です。
呼吸をしながらストレッチをすることで、血流を促し、副交感神経が優位になり、より筋肉が伸ばしやすくなります。
伸ばし始めは筋肉が硬くなっていますが、だんだんにほぐれてしなやかになっていきます。
自分のできる範囲でやっていきましょう。
<ストレッチ例>
・手を伸ばしたままゆっくり腰を落としていきそのまま10秒~30秒姿勢を保つ。
・柱につかまって片方の太ももの後ろを伸ばして、そのままの姿勢を保ちます。
うつ伏せになって、片方の足のかかとをお尻の方に近づけてもいいです。
・片手を後ろに回し、もう一方の手は上にあげてから背中をさわり、手と手を近づけていきます。
ダイナミックストレッチ
何かスポーツをする人、体を動かすことが好きな人に欠かせない運動になります。
スタティックストレッチより体のパフォーマンスが上がり、スポーツをより楽しむためのケガの予防にもなります。
最大筋力もアップしていきます。
呼吸を止めず、反動をつけないでやっていきましょう。
<ダイナミックストレッチの例>
体を左右に回したり、手を大きく回したり、横になって足を左右に交差させたりします。
また寝ながら足の裏にタオルをかけそのタオルの両端を持ち、足を上げていき、足の裏ももが伸びているのを感じたりします。
他にもストレッチの方法はいろいろあるので、自分にあったダイナミックストレッチを試していきましょう。
慣れるに従い動かすことが楽しくなってきて、継続できるようになってきます。
ここまで来るといいですね。
それぞれの運動の注意点
スタティックストレッチの注意点
・運動後などの筋肉の温度が高い状態でやることが望ましいです。
・軽く張りを感じ、楽に呼吸ができる範囲で行います。
・筋肉の伸びを感じながら行いましょう。
ダイナミックストレッチの注意点
・最初は少しずつ、段々動きを大きくしていきましょう。
いきなり大きく動かしてしまわないように。
・無理に体を動かしすぎないようにしましょう。
まとめ
ストレッチには、各種ボールを利用したものやマッサージボールを利用したもの、タオルを利用したものや器具を利用するものなど、様々なやり方があります。
初心者の方はいきなり運動するのではなく、様子を見ながら少しずつ、ストレッチをやっていきましょう。
もう慣れている方も油断せずに、自分の体の声を聞きながら行ってください。
健康のためにも様々なスポーツをされている方にもどんな方もストレッチは欠かさずにやっていきましょう。
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