今回、株式会社ピクセラではAndroid TV 搭載 4K Smart TV の業務用「BIZmode」 製品発表しました。
その発表会で今までのピクセラの製品におけるビジョン、今回の「BIZmode」の具体的な内容をお知らせします。
目次
「BIZmode」とは
「BIZmode」は、業務用のアンドロイドTV搭載BS/CS 4K放送対応チューナー内蔵スマートテレビです。
ホテル業界では、それぞれの部屋にテレビを設置していますが、テレビの調節にはそれぞれの部屋い行ってやらなければなりません。
その手間をなくしたのが、業務用「BIZmode」です。
各部屋毎に設置に行かなくて良いのです。
パソコンによるリモードコントロールが今まで以上にいろいろなことができるようになっています。
ベーシック機能としては管理設定や機能の設定、表示画面の設定、データ管理、システム機能設定、そしてもちろんテレビ機能です。
それに更に業界初となるリモート機能が加わりました。
各部屋ごとの初期設定、チャンネルリスト、mode設定更新、テレビの状態が一覧でき、遠隔での設定変更ができます。
またホテルのテレビの遠隔制御できたり、電源のON・OF機能などがあります。
そして12月にはWi-Fi AP機能も加わります。
これらは従業員の手間も減ることになり、外国人へのおもてなしにもなります。
なぜなら観光庁のホームページでは、ホテル・旅館を取り巻く環境として客室設備のニーズが高く、テレビやLANなどを求めているからです。
ホテルのテレビのホーム画面
ホテルのテレビをつけるとホーム画面が登場しますね。
このホーム画面が自由に設定できるのです。
ホームページ作成のためのHTML5.0の機能があり、自由な画面が作れるようになっています。
これで自社の紹介をしたり、周辺地域のオススメ情報なども紹介できたりしますね。
「BIZmode」の発売日
「BIZmode」シリーズは11月の発売を予定。
ピクセラの製品を販売することだけでなく、パートナー会社と一緒にこれらの展開を図っていくということです。
ピクセラの今まで
2007年にマルチファンクションテレビを開発。
これはテレビ放送視聴だけでなく、番組表などのデータを表示できたり、オーデオ再生ができたりするなどができるものです。
2017年10月には4KTunerを開発し、2018年10月にはアンドロイドOS搭載の4Kテレビを発売しました。
4K放送が始まったのは、2018年12月でした。
ピクセラのこれから
これら実際に製品として開発できて、いろいろとつながるのですが、それで何をするのかということが言われていませんでした。
今までそこのところはしっかりと語られていなかったとピクセラの製品本部長の堀氏は言います。
家族のあり方を考えた時、家族の時間をより便利に使ってもらえて、空間の共有や絆を深めてもらいたいと思っているのです。
例えばお盆などで家族が集まり、一同に介するひと時。
家族の写真をクラウドから大画面のテレビで楽しみます。
そんなひと時を過ごした後、それぞれが帰った後もアカウントの共有ができれば、テレビに写真が写り、スマートフォンからそこにコメントが出来たりするのです。
そのコメントに返信できたりしてやり取りができる、などは素晴らしくないですか?
音声も再生できます。
こうして時間を共有しているようにコミュニケーションができるのです。
実際にそれをやってみせてくれましたが、とても便利だと思えるものでした。
過去の写真もとてもよく整理できていて、いつでもさかのぼって見ることができるのです。
とてもわかりやすかったです。
いろいろある中から決定ボタンでフォトアプリに簡単に繋がります。
今までアプリがバラバラに動作していましたが、より使いやすく一つの画面の中で使えるようになることは画期的でした。
また今オススメのTV番組はどこだろうと思った時も画面が自動的にポータルの画面になったりします。
家の温度や湿度もすぐにわかります。
設定によっていろいろなことが瞬時にわかるようになっています。
こうしてピクセラは技術で支え、生活を豊かにしていくことを考えているといいます。
ピクセラのテレビで思い出の共有
写真も数年後には次々と溜まっていきます。
5年、10年と年月をへだてた時、家族でどこへ行ったのか、その時どんな番組をやっていたのかもわかるのです。
あの時皆でここへ行ったけど、その時話題になったのはこれだった、などと話題が広がります。
5年たっても10年たってもこの情報にたどりつきます。
こういった機能は現在開発中とのことですが、できればすごいですね。
ピクセラでは一つずつ問題をクリアしていき、順次機能が増していくそうです。
これが「テレビがテレビでなくなる日」なんですね!
まとめ
ピクセラのBIZmodeではいろいろなことが繋がり、よりあらゆる利用ができていく今までのテレビと違う広がりです。
これからもっともっと他の分野、学習や在宅勤務、カルチャー教室などと用途が広がっていくでしょう。
どんどん拡大していく夢が現実になる日が待ち遠しいです。
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