映画「空海」は高野山金剛峰寺の開祖!その人物とは?

高野山金剛峰寺

唐の都、長安を舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジーそして冒険ミステリー映画です。

空海、白楽天、楊貴妃、阿倍仲麻呂といった日本と中国の実在した歴史上の人物が国中を揺るがす謎に巻き込まれ、命懸けで見えない敵と闘っていくのです。

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目次

映画「空海」の主人公の染谷将太さん

主人公の空海を演じますのは日本の若きスター染谷将太さんです。

1992年9月3日生まれの25歳、東京の出身です。

9歳の時から映画に出演しています。

すでに芸歴は長いのですね。

 

2012年に出演した映画『ヒミズ』そして『悪の経典』で一躍スターとなったのでした。

今回の映画の出演に際しては単身中国に出向き、5ヶ月間中国語の特訓をしたのちに撮影に臨みました。

映画「空海」の中国上映

中国ではすでに昨年末から上映されており、評判は上々のようですね。

「傑作です。」

「2回見る価値があります。」

「染谷さんの笑顔にやられました。」

「映像もCGもサウンドトラックも俳優の演技もとてもよかった。」

SNS上にもこのような賞賛の声があがっています。

空海とは

空海とは平安時代初期の高僧です。

本名としては、名字的なものは佐伯で幼い頃の名前は真魚(まお、諸説あり)でした。

得度の後、法名空海とし、遣唐使の留学僧として派遣されるのです。

 

同時に遣唐使だった人には最澄(さいちょう)橘逸勢(たちばなのはやなり)らがいました。

日本に戻ってからは高野山金剛峰寺の開祖として真言密教を確立し、死後は天皇から弘法大師の名を贈られたのでした。

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空海の史実

映画と史実とは多少異なるところもあるようです。

たとえば阿倍仲麻呂も登場するのですが、空海と阿倍仲麻呂は生存していた時期がわずかにずれています。

そのため生存中には巡りあってはいませんからね。

 

ですから、映画としては空海や白楽天、そして楊貴妃、さらには阿倍仲麻呂という歴史上の有名な人物が登場するファンタジーなのだとして見てくださいね。

 

空海が遣唐使として、中国でいかにして密教を体得し得たかなんていうことに興味を持って見に行ってはいけませんよ。

 

日本版のタイトルは「空海―KU・KAI―美しき王妃の謎」ですが、オリジナルのタイトルは違うのです。

「妖猫伝 Legend of the Demon Cat」です。

空海の唐での修行の様子なんかは出てこないと思いますよ。

まあその辺はよしとしましょう。

見て楽しい作品ならそれでいいですよね。

映画「空海」の原作について

原作は日本の作家、夢枕獏(ゆめまくらばく)さんの『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』です。

長いですね。

 

沙門とは修行僧のことです。

角川文庫で全4巻の大作です。

現在は映画スペシャルカバー版が書店に並んでいますよ。

1巻が空海の染谷将太さん。

2巻が白楽天のホアン・シュアン

3巻が楊貴妃のチャン・ロンロン。

4巻が阿倍仲麻呂の阿部寛さんです。

お値段は税別、各640円です。

ただ原作では白楽天の役割は同じ遣唐使であった橘逸勢となっています。

映画「空海」の日本公開

日本での公開予定は2018年2月24日です。

映画「空海」のキャスト

その他のキャストをご紹介します。

火野正平さん(大師)、
松坂慶子さん(白玲)、
キティ・チャン(春琴)、
チン・ハオ(陳雲樵)、
リウ・ハオラン(白龍)、
チャン・ティエンアイ(玉蓮)、
オウ・ハオ(丹龍)、
チャン・ルーイー(玄宗皇帝)他となっています。

日本語吹替え版では、声の出演として、
高橋一生さん(白楽天)、
吉田羊さん(楊貴妃)、
東出昌大さん(白龍)、
イッセー尾形さん(玄宗皇帝)、
寛一郎さん(丹龍)、
その他、
六角精児さん、
不和万作さん、
金田明夫さん、六平直政さん、沢城みゆきさん、花澤香菜さん、早見沙織さん、山寺宏一さんです。

映画「空海」のあらすじ

唐の都、長安では人の死を予言する猫の化物の事件が相次いで発生していました。

権力のある人たちが実際に次々と奇妙な死を遂げたのです。

時の王朝は震撼していました。

 

その噂を聞いた日本からの遣唐使、空海が、唐の詩人でそのときは皇帝の秘書であった白楽天と共に、その謎の怪事件に迫っていくというものです。

 

事件を探っていくうちに、同じ遣唐使で50年も前から唐にいて玄宗皇帝に仕えている阿倍仲麻呂に目をむけます。

その阿倍仲麻呂が事件の解決の鍵を握っているということを突き止めます。

 

皇帝のそばにいる絶世の美女、楊貴妃の命も危なくなっています。

妖猫の呪いと毎夜繰り広げられる華麗な宴会・・・。

 

その中で空海と白楽天は阿倍仲麻呂の真実、そして歴史の中に潜む悲しい運命にたどり着くのでした。

映画「空海」の撮影

撮影は東京ドーム8個の広さに6年かけて作られましたセットの中で行われました。

実際の緑を植えたりして現実にできるだけ近づけたのです。

そして撮影に5ヶ月、編集に1年という月日を経て完成したのでした。

総制作費150億円、日本と中国の豪華なキャストでお送りいたしますということですね。

映画「空海」の主題歌

主題歌『Mountain Top』、挿入歌『Shape Of Miracle』を日本の人気バンド、RADWINPSが担当しています。

主題歌『Mountain Top』は英語の歌詞で理想とすべき生きざまを歌い上げています。

RADWINPS としては日本のアニメ映画、「君の名は」に続く映画音楽の担当となりました。

 

「君の名は」の『前前前世』も大ヒットでしたが、今度の曲もすでにその兆しが見えています。

想いを飾らずにストレートに歌い上げることで若い世代のみなさんの共感を得ているのですね。

まとめ

さあ間もなく公開です。

早めに映画館に行って良い席を確保しましょう。

楽しみですね!

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