毎日のお買い物で、根のついた野菜を買うことがあります。
三つ葉や豆苗、ハーブ類などいろいろあります。
それらの野菜を使ったあと、根は食べないので捨ててしまいますか?
これらの根を捨ててしまうのはもったいない気がして、私は再生して使っています。
こうすることを『再生栽培(リボベジ)』って言うのですって。
この言葉は初耳ですが、私は前々からこうして楽しんでいました。
野菜を再生して楽しむのはかなりおすすめです。
ここでは私の超ずぼらな簡単お気軽で、誰でもできるおすすめのやり方を紹介します。
目次
誰でも簡単に水栽培が楽しめる
この楽しみ方はただ買ってきた野菜の根本と根を水につけておくだけなんです。
紹介といっても、ただそれだけなので、「な~んだ」と思われた方も多いのではないかと思います。
でも、ほんのちょっとしたコツもわかると、グ~ンと再生率が高まりますよ。
根のところぎりぎりまで使わないで、少し余分に残しておくほうがうまくいくようです。
これは超おすすめなので、やってみましょう。
我が家は庭がないのですが、これまでいろいろと教えてもらって、種から育ててみたり、苗から野菜を植えたりしてみました。
ベランダの日当たりが悪かったりするせいか、あまり良く育ってくれませんでした。
ぶきっちょな私だからか、水耕栽培もやってみたのですが、なかなか思うように育ってくれませんでした。
水耕栽培は、何だかひょろひょろとして、ほんのちょっぴりとしか楽しめません。
でも、緑は好きなのでどうなるのか自己流で楽しみながら、やってみていました。
その中で思ったのは、誰でも簡単にできるのは、やっぱり再生水栽培です。
いきなり難しいことから始めるのではなく、最初は簡単なものから始めるのも手です。
グリーンが楽しめる上に節約になります。
水栽培のやり方
適当な容器を用意する。
私はヨーグルトのカップやペットボトルを利用してカップをつくり利用しています。
いらなくなったら捨てればいいだけですから簡単です。
根の付いた野菜を容器に入れる
根を入れた容器に水を入れる
容器に根を入れた時、グラグラしないようにします。
私はペットボトルの容器が柔らかくて、つぶせるものを使って、中がスカスカの時に根を留めるのに使っています。
ペットボトルを適当な大きなに切って、中に仕切るように入れます。
他にもいろいろ工夫してやってみてください。
また中に入れるのは水だけでも大丈夫ですが、ハイポネックス・ハイポニカをほんの少し入れるといいようです。
水栽培の肥料には「ハイポニカ」か「ハイポネックス微粉」がいいといわれていますが、そこまで真剣にやるのでなければ花や植物全般に利用できるハイポネックスで十分だと思います。
最初は気軽にためしてみましょう。
ハイポネックスは花でも野菜でも何でも使える応用範囲の広い液肥です。
毎日水を替える
毎日水を替えないと菌が繁殖して育たなくなります。
夏場は一日に二度くらい替えるといいです。
毎日替えるのを忘れないようにします。
しおれたり、もう元気に育たなくなった終わりです。
また新しく始めましょう。
日光に当てる
日中はなるべく日に当てるか、窓辺で育ててあげましょう。
寒い夜は室内に取り込むことを忘れずに!
いろいろな野菜で
一番簡単 豆苗
一番簡単なのは、「豆苗」です。
どこのスーパーでも売っていますね。
豆苗はお味噌汁にしたり、サラダ、和物、炒め物で使ったあとの根の部分を水につけます。
一回目はとっても元気に育ちます。
豆苗はお値打ちだと思います。
なにしろ二回分楽しめますから。
一回目は肥料も何もいりません。
水だけで育ちます。
二回目は、ほんの少し育って終わります。
なので、二回目はほんの少し育ったところで、使ってしまいます。
でないと、枯れてしまいます。
ルッコラ・パクチー
ルッコラ・パクチーは根がついた状態で売られているものを買った時に水栽培します。
両方ともサラダ、スープに使えます。
ただ、私の経験では長くはもたないようなので、少しでもすぐに使ってしまいます。
ネギ
ネギも根っこがついているものだと、育てることができます。
けっこうしっかりと育ちます。
こちらも長くもたないので、早々に使ってしましょう。
三つ葉
勢いは弱いですが、葉がちゃんと出てきます。
水栽培もいいですが、土だと結構元気に育ちます。
地植えが一番元気です。
にんじん、大根
にんじんの葉はスープの彩りに使えるので、ちょっとあれば便利です。
すぐに生えてきます。
人参・大根は根本部分を少し多めに残して水栽培してあげましょう。
大根の葉はゴマ油で炒めたり、味噌汁に入れたりできます。
クレソン
クレソンは根がついていないものでも茎から根が出るので、茎を水に挿しておくと、根が出てきます。
茎からすでに根が出ていれば、それを目安に水にさしておきましょう。
新しい芽が出てきて、使えます。
最後に
キッチンの片隅に緑があるとほっとします。
目にやさしい緑の成長を楽しめます。
これらはあまり長く育て続けようとすると、枯れてしまいますので、枯れないうちに使い切りましょう。
容器からだんだん芽が延びていくところを毎日眺めるのはとても楽しいです。
再生水栽培は、特別な道具もいらず、お金もかからず、すぐに実行できて便利に使えます。
土を使わないので、室内を汚しません。
野菜は新鮮だし、節約になりますね。
あなたも小さな楽しみ、してみませんか?
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