この冬の寒さはとても厳しいですね。
冷えは万病の元!
体を冷やさないようにしたいものです。
我慢せずに寒い時は重ね着をしましょう。
でも、どんなふうに重ね着をしていったらいいでしょう?
目次
重ね着の効果
重ね着をすると、衣服と衣服の間に空気が出来ます。
その空気が体温によって暖められ、寒さから体を守る働きをしてくれるのです。
その暖かい空気は、衣服の重ね着の仕方によって、効果が違ってきます。
どうしたら、効果的な重ね着ができるのでしょう?
重ね着をする衣服
肌のすぐ上は普通、下着を着ますよね。
汗や水蒸気を熱に変える機能性肌着がいいのです。
以前は木綿が一般的でしたが、木綿は肌触りよく汗を吸いやすく、保水力が高いのです。
そのため乾きにくく、乾くときに体温を奪ってしまうのです。
ですから機能性肌着がいいのです。
肌着の上には何を着る?
肌着の上には空気を含みやすく暖かいニットなどがおすすめです。
その上に空気をたくさん含むダウンがいいですね。
ダウンは一番上に着ているのを見ることが多いのですが、最近では下に着用するようなダウンが売られていますね。
二枚重ねにして、ディスプレイしてあったりします。
実は一番ダウンの効果があるのは、一番上ではなくて、体により近い所がいいのです。
熱を発している体からダウンに熱が伝わりやすなり、熱をダウンが保温してくれて暖かくなるのです。
外出する時の重ね着
外に行く時の重ね着の順番は以下にするといいでしょう。
体に近い方からです。
1.機能性のある肌着
(上のシャツ、下のタイツなど)
2.ニット
(ボテボテしないもの、スッキリ着れるもの)
3.中間用ダウン
4.風が通らない上着
5.靴下
中間用のダウンを着ない場合は、
1.は同じ
2.薄手のタートルネック
3.ニット
4と5は同じ
になります。
首、手先、足先を防備
人間の体には、熱が逃げていきやすい箇所があります。
それが首、手先、足先になります。
首はどうしても隙間ができやすく、冷たい空気が入ってきやすいです。
それに加えて、頭を支えているため血流が悪くなりやすいのです。
緊張したり、背が丸くなると、首の負担が増えます。
マフラーなど首が保温できるもので暖めましょう。
手は手袋、足首は足首までの靴下や足首用のウォーマーなどを利用しましょう。
首、手先、足先用の防寒具は、脱ぎ着がしやすいのでこまめに調整することをおすすめします。
良くない重ね着
重ね着はすればいいと言うものでもありません。
かえって冷やしてしまうこともあります。
それは肌着がきつかったりすると、血流が悪くなってしまったりするからです。
体にフィットしていていいと思っても、何枚も重ねたりし過ぎるとそれが血流を妨げる原因になることもあります。
やはり何でも適度がいいのです。
ダウンジャケットの下に厚いセーターも体の熱がダウンに伝わりにくくなり、効率の悪い重ね着となってしまいます。
そして今流行りのフリースは、中間に着るのがいいでしょう。
外側に着るのは、やっぱりビニールやナイロン製の素材がいいですね。
まとめ
寒い時期にはやせ我慢をしないで、体を冷やさないようにしましょう。
体に負担をかけないように過ごして、元気な体を維持しましょう。
そして自分で熱をつくることも忘れないでください。
自分で熱をつくるとは、運動のことです。
今年の冬も無事に乗り越えられますように。
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