1971年に長野県北佐久郡軽井沢町の塩沢湖周辺が整備されて「塩沢遊園」が開園しました。
その後、施設の拡充やリニューアルを経て1996年に総合レクリエーション施設「軽井沢タリアセン」となったのでした。
敷地面積約10万㎡です。
遊歩道を巡らせた広大なレクリエーションゾーンとなっており、そのなかにイングリッシュローズ・ガーデン、美術館、レストランなどがあるのです。
塩沢湖をたたえるエリアにて芸術、文学、歴史的建築物を鑑賞でき、さらに軽井沢の自然を満喫することもできるのです。
目次
軽井沢タリアセン~Taliesin~
【所在地】長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
【休園日】年末年始、2月、その他。
※各美術館や睡鳩荘は休館日が異なります。
【開園時間】
9:00~17:00
冬季(12月、1月)は10:00~16:00
【入園料】
大人(高校生以上) 800円
小中学生 400円
冬季は無料です
※リードつきのペットは入園可能です。
軽井沢タリアセンのアクセス
【電車アクセス】
北陸新幹線軽井沢駅下車、しなの鉄道線に乗り換え、中軽井沢駅下車、バスにて15分の風越公園下車、徒歩約10分程。
※バス情報
・軽井沢町内循環バス有り(毎日運行、運賃200円、「塩沢湖」下車)
軽井沢町内循環バスの詳細はこちらから
【車アクセス】
上信越自動車道碓氷軽井沢インターチェンジより車で約15分です。
【駐車場】有り(180台 普通車500円)
イングリッシュローズ・ガーデン
中央ゲートから改札口を入りまして、左手の泥川を渡って右に進んだところにあります。
約200種1800株のイングリッシュローズが栽培されています。
高原地帯ですので、低地に比べて一番花が咲くのは1ヶ月ほど後の6月となっています。
しかし気候の状況で変動しますので気を付けてください。
イングリッシュローズはイギリスの天才バラ育種家、デビッド・オースチンによって産み出されたものです。
比較的新しい品種のバラで、オールド、モダン、ハイブリッド・ティ、フロリパンダの交配によるものでした。
芳香性が豊かで、多彩な色と夏咲き性があるのです。
デビッド・オースチンは1926年生まれです。
4歳からガーデニングを始めたそうです。
オールドローズとモダンローズの特徴を生かした新しい品種としてイングリッシュローズを生み出したのでした。
現在はイギリスのアルブライトンに農園を所有しています。
イングリッシュローズとは
1970年代に品種改良されたバラの品種になります。
香りがとても良く、育て易く、ソフトでかわいらしい感じに人気があります。
種類により四季咲き性があることも人気の理由になっています。
軽井沢タリアセンのバラ2018年の見頃
さてこのガーデンでは、毎年、6月中旬から半月程にわたって、イングリッシュローズ薔薇の祭典が開催されます。
2017年は6月24日頃から見頃となっていました。
2018年は全国的に早めの見頃となっているので、6月中旬から見頃を迎えるのではないかと思います。
軽井沢タリアセンではフェイスブックをしているで、きっとバラの状態の情報が見れることと思います。
假屋崎省吾の世界in 軽井沢
10年目を迎えますこのイベント今年はどんな作品が見られるでしょうか、楽しみですね。
昭和6年、ヴォーリーズの設計によります歴史的価値の高い建築物である「睡鳩荘(すいきゅうそう)」のそれぞれのお部屋を色とりどりのお花で豪華に飾ります。
睡鳩荘入館料500円が必要となります。
改札口から右へ進みます。
ことりがよぶ道を散策しながら進んでください。
軽井沢タリアセンの他の見どころ
その他にも演奏会、薔薇と音楽の調べ、タリアセンショップセールなども行われます。
今年の詳しいスケジュールはまだ公表されていないようです。
HPにて確認してくださいね。
軽井沢タリアセンには他にも見るべきものがありますよ。
以下に記載したもの以外にも、ゴルフやアーチェリー、ボルタリング他、遊べるコーナーもあります。
ゴーカートやボートなどは、子どもから大人まで楽しめますね!
「ペイネ美術館」
フランスの画家レイモン・ペイネの愛と平和に満ちた作品が展示されています。
この建物は昭和8年に著名な建築家アントニン・レイモンドが別荘として建てたものです。
入館料 大人(高校生以上) 900円 小中学生 500円
「堀辰雄山荘 1412番山荘」
作家、堀辰雄が昭和16年にアメリカ人から購入し、昭和19年まで、夏を過ごした別荘です。
入館料 大人(高校生以上) 700円 小中学生 300円
「深沢紅子野の花美術館」
1階は「旬菜パスタの店 レストランソネット」になっています。
2階が「深沢紅子(ふかざわこうこ)野の花美術館」となっています。
ステキな趣がある美術館です。
深沢さんの繊細なタッチの山野草の絵が観賞できます。
花が描かれている水彩画や油絵、友人に宛てた絵葉書などの展示があります。
野の花美術館入館料は大人(高校生以上)700円 小中学生 400円となっています。
軽井沢タリアセンのランチ
美しい花や芸術に触れた後には食欲も満たしましょう。
「レストラン湖水」
改札口改札からしばらく進んだ湖畔に立つオープンテラスのレストランです。
地元の野菜をふんだんに使った美味しいお料理がおすすめです。
タリアセンオリジナルカレーや御牧ヶ原の白いもコロッケも美味しいですよ。
<ランチセット>
御牧ヶ原のじゃがい芋コロッケ
小諸高原名産の白いもを使用した天然甘味のホクホクコロッケ2種 1000円
信州産みゆき豚のロースカツ
長野県飯山で育った健康豚を贅沢に肉厚カットしたロースとんかつ 1600円
福味鶏のトマトソース煮
長野県でのびのび育った高タンパク低カロリー鶏肉のトマト煮込み 1700円
国産豚の赤ワイン煮込み
国内産豚を赤ワインでじっくり柔らかく煮込んだ風味満点の肉料理 1800円
「旬菜パスタの店 レストランソネット」
湖畔の右手、ことりがよぶ道の先にあります。
明治44年建築の軽井沢郵便局の局舎だった建物なのです。
2階は「深沢紅子、野の花美術館」となっています。
ノスタルジックな空間で、四季折々の旬菜を使った本格パスタをお楽しみください。
<ランチセット>
本日のスープ、サラダ、スパゲッティ 1300円
「軽井沢バーガーカンパニー」
改札口の先にあります。
信州黒毛和牛100%使用したビーフパティを堪能してください。
軽井沢バーガー
特製バンズ、黒毛和牛パティ、レタス、トマト 650円
軽井沢チーズバーガー
特製バンズ、黒毛和牛パティ、レタス、トマト、チーズ 750円
軽井沢アボガドバーガー
特製バンズ、黒毛和牛パティ、レタス、トマト、アボガド 850円
「一房の葡萄」
有島武郎の別荘であった「浄月庵」1階をカフェとしているのです。
音楽と共に、古き良き軽井沢の香りの中で、コーヒーやスイーツでくつろいでください。
明治から続く避暑地の歴史を感じてみましょう。
まとめ
軽井沢の涼冷な空気の中で、たくさんのバラに囲まれて過ごす一時は、まるで夢の中のようです。
タリアセンはとても素晴らしい自然が生きたバラ園になっています。
バラの香りをじっくり味わってください。
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