あさイチ2020/1/4の美と健康油の新常識でオメガ3の重要性

本日、2020年1月8日 NHK のあさイチでは「美と健康油の新常識」という番組が放送されました。

以前から油についてはオメガ3がいいいいと聞かされていましたが、なかなか理解できないでいました。

なぜいいのか、どう付き合っていったら良いのか、ということがはっきり分からなかったのです。

 

それがNHK のあさイチの番組で油のことをやっていて、オメガ3とのつきあい方などがわかりました。

あさイチでは「オメガ3」と「オメガ6」という油をバランスよく摂取することが重要なんだそうです。

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目次

オメガ3とオメガ6の理想のバランスとは

「オメガ3」と「オメガ6」のバランスが大事と言いますが、ではいったいどんなバランスがいいのでしょうか?

下記の調査の結果から、オメガ3とオメガ6のバランスは「1:2」がいいということがわかりました。

 

バランスが崩れると動脈硬化がおこりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まってしまいます。

血液中のオメガ3とオメガ6の調査

食事

番組では、福岡久山町というところで、3,000人の血液中のオメガ3とオメガ6を調査しました。

そして追跡して心臓病での死亡リスクを計測しました。

 

すると、血液中の「オメガ3」より「オメガ6」が増えると、死亡リスクが上昇したのがはっきりわかりました。

 

 

ですからバランスを超えてオメガ6が多くなってしまうと気をつけなくてはなりません。

でもなぜ死亡リスクが高くなったんでしょう?

動脈硬化が起こったのです。

 

バランスが崩れると動脈硬化がおこりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まってしまうそうです。

その結果からもオメガ3とオメガ6のバランスは「1:2」がいいということがわかります。

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バランスが崩れると

他にもこのバランスが崩れると花粉症やうつ病などにも関係してくるそうです

研究では妊娠前の脳の状態をスキャン、その後妊娠24週の脳のスキャンと比べました。

すると、妊娠後の方に脳の萎縮が見られました。

この実験の場合は妊娠24週で約5%が小さくなりました。

 

これは赤ちゃんの脳が発達するために足りない油であるオメガ3不足があった時、母親の脳(脳は多くの油を含んでいる)から摂るのではないかと考えられます。

 

この脳の萎縮が妊娠中や妊娠後にマタニティブルーや産後うつに陥りやすくなることと関係があるということです。

なるほどですね~!

 

また冬などの肌が乾燥しやすくなる時にオメガ3をとっていると、皮膚の奥にオメガ3がたっぷりあると、内側からオメガ3がみずみずしい細胞を表面に出してくれたりするのです。

他にもいろいろ関係することがあります。

 

心筋梗塞、脳梗塞、肝臓がん、乳がん、イライラや夫婦仲まで関係するそうですよ。

オメガ3が体にいいということはわかりましたが、どうとればいいのでしょうか。

まただいたいオメガ3とオメガ6の脂肪酸とはどういう油でどんな働きをしているのでしょうか

オメガ3とオメガ6の働き

油

オメガ3とアメガ6は必須脂肪酸です。

この2つは反対の働きをしています。

 

オメガ6は血液を固めます。

オメガ3は血液をサラサラにします。

ですので、この2つのバランスが大事ということです。

オメガ3脂肪酸とは

スーパーで売られている油では「エゴマ油」「亜麻仁油」などはオメガ脂肪酸です。

また食品ではイワシサンマサバなどの青魚くるみサケなどに多く含まれています。

 

これら魚の数十兆の細胞の材料にオメガ3が含まれているのです。

オメガ脂肪酸の役割は細胞をしなやかにする働きや血液をサラサラにする効果があります。

血のめぐりが良くなるんですね。

ですからオメガ3脂肪酸を十分にとっていると全身の細胞の働きが良くなります。

オメガ6脂肪酸とは

魚のおかず

一般に売られているサラダ油などがそうです。

また食品では鶏肉・豚肉・牛肉の脂に多く含まれています。

 

オメガ6の脂肪酸とは体の中で血液を固める働きがあり、怪我をした時に血を止めたりすることに役立っています。

しかしオメガ6が体内で過剰になると心筋梗塞脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こす可能性があります。

日本人はオメガ6が過剰

前述した通り油の理想のバランスは1対2です。

オメガ3脂肪酸が1でオメガ6脂肪酸が2の割合になります。

 

このバランスが崩れてオメガ6脂肪酸が多くなると急激に死亡リスクが高くなるなります。

現在の日本人はオメガ6の過剰摂取にあるとされています。

 

なんと調査によると、日本人の多くは「1:10」の比率になっている人が多いそうです。

番組のアナウンサーがこのバランスを血液検査をして計ったところかなり偏っていました。

 

番組ではこのアナウンサーは結構、栄養的に健康的な食生活をしているようでした。

それにも関わらず、なんと血液検査の結果は、オメガ3が1とすると、オメガ6は7.5倍もありました。

 

オメガ6という脂肪酸は知らずしらずのうちにとってしまっていのです。

ドレッシングなど普通の食品にたくさん含まれているのです。

 

この調査結果のあと、このアナウンサーは1ヶ月の間、食事を指導してもらって実行しました。

 

その結果、なんとこのアナウンサーの油の比率は「1:1.4」という比率になりました。

食事でそこまで変わるなんて、びっくりですね!

ではどうオメガ3をとっていけばいいのでしょうか?

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オメガ3の摂取量

厚生労働省ではオメガ3(EPA DHA)を1日1000 mg 以上を推奨しています。

理想の一体にを目指すためには二日に一回は魚にする必要があるということです。

オメガ3が多い食品を毎日食べることが必要なんです。

 

では1日1000 MG 以上のオメガ3とはどのくらいの量を指すのでしょうか。

以下データはあさイチのものです。

サバ 2120mg
サンマ 3780mg
マグロ(トロ) 5810mg
サーモン 1590mg
イワシ 2100mg
うなぎ 2420mg
カキ 290mg
ムール貝 280mg
いくら 4700mg
たらこ 1190mg
あん肝 7680mg
くるみ 8960mg
エゴマ油 58,310mg
アマニ油 56,630mg
しそ油 60,000mg
サチャインチオイル 48,600mg

魚以外の食品ではなかなかオメガ3を1000mg以上とるのは難しいようです。

ではどうやったら効率よくオメガ3をとれるのでしょうか?

オメガ3を効率よくとるには

オメガ3を効率よくとるには、オメガ3の油を直接とる方法もあります。

コーヒーやみそ汁にティースプーン1杯をそのまま入れる。

コーヒーに小さじ1杯でオメガ3が約2500mgとれます。

味はそれほど気にならないと言います。

 

ただし、αリノレン酸(体内でDHAやEPAに変換される)だと最大で10%のEPA・DHAしかとれないのです。

 

そう考えると、魚が一番多く気軽にとれます

そこで魚の缶詰の利用をおすすめします。

魚の缶詰は超簡単便利です。

魚の缶詰の利用

さば缶

手軽にオメガ3をとるために魚の缶詰を使わない手はありません。

特にオメガ3は、タンパク質と一緒にとることがいいので、缶詰はその点でも優秀です。

それでは各缶詰にどのくらいのオメガ3がとれるのでしょう。

サバ味噌煮缶 2786mg
イワシ味噌煮缶 2523mg
サンマ味噌煮缶 2200mg
サバ水煮缶 2633mg
イワシ水煮缶 4073mg
サンマ水煮缶 3142mg

缶詰は骨ごととれるのもいいですね。

ぜひ使っていきましょう。

まとめ

オメガ3とオメガ6のバランスが大事なんて知りませんでした。

オメガ3をもっと意識してとっていこうと思います。

 

今まで食事にはなんとなく気をつけていたつもりだったのですが、この番組を見て全然わかっていなかったことを思います。

 

体にいいと聞いてはいてもなかなかとるのが難しいオメガ3ですが、缶詰を併用していけばなんとかなりそうですよね。

今は缶詰のレシピも多く出回っています。

いろいろなレシピを活用しながら、上手に取り入れていきたいです。

そして食生活に気を配っていきましょう。

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