この10月には豊洲へ移転となってしまいます。
その前にここで今しか食べられない味を味わっておきませんか。
はじめに築地市場についての概要をお伝えしますね。
目次
東京中央卸売市場築地市場
【所在地】東京都中央区築地5-2-1
【業務開始】昭和10年2月11日
【敷地面積】230,836平米
【1日当たり取り扱い数量】
・水産物 1676t 約16億円
・青果 1095t 約3億円
【アクセス】
地下鉄
・都営大江戸線 築地市場駅 A1出口より徒歩約1分
・東京メトロ日比谷線 築地駅 1番、2番出口より徒歩約1分
・東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 5番、6番出口より徒歩約5分
都営バス
・東京駅南口から豊海水産埠頭行き(都04)、晴海埠頭行き(都05) 築地三丁目下車
・新橋駅から業平橋行き(業10) 築地三丁目下車
・新橋駅から築地中央市場行き(市01) 築地場外市場下車
・錦糸町駅から築地駅行き(錦11) 築地駅下車
車の場合は近隣駐車場の利用となります。
公共交通機関をご利用になることをおすすめします。
【豊洲市場開場】2018年10月11日(木)
所在地:東京都東京都江東区豊洲6丁目3番1号
築地市場の場内おすすめランチ
どこで食べても美味しいものしか出てきません。
美味しいものを知り尽くした人が食べにくる店ですからね。
ちょっとおじゃましてみましょう。
<築地市場の場内の定休日>
各店とも定休日は日曜、祝日そして市場がお休みの日ということになっています。
磯野家
【営業時間】8:00~15:00
季節限定ランチがあります。
私は、3月下旬に行って冬の定番の「かきめし」をいただきました。
築地市場正面から入った、一番始めに出てくる(10号館)所です。
隣には同じ名前の姉妹店の寿司店があります。
右の寿司店は豊洲の方へも移転します。
しかし、お隣の2階へ上がったところにある磯野家さんのかきめしは、もう食べられなくなるそうです。
かきめしはこれで食べ納めとなってしまいます。
とても残念です。
私が選んだのは、かきめしセット(冬季)でカキフライとかきめしがセットになったもの。
かきめしは小と大があり、大の方には見えているご飯の上にのっているカキの下にもカキが埋まっています。
※かきめし大は760円
ご飯もカキの味がしっかり染み込んでいて、カキもふっくらと美味しく、柚の香りもとてもいいです。
もう、おいしくてたまりません!
ぜひもう味わうことのできない「かきめし」を味わってもらいたいです。
季節の限定メニューは定番のメニュー表の中にはありません。
外に貼りだしてあります。
大和寿司
【営業時間】5:30~13:30
一番人気のあるお店です。
築地を代表するお寿司屋さんです。
必ず行列ができています。
1時間以上は待たなければなりません。
寿司大
【営業時間】5:00~14:00
行列ができているため、12時頃には行列最後尾に受付終了の札が立ちます。
握り10貫、巻物、玉子、お椀、さらにサービスの1貫がつく『おまかせ』が大人気です。
こちらも長時間待つ覚悟がいるようです。
天房
【営業時間】7:00~14:00
上天丼、芝エビ穴子天丼、天丼などのほかにも、お好みで味わうこともできますよ。
天丼は芝エビ、ホタテ、キス、野菜など8種の内容です。
小田保
【営業時間】4:00~13:00
カキがおすすめです。
カキフライ定食、カキバター定食、カキミックス定食がありますよ。
フライ盛り合わせ定食、アジフライ定食なんかもいいですね。
唐揚げ定食もあります。
大粒のジューシーなカキを堪能できます。
とんかつ八千代
【営業時間】5:00~13:00
築地市場の歴史とともに80年の名店です。
アジフライ、チャーシューエッグ、車エビ、ホタテなどが人気のようですね。
アジフライはふわふわなのだそうです。
鳥めし 鳥藤 場内店
【営業時間】7:00~14:00
鶏肉卸問屋直営の親子丼のお店です。
厳選された鶏肉と卵のコンビネーションが絶妙です。
水炊きそばというのも人気なのですね。
鶏肉の旨味がぎゅっと詰まった滋味深い味わいなのです。
鶏めしも定番ですね。
高はし
【営業時間】8:00~13:00
(魚が無くなると閉まります)
赤メバル煮、本マグロ赤身刺身、焼き時鮭、どれをとっても、品質、ボリュームともに納得の内容なのですね。
穴子丼も美味しいですよ。
中栄
【営業時間】5:00~14:00
大正元年創業の老舗印度カレー店です。
インドカレー、ビーフカレー、ハヤシライス、合がけ、どれも美味しいですよ。
龍寿司
【営業時間】6:30~14:00
比較的に行列が短いようですね。
でも美味しさはひけをとらないようですよ。
築地市場の扱い品
築地市場は水産物および青果を扱う総合市場です。
東京都内のみならず関東近県に広く商品を供給しています。
特に水産物に関しては世界最大の市場といえる規模なのです。
生鮮食料品が国内各地そして海外からも入荷しています。
水産物約480種、青果物約270種を取り扱っています。
1日の入場人員は4万人を越えています。
入場車両台数はおよそ2万台となります。
築地市場での買い物
場内でも一般客も買い物をすることはできます。
仕入れということになりますけどね。
プロの皆さんの邪魔にならないように気を付けてください。
仲卸のお店はだいたい9時頃には店じまいとなりますから、8時を過ぎて閉店前までなら比較的にゆっくりしていると思います。
そのくらいの時間に買い物をしてみましょう。
水産物の買い物
仲卸のお店は専門店ですですから、魚の種類で分かれていますね。
鮭、魚卵、練り物、エビ、干物、マグロなどでしょうか。
どういう量で売ってもらえるかはお店次第となります。
しかしたいていは希望通りの買い物ができますよ。
築地市場の見学
マグロの競りの見学は人気があります。
現在の築地市場では最大先着120名に限定されています。
豊洲ではどうなるのでしょうね。
築地市場の見学の受付
勝ちどき門入口横のお魚普及センター1階で受付です。
その日にもよるでしょうが、午前3時には、到着していた方が確実でしょうね。
どこから出発されるかわかりませんが、早朝というよりも深夜活動となりますね。
受け付け後、時間になりますと部屋に集められて事前の説明と注意を聞きます。
外国人が多いですよ。
好きなんですね、こういうの。
彼らのために英語の説明もあります。
冗談なんかも言ったりして和やかになるようですよ。
いたれりつくせりですね。
最初の60人が5:50から見学開始です。
見学時間は15分間です。
あっという間ですね。
競りは複数の箇所で同時に行われていますね。
2番目の60人は6:05からです。
豊洲での見学
この10月には豊洲へ移転となります。
いろんな問題があって大変かもしれませんが、また新しい市場の姿を見せてくれることでしょう。
温度管理が完璧で、人と車両の通路が分離しているそうですよ。
清潔で安全な市場に是非訪れてみてください。
マグロの競りもデッキから見学できるようになるそうです。
まとめ
築地市場の場内のお店は、豊洲移転に伴ってなくなってしまうものもあります。
ぜひ、その前に食べておきたいですね。
その味と風情を今のうちにぜひ感じておきましょう。
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