今全国にいくつのよさこい祭りがあるでしょうか。
数えるときりがないですよ。
札幌、仙台、名古屋、横浜。そして東京の池袋や原宿。
呼び名は様々ですが、内容は『よさこい祭り』なのです。
まだまだ他の地域にもありますよ。
高知市観光協会のHPには全国に204ものよさこい祭りがあると記載されていますね。
それらのすべてのよさこい祭りの大本は高知のよさこい祭りなのです。
全国に波及しているこのお祭り、いったいどういうものなのでしょうか。
目次
高知よさこいまつりについて
2019年の高知よさこい祭りは、8月9日から12日に渡って高知県高知市にて開催されています。
この期間の降水確率が統計的にもっとも低いということになっているようです。
今年は第66回ということになります。
今年のポスターのコピーには、「本家・よさこい土佐の夏」となっています。
この4日間で、約100万人の人出となるそうです。
1954年に第1回のよさこい祭りが開催されました。
高知の夏を盛り上げようと、高知商工会議所青年団により実施されたのでた。
パレード形式で、グループで踊りを披露しながら練り歩くという感じですよね。
これは徳島の阿波踊りの影響を受けているものでした。
地方車(じかたしゃ)と呼ばれるトラックに音響設備を載せて音楽を流し、その後についてよさこい踊りを舞うのです。
パレードの途中に、演舞場、競演場と呼ばれるステージで演技を披露し、そこでは審査もされるということなのですね。
もともとは盆踊りスタイルの踊りだったのですが、様々なアレンジができ、ロック調であったりサンバ調であったりするのです。
しかし、ルールというものがあってそれを守らなければならないそうですよ。
1つのチームは150人以下であること。
鳴子を持っていること。
曲によさこい鳴子踊りのメロディーが入っていること。
だそうです。
現在は、200チームが参加し、踊り子の総勢は約2万人となっているそうです。
高知よさこい祭り2019の日程
8月9日(金) 前夜祭 16:00~21:00
前年の表彰チームの踊りの披露
納涼花火大会
8月10日・11日 本番 11:00から
各チームのパレード、ステージでの踊りの披露
8月12日 後夜祭・全国大会 12:30から
受賞チームおよび全国からエントリーされたチームの踊りの披露
高知よさこい祭り2019の見どころ
各チームの個性溢れる演出は、今年はどう見られるのかが楽しみです。
高知よさこい祭りの衣装
かつては、盆踊りの浴衣姿だったわけですが、今ではいってみれば何でもありです。
和服調の物から、トロピカル風のもの、無国籍風のものと様々です。
高知よさこい祭りの踊り
「鳴子を鳴らし前進する」というルールのほかは自由です。
一糸乱れぬ迫力ある舞踊が見られるようですね。
高知よさこい祭りの音楽
これもまた「よさこい鳴子踊り」のフレーズが入っていればOKということで、自由なのですね。
予想外の音楽が楽しめるようです。
高知よさこい祭りの地方車
美しく装飾された地方車も見どころです。
高知よさこい祭りの鳴子
写真が鳴子です。
踊り手は鳴子を手にしていなければなりません。
鳴子の打ち方も審査基準となっているのだそうです。
高知よさこい祭り2019のおすすめスポット
9ヶ所の競演場と7ヵ所の演舞場があります。
競演上でのパフォーマンスが審査対象となるのだそうです。
各チームの力が入る、追手筋本部競演場の桟敷席での観覧がおすすめですね。
桟敷席がありますよ。
有料で、指定席1800円、自由席1300円となっているそうです。
6月25日からチケットピア、ローソンチケット、イープラスなどで販売されるそうです。
この桟敷席観覧を含むツアーも販売されているようですね。
阪急交通社、「四国二大夏祭りと鳴門の渦潮・大歩危峡2つの遊覧3日間」、東京駅出発、2泊3日で12万円です。(2018年の情報です)
この高知よさこい祭りと徳島阿波踊りを観光できるツアーとなっています。
また、クラブツーリズムも「よさこい祭りはホテルから会場まで徒歩圏内 四国の夏の風物詩 よさこい祭りと阿波おどり3日間」が発売されていたりしました。(2018年の情報です)
東京駅出発、2泊3日で89,900円です。(2018年の情報です)
混雑を避けるおすすめの場所
観光客で激しい混雑となります。
周辺道路は交通規制されますので、車を利用される際はご注意ください。
駐車場はこの期間は料金がアップしていることもあるようです。
路面電車がありますので、利用されると便利なようですよ。
JR高知駅で下車し、路面電車を利用して、各演舞場、競演場をめぐるのがおすすめなのです。
できるだけ混雑をさけて観覧したい方におすすめな場所もあるようです。
秦演舞場、イオンモールにあります。
旭演舞場、万々演舞場、梅ヶ辻演舞場などは比較的ゆったりしていることが多いです。
市内中心部から少し離れているためのようです。
また、帯屋町演舞場やはりまや橋演舞場はアーケードがあり、日陰で観覧できるそうです。
大混雑ではありますけどね。
でも、お祭りで人がいっぱいいなかったら、活気がないですよね。
この賑やかさがいいんです。
まとめ
暑い屋外での観覧となりますので、熱中症対策が必要となります。
帽子や日傘と水は忘れずに!
踊り手さんの熱気にもやられてしまわないようにご注意ください。
音響がかなり大きいですから驚かないようにしてくださいね。
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